「ほっしゃん」様より、7月16日に京都パルスプラザで開催された個別握手会のレポートをいただきました。
この日、ひめたん生誕祭Tシャツを着ていた筆者。しかし、このTシャツのまま他メンバーを回るのは失礼と、巧妙にカモフラージュするが、衛藤美彩さんはそれを見逃さなかった――。
ほっしゃんさんの「M気質」と、みさ先輩の「神対応」。
その先に見えた、握手会の真髄に感動の涙が降り注ぐ!
(以下、ほっしゃん様レポートです)
第2部終了後にひめたんこと中元日芽香さんの生誕祭(復帰祭)があったので、今日はそっちメインで、そつなく新内さんと衛藤さんと楽しく平和に握手して終わろう、という構想でした。1部の新内さんはいじり入れつつも無難に終わり、ひめたんとはガッチガチの会話を続け、2部と4部に取っている衛藤さんのレーンに並ぶわけです。その日はひめたんの生誕Tシャツを着ていましたが、他の子のレーンで堂々と着るのは失礼だなと思って、上にTシャツを着て、対策は万全・・・なはずだった。
あの瞬間までは。
以下は、事件現場における記録である。
(以下、み→衛藤美彩、ほ→僕とする)
み「あっ、ほっしゃん!」
ほ「シングルのジャケ写さ、すごく可愛かったよー」
み「ありがとうー」
剥がされる直前。ふぅ・・・何とかバレずに乗り切った・・・と思ったその瞬間。
彼女はおもむろにTシャツの丸首の部分を引っ張った。
もちろん中にはピンクのひめたん生誕Tシャツ。
み「何着てんだよ~おい~」
激しく動揺しつつ、逃げるようにレーンを出る。
まさか・・・気付かれるとは・・・
確かに上に着ていたTシャツとサイズが微妙にずれていてピンクが見えた可能性はある。だがそれをたった数秒間の握手で見つけるとは・・・恐ろしい。そう言えば前に乃木坂ポリスとかけて「逮捕してください」って言ったら長く考えた末「浮気の罪で逮捕する!」とか言われて内心ビビったりもしてたっけ。その仕留められる姿は、まるで牽制でアウトにされたランナーのようだったかもしれない。
しかしバレてしまったものは仕方ないし、なんせ証拠が決定的すぎる。ここは(ひめたんの件については)全面的に認めて白状しよう。そう心に決めて2枚目へ。
み「ほっしゃん」
ほ「ついにバレましたか・・・」
ここでカミナリが落ちるのを覚悟したのは言うまでもない。
み「愛のムチ!(チョップする振り)」
ふおおおおおお!むしろご褒美だよ!もっとして!もっとしてください!
とは言えないので。
ほ「13枚目からバレないように行ってました・・・」
(マジです。1年半ちょい守り続けてきましたが、この日にて陥落)
み「バカチン!」
おかしいな、怒られてるのに・・・怒ってる顔も可愛いではないか・・・これって・・・カ☆イ☆カ☆((ry
とりあえずニヤつきを隠せずレーンから出ました。ヲタクやばいってハッキリわかんだn((ry
2部終わりのひめたん生誕祭。「アイドルとして今までやっていたことが、休んでみて当たり前じゃないと気付いた。スタッフさんやファンあってこそ」というような内容のひめたんのスピーチを聞いて、「こちらこそ応援できてるのは当たり前じゃないよ、アイドルでいてくれてありがとう、いや生まれてきてくれてありがとう」というエモーショナルな感情を抱きつつ、4部、その日最後の衛藤さんレーンへ。1枚でその日出演のらじらー!のお話をして、いざラスト。
ほ「今日最後!てかアルバム最後!」
こちらが目を見て言ってすぐでしょうか。僕の指と指の隙間にぐっと深く彼女の指が入る感触がしました。一瞬何が起こったか理解出来ず、握手会では久々に頭が真っ白になりました。手元を見ると、やはりそうです、恋人繋ぎです。完全な不意打ち。
僕が顔を上げると、彼女はじっと目を見て言いました。
み「離れんように・・・恋人繋ぎ♡」
いやぁ、完全に一本取られたなぁ。彼女が本当に僕を許したのかどうかは分からない。それでもこの一言でああ、すげえなと素直に思ったし、ナイスリード!と唸らせられるような返しでしたね。
頷いて、もちろんこう返しましたよ。
ほ「また18枚目もね!」
極論、「浮気者は知りません!」と怒って喧嘩別れだって有り得たわけです。それをこうマンガみたいにうまくこの一言でまとめた。「神対応」と言われる所以はここにあり、と感じさせられた、一連の浮気事件でしたとさ。
この一件で感じたのは言葉のキャッチボールに関してでして・・・仮に握手会において我々ファンがピッチャーとしたら、彼女たちアイドルはキャッチャーです。(そう言えばドラマ「初森ベマーズ」で衛藤さんはキャッチャーでしたね)
会話は言葉のキャッチボールとよく例えられますが、投げる側と受ける側の連携が重要となってきます。とんでもないボールを投げたら、当然キャッチャーは捕れません。もちろんキャッチャーが居なければボールを投げても捕る人はいません。だから、言葉を受け止めてくれるキャッチャー側、つまり握手会だとアイドルにすごく感謝したいなと。ピッチャー側が過信して取れないようなコースのボールを投げたのに、「何で捕れなかったんだ」と文句を言ったりしたとしたら、それは違うんじゃなんじゃないのと。(そもそも捕る姿勢がなかったり、わざと捕らなかったりとかならアレですけど、それは判断が難しい)
今回は彼女のリードに本当に助けられました。とんでもなく素晴らしい衛藤美彩という存在に出会えたことを、本当に嬉しく思いつつ、18thもレーンに並びたいと思います。
今回はこのような結末となりましたが、皆さんも浮気バレにはくれぐれもお気を付けくださいw
コメント
コメント一覧 (3)
たとえ、かりそめだろうと、虚構だろうと、そこには確かに人と人との絆がある、と思わされました。
あー、しかし恋人繋ぎ本当に羨ましい…()
私は一神教なので浮気の心配自体がありませんが、みさ先輩の素敵な大人対応に感心致しました。
九州風味の「離れんように...」が凄まじい威力ですね(笑)
今度、中学生の服でチャレンジしてみようと思います(笑)
コメントする