(コンテスト概要はこちら)
第2回小説コンテストの大賞、準大賞を発表いたします。
たくさんの投票ありがとうございました。
「水着」をテーマに紡がれた6つの作品。
大賞に選ばれた作品は、これだ!
第2回ノギザカッション小説コンテスト大賞は――
君と僕は、今日はじめて――
作者:管理人(雪崩式ジャーマン)
出来レースみたいになってしまい申し訳ありません。実は第1回の盛り上がりを見て、沸々と闘志が湧き、今回参加を決めました。「これ書いたの、管理人さんですよね?」とどれだけの方に聞かれたことか……くどい言い回しは隠しようがないですね。投票してくださった皆さま、ありがとうございました。
"水着"と"山崎怜奈"を脳内で掛け合わせ、そして生み出された作品です。少しでもれなちの魅力が伝われば幸いです。なお背中合わせの恋は決して実体験ではございません。こんな青春したかったなぁ。
続いて、準大賞の発表です!
第2回ノギザカッション小説コンテスト準大賞は――
いつもと違う夏
作者:ねこなべ(@neko_naben)
主人公視点とヒロイン(飛鳥)視点が交互に描かれ、登場人物たちの心理状態がわかりやすく描かれています。また、内容のおもしろさだけでなく、会話主体の文章もテンポがよく、気づけば最後まで一気に読んでいる"ヒキ"の強い作品でした。「いつもと違う夏」が終わり、「いつもと違うふたり」がはじまるんでしょうね。実に爽やかな物語でした。
準大賞おめでとうございます!
以上、大賞、準大賞の発表でした。
つづいて惜しくも入賞を逃した作品についても、作者名とあわせて、一言感想を述べさせていただきます。(順番はエントリー順)
フルーツパーティー
作者:匿名希望
消えたフルーツゼリーを探るミステリー。さまざまなメンバーが登場し、その個性がいかんなく発揮されていました。ラストのオチからエンディングへとスムーズに流れていき、心地よい読後感を味わえます。結局、メンバーのわちゃわちゃが見ていて一番楽しい!
Understand
作者:サマツリ(@summer_tree3529)
とても短い作品ですが、その中に衛藤美彩さんの魅力がぎゅっと詰まっています。作者が登場人物を理解していなければ、魅力なんて伝わりようがありません。でも逆に、しっかりと理解していれば、短い言葉の中に良いところを詰め込み、人物を最大限にアピールすることは可能です。そのお手本のような作品だと思います。
パン一の國
作者:神様、僕は築いてしまった
最初、原稿を受け取ったときに驚きました。なんじゃこれは!と叫びました。きっとこの作品を読んだ方はみんな同じ感想になるでしょう。もう賞賛と感嘆の言葉しか出ません。水着がテーマです。確かに水着をテーマにしています。しかし、まさかこうくるとは……。作者様の発想力と、それを文章化する筆力に「まいった!」と白旗をあげたくなる作品でした。
てぃんさぐの詩
作者:りりあんおじさん
一生は一瞬のきらめきです。しかしその刹那に、人は幾重もの歴史を紡ぎ、幾つもの奇跡を体験します。この作品に描かれているのは、そんな歴史と奇跡の物語。読み終えたとき、心に希望の光が灯るでしょう。そしてその光が照らす先に、"彼女"がいます。
以上、第2回ノギザカッション小説コンテストの結果発表でした。
このコンテストを通じて、書く楽しみ、読む楽しみが広がれば幸いです。
投票によって大賞を決めていますが、
あなたが一番気に入った作品が、あなたの大賞であることに間違いありません。
よろしければぜひ、一言で構いませんので、お気に入りの作品に感想をお願い致します。
小説を投稿してくださった皆さま、投票してくださった皆さま、ありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (9)
個人的には、先の展開がどういう風になっていくのか予想がつかない作品が好みですが、いろいろな作風のものが読めるというのは面白いです。
個人的な予想としては、大賞は、単純に笑えて面白かった「パン一の國」かな、準はどれになるんだろう…視点によって評価は大分変わるだろうなあ、混戦かなあ…という感じでした。「てぃんさぐの詩」は、ハッピーエンド好きとしては少し悲しいのですが、こういう作品を書ける方は少ないんだろうなあと思い、ちょっと感動しました。自分は、大賞「パン一の國」、準大賞は「てぃんさぐの詩」に投票しました。
「いつもと違う夏」のストレートな甘酸っぱさ、読みやすさ、きゅんきゅんする感じ、飛鳥ちゃんこういうセリフ言いそうだなあっていう感じ、これも来るかもしれないと思ってました。
作者が予想していた人と違うものもありましたが(管理人さん以外の作品でも)、作者名がひどいw方もいらっしゃって。その手があったか…。
サー・アダムズ三世乃木坂派様も、次回はぜひこの中にも参加してください。
ナダル式シャーマンとか、適当なペンネームつけて、別人だと言い張る(そしてみんなにいじられる)パターンも楽しいかなと思うのですが、正直に名乗り出てしまうところに、誠実さを感じました。笑
作品としても、大賞にふさわしいと思います。感想は個別記事の方で。
準大賞も、爽やかさにあふれた、感情移入しやすい作品で、人気が高いのもうなずけますね。
個人的にはパン一の國がお気に入りなので、ここのコメント欄で人気なのがうれしかったです。
他の作品も、楽しい時間をありがとうございました。またコメントさせてもらいます。
ボクの中ではパン一の國が圧倒的でしたが、きっと今も昔も若者はこういう甘酸っぱい青春ものが好きなのでしょう!ボクも中学生の時分にBOYS BEとか読んじゃってましたし。
そろそろ、監視されてるわ、の続きもお願いいたします!
てぃんさぐの詩、パン一の國、はやはりインパクトありましたね~。特にパン一の國は電車とかで読むと非常にいい腹筋運動になりましたわ
ちなみに途中で送ってしまったコメントの最後のわ→笑です。
作品拝見しました。中高生よりも年が上の、少し大人の恋愛。相手を、お互いを理解するという点に焦点を当てた、素敵な作品だと思いました。みさ先輩のことをよく見てらっしゃるんだろうなあというのと、みさ先輩に対する愛(まっすぐな、尊敬のようなものも含む)を感じました。次回も見てみたいです。長編とかも。
ありがとうございます。実はこの作品、先日発売されたみさ先輩の写真集を下敷きにして書いたものです。
人間、完全なる理解は限り無く難しいこと、或いは不可能なことだと考えます。それでもなお、相手のために相手のことを理解したい、分かりたい、分かり合いたい、或いはそうでなくとも一緒にいたい、と思うのも1つの愛情なんじゃないかなあ、と考えてます。
ちなみに、僕もみさ先輩と同じ学年、92年組です。中高生のような瑞々しさは流石に失われてしまいました笑
私の人生の集大成とも言える渾身の作品で惜しくも受賞を逃し、二度と小説など書くものかと非行に走っていましたが、一部マニアの方々から熱い支持を頂いていたようで、この場をお借りして御礼申し上げます。
たまたまこのノギザカッションを通りかかりコンテスト募集記事を目にしたのですが、締め切りまで後3時間しかなく、慌てて30分程で一気に書き上げた超力作でした。
私にとっては処女作になりますが、構想自体は15年以上前から温めておりました。
もし受賞したらこの後、高崎山篇、マッキンリー篇、エベレスト篇と続き、最終的には全12部というスケールの大河小説にする予定でした。
内容に関しては舞台となる山が変わるだけで、基本的なストーリーは細部まで全て同じという画期的な試みでしたので非常に残念です。
次回参加するかどうかは未定ですが、来週からL.A.にでも行って新作の構想を練りたいと思ったり思わなかったりです。
ともあれ、ご支持頂いた皆様、本当にありがとうございました!
コメントする