「サ-・アダムズ三世乃木坂派」様より、中元日芽香さんの卒業に対するエッセイをいただきました。
推しメンの卒業発表。
その現実に真摯に向き合ったエッセイです。
こみあげる感情のほとばしり。
おさえきれない言葉の数々。
その向かう先にあるのはきっと、あなたの笑顔――。
(以下、サ-・アダムズ三世乃木坂派様のエッセイです)
2017年8月6日
その日を、僕は決して忘れることはないでしょう。なぜなら、僕の推しメンのひめたんこと中元日芽香さんが卒業を発表した日なのだから。
それは突然でした。
「私、中元日芽香は乃木坂46を卒業します」
僕はその時、一瞬で頭が真っ白になりました。何が何だか分からなくなりました。それほどひめたんの卒業は、僕にとっては受け入れがたいものでした。
僕は、1年くらい前までは乃木坂はおろか、アイドル自体興味がありませんでした。何処かのアイドルメンバーが卒業を発表すると、「卒業しないで欲しい」だとか、「悲しい」とかいろいろな声をテレビやネットで見るたびに、「なに言ってんだコイツらバカバカしい」と思っていたほどでした。でも、その時はまさか自分が身を持ってそれを実感することになるとは、露にも思っていなかったです。
僕と乃木坂との出会いはラジオでした。1年ほど前引っ越しをした時、父が勧めてくれたとあるラジオ番組に斉藤優里さんが出演していました。それがきっかけで乃木坂にどんどん興味が出て来ました。ある意味、ゆったんが僕と乃木坂をつないでくれたといっても過言ではありません。
で、何で僕がひめたん推しになったかはNogiza-Cafeで書かせていただいたので割愛します。(笑)
で、何で僕がひめたん推しになったかはNogiza-Cafeで書かせていただいたので割愛します。(笑)
ともかく、ひめたんの卒業について少し書きます。
卒業理由として「体調」が挙げられていました。体調は、しっかり管理しているつもりでも崩してしまうものです。ひめたんの場合、体の病気なのか、心の病気なのかは僕にははっきりとは言えませんが、本人にとってはつらい休養期間だったかもしれません。ただでさえ病気でつらいはずなのに、仲間がどんどん活躍している姿を見るのはもっとつらかったのかな…と。もちろん、応援する気持ちもあったかもしれませんが。そして復帰。ファンはどれだけ待ち侘びたでしょう。ひめたんもやる気に満ちていたはず。その中で、ちらっと卒業という選択肢も、もしかしたら頭の中にあったのではないかと。あくまで僕の推測ですが。
「サポートに応えられなかった自分を情けなく思います」
「私、アイドルとして優秀ではなかったと思うんですね」
引用:乃木坂46中元日芽香公式ブログ(お知らせ)より
卒業発表をした次の日のブログにこんな言葉がありました。サポートになかなか応えられない、さらには自分をアイドルとしては優秀ではないとまで言っています。
でも、本当にそうでしょうか?
選抜入りの回数でいえばあまり多くはなかったかもしれません。が、選抜が全てではありません。アンダーメンバーの中にはアイドルとしてのポテンシャルが高いメンバーは沢山います。ひめたんはその中でも特に輝いているメンバーだと思います。
ラジオでのトークは面白いし、乃木どこ・乃木中でも、持ち前の明るさ・可愛さを生かし、いつも僕らファンを笑わせてくれたり、元気付けてくれたり。そんなひめたんが、アイドルとして優秀ではなかったはずがありません。僕は、アイドルというものは、ファンが悲しい時は元気付けてくれたり、逆にギアを入れたい時のある種の燃料になってくれたりする、いつも傍にいてくれる存在だと思っています。僕はひめたんが推しメンなので、心の支えがなくなってしまうと思うと、もうどうすればいいか分かりません。
でも、本当にそうでしょうか?
選抜入りの回数でいえばあまり多くはなかったかもしれません。が、選抜が全てではありません。アンダーメンバーの中にはアイドルとしてのポテンシャルが高いメンバーは沢山います。ひめたんはその中でも特に輝いているメンバーだと思います。
ラジオでのトークは面白いし、乃木どこ・乃木中でも、持ち前の明るさ・可愛さを生かし、いつも僕らファンを笑わせてくれたり、元気付けてくれたり。そんなひめたんが、アイドルとして優秀ではなかったはずがありません。僕は、アイドルというものは、ファンが悲しい時は元気付けてくれたり、逆にギアを入れたい時のある種の燃料になってくれたりする、いつも傍にいてくれる存在だと思っています。僕はひめたんが推しメンなので、心の支えがなくなってしまうと思うと、もうどうすればいいか分かりません。
「大切なものの価値は失った時に気づく」なんて言葉があります。僕はその大切なもの・人を失ってその価値に気づくくらいなら、失わないように守る、失ったとしても後悔しないように、と常々考えています。乃木坂の中ではひめたんという存在を失うことになるけども、せめて「ひめたんが推しメンでよかった」と、最後ひめたんが卒業する時、胸を張って思えるようにひめたんを全力で応援します!今更つべこべ言ってもしょうが無いということは理解しています。でも、一つだけこの場をお借りして言いたい。
コメント
コメント一覧 (3)
卒業しても好き
それが理想だと思います(笑)
推すってことを突き詰めると、属性を排除していってもその娘が好きということかと思っていて。
乃木坂46であることも、属性のひとつに過ぎないと思えれば、卒業すら連続する彼女の人生のひとつの区切りでしかない(笑)
幸あれと願う想い、愛する心は時間も空間も超えて、普遍性を得られるはず、と考えております(笑)
つまり、サヨナラに強くなれ(笑)
多分、僕はひめたんのことを乃木坂の枠を超えて一人のアイドルとして、いや一人の女性として好きなのかも知れません。
お恥ずかしい話なのですが、僕の初恋の人がひめたんにとてもよく似ているんです。だから、ひめたんを目にしたその時からひめたんが好きになったのかな…と。推しメンの卒業とは、こんなにも辛く残酷なものなんですね…。
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