乃木坂46『シンクロニシティ』のMVが解禁されました。




某まとめサイトの200件近いコメントやtwitterで感想を漁りましたが、なかなかに賛否両論、やや賛が今のところ多い感じでしょうか。ぜひ率直なご意見をお聞かせください。コメントは後日まとめたいと思います。


自分は、「これこれ、これが見たかった!」と素直に賞賛側です。というのも、乃木坂は素材そのものが芸術だと思っています。例えるなら、ものすごい高いお米。調味料をかけて食べる必要なし。むしろゴテゴテと盛り付けては、そのお米の味そのものが損なわれてしまいます。

シンプルに白で統一された衣装、物語もなし、ただただシンプルに歌って踊る姿は、まさに素材――乃木坂46を味わうにベストのMVだと思いました。


でも、ただシンプルなだけではありません。要所要所で心打たれる場面も見受けられます。


白眉はやはり2番出だしの生駒ちゃんでしょう。

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ひとり立つ彼女の姿に、選抜発表のあの言葉がよみがえります。


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また、久々の単独センターもよかった。やはりセンターはひとりであるべきだと改めて感じました。白石麻衣さんをトップにピラミッド型のフォーメンションはため息がでる美しさ。

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他にも見所はたくさんあると思います。それは皆さまにコメントで語っていただきましょう(他力本願。


最後に、乃木坂の魅力は「儚さ」にあると前々から思っています。これだけ勢いがあるのに、次の瞬間には消えてしまいそうな儚さ。

なぜそれを感じるかというと、あまりに神々しいからです。テレビやラジオで見せる「素」を知っていれば、彼女たちは神様なんかじゃない、普通の女の子なことはわかります。でも乃木坂46という看板を背負い、こうして集まると、たちまち神の領域に達して見えます。

その神々しさがこのMVからは強く放たれています。だから、見ているだけで心が揺さぶられます。同じ世界にいるのに、同じ世界にいないようで……。すべてが幻と錯覚しそうになります。

いつまでも同じ姿でいれるわけではありません。変化は必要で、変化は必ず訪れます。でも今現時点における最高の彼女たちが見れたことに感謝しつつ、この儚さの余韻に浸りたいと思います。