松井珠理奈さん、AKB48世界選抜総選挙1位、おめでとうございます!
いやー、かっこよかった!しびれた!たぎった!
この喜びはまさにイヤァオ!
応援しているメンバーが1位になる嬉しさをはじめて知りました。
こんなにも感動するものなんですね。
総選挙にかかわった皆さま、本当におつかれさまでした。
というわけで、松井珠理奈さん応援記事(【AKB48世界選抜総選挙】「いざ、約束の場所へ」松井珠理奈とプロレスと総選挙)とは違って、今回はこんな感じにラフでいきます。皆さまもくつろいでご覧ください。特に珠理奈推しの皆さま、身構えなくてだいじょうぶです。ここは1位を祝福する場ですから。それ以外のことは取り上げません。
あ、先の紹介記事。未読の方がいたら、ぜひそちらもあわせて見てくださいね。宣伝宣伝!
では当日を振り返ってみましょう。
いきなり私事からはじめますが、AKB総選挙はネットを遮断して見ます。なぜかというと、ネットにはいろいろな意見が飛び交います。賛成だけではない、否定も、悪意も、無関心からくる皮肉も、ありとあらゆる感情が錯綜します。自分の心が弱いだけですが、それらの意見を確認しながらだと、スピーチの内容が頭に入ってこなくなります。
ランクインしたメンバーは、あんな大舞台で自身の気持ちを吐露するわけです。だったら受け取る自分も、他者の意見に惑わされることなく、その気持ちに真正面から向き合いたいと思い、ネットから離れて、スピーチに耳を傾けています。
例年通り、今年もそうやって真剣に見ていたわけですが……
肝心な珠理奈さんのスピーチに集中できなかったんですよ!
1位に珠理奈さんが呼ばれたとき、その喜びよりも、「時間だいじょうぶか?」の焦りのほうが大きかったのです。正直、3位の宮脇咲良さんがスピーチしてるあたりからそわそわしていました。で、珠理奈さんがスピーチ冒頭で「2分前?」と確認したとき、「ぐあああああ」と頭を抱えてしまいました。
いや、2分って!2分って!!短いよ!
それでも、珠理奈さんは焦ることなく、ゆっくりはっきりと言葉を紡いでいきます。
もしこれが時間を気にしなくてよかったら、その一言一言を噛み締められたと思います。でも冒頭の「2分前」が気になって、「ちょっと珠理奈さん?時間だいじょうぶですか?まとめられます?」と、もう心配で心配で。
そして案の定、スピーチの途中でぶつ切り。テレビの前でしばし呆然としてしまいました。1位のスピーチが入りきらないなんて……。
放送時間を長くとらなかったテレビ局が悪いのか、時間配分をコントロールできなかった運営が悪いのか、尺にあわせられなかった珠理奈さんが悪いのか、そこを追求するつもりはありませんが、現実として地上波は途中でぷつりと切れた。あれはよくないです。プロレスが決着つくまえに「また来週!」と終わるぐらいによくないです。一番良いところ見せないでどうすんの!?と。来年あるならそこはちゃんとしてほしいところです。
とまあ、そんなハプニング(?)がありつつも、珠理奈さんのスピーチは堂々としたものでした。ファンや先輩、仲間に感謝の言葉を述べ、自身の目標も踏まえ、グループの未来を指し示す。アイドル界のトップ奪取宣言からは、熱きプロレス魂を感じました。
負けない気持ちを持つことは大切です。これでいいやと思ったとき、つまり「人は歩みを止めた時に、そして、挑戦をあきらめた時に年老いていくのだと思います(byアントニオ猪木)」。だからAKBはまだ年老いていない、それどころか若返っている。なにせ今回トップを獲った珠理奈さんが向上心の塊みたいなスピーチをしたんですから。
1位になってなお上を見る。ゴールと定めていた総選挙1位に立った瞬間から、もう次の戦いを見すえている。まさに「強き者」がそこにいました。
ただ、心配もあります。
総選挙前のライブで倒れ、一時退場する場面がありました。すぐ復帰したものの、体も心も限界に近かったのかもしれません。そんな素振りは決して見せない彼女ですが、スピーチのこのひと言。
「でもね、もう体力の限界。だから私のこと寂しくさせないでください。もう今気持ちだけで動いてますから。」
虚勢を張る力がない、それゆえの本音に聞こえました。
それもそうです。優勝候補筆頭のうえ地元開催。まさに、絶対に負けられない戦い。その心労は計り知れません。がんばってもがんばっても拭えない不安。現に一夜明け会見では「開票前3日間は、睡眠も食事も取らなかった」と述べています。まさに極限状態だったのでしょう。
そう考えると、本当に無事に終わってよかったですね。生放送中、なにが起きてもおかしくない状況でした。それこそ途中で倒れてもおかしくなかった。最後までスピーチしたこと自体が、もしかしたら奇跡だったのかもしれません。
すごく上からになってしまいますが、よくがんばったねと、抱きしめてあげたいぐらいです。もちろん他のメンバーも重圧のなか戦っていました。その姿を見ると、みんなみんな抱きしめたくなります。わたしの胸、いつでも開いてますから!飛び込んできなさい!
……。
ちょっと。
あからさまに引かれると傷つくんですけど。
そうだ、「がんばる」で思い出した。
AKB総選挙でメンバーが「がんばる」と言うと、「がんばるのはお金をだすほうだ」という声が飛んできます。それは確かに真実です。どんなにメンバーが「がんばる」と口で言っても、結局、ファンががんばらなければ何もなりません。
でも、がんばっていないメンバー、魅力のないメンバーにお金を使いますか?
手間暇かけて投票しますか?
投票する側は、投票するメンバーに魅力を感じ、ひとつでも順位をあげたい、あるいは感謝や応援の気持ちで投じるわけです。絶対的な人気の差は当然あります。けど、1票の重みに違いはありません。その1票を勝ち取る力は、紛れもなくメンバーの輝きです。
今回、珠理奈さんがその投票で1位を獲った。すばらしいことです。総選挙のシステムに対して賛否があるのは当然知っています。でもそれはまた別の問題。これまでと同じルールで正々堂々戦い、10年の歳月を経て、ついに1位に辿り着いた彼女を称えることが、なによりも先だと思います。
1位ですよ、1位。めでたいことじゃないですか。何度「おめでとう」と言っても足りないぐらいです。
総選挙後、twitterでこんなタグが作られました。
「#珠理奈いつもありがとう」
珠理奈さんはスピーチで、ファンに向け「感謝しかない」と伝えました。ファンは「いつもありがとう」と返す。「ありがとう」と「ありがとう」で繋がる関係がどれほど尊いか。
応援してくれてありがとう、元気をくれてありがとう。
いろいろな「ありがとう」がありますが、きっと根っこの部分は同じだと思います。
――いてくれて、ありがとう――
あなたがいるだけで幸せになる。
あなたがいるだけでがんばれる。
そんなすばらしい関係の積み重ねで「今」がある。
総選挙1位を手にした彼女は強き者になりました、真の勇者になりました。
傷だらけになって手に入れた、その栄光の重さに驚いているかもしれません。
でもきっと、ひとりで立ち上がって、歩きだすはずです。
いや、ひとりじゃありません。
まわりには仲間がいる。支えてくれるファンがいる。
彼女はそれを知っています。
だから、強い。
そして、道の先。
change the world
奇しくもその言葉は、彼女の推しレスラー、ケニー・オメガ選手も多用しています。
ケニーは、IWGPヘビー級ベルトを腰に巻き、新日本プロレスに新たな旋風を巻き起こした。
次は誰の番?
さあ、見届けましょう。
AKB48世界選抜総選挙第1位、松井珠理奈の描く未来を。
最後に。
プロレスラーは超人です。同じように、アイドルも超人です。常人では計り知れないパワーを内に秘めている。でも、超人であっても人であることに変わりはありません。休まなければ倒れてしまいます。
ゆっくり休んでくださいね。
そして、あなたを待つ人たちを信じてください。
あなたの居場所は、あなたの勝ちえた場所は、あなたを信じる人は、そう簡単に揺らぎはしないはずです。
それはなによりあなたが一番分かっているはず。
だから、全開の笑顔で戻ってくる日まで、
トランキーロ!あっせんなよ!です!
コメント
コメント一覧 (6)
心が救われました。私も強き者よで珠理奈を待ちます。だって珠理奈はセンターが良く似合うから。待ち遠しいです。
ありがとうございます。
乃木坂のまとめで、なぜコイツを取り上げるのか、意味不明。
乃木坂の魅力を知っていれば、コイツの立ち振る舞いに嫌悪感を示すのは必然。
批判と侮蔑は違うはずです。
SKEや松井珠理奈さんの話題を取り上げるのは、管理人さんがそういう方針だからですね(笑)。少し前の記事もご確認ください。
これは私自身のこだわりポイントですが、「ノギザカッション!」は、いわゆるまとめではないです(笑)。
管理人さんご自身か、寄稿者のオリジナル記事しか掲載されてないはずです。
これは、管理人さんが自分の目で見て耳で聞いて頭で考えた記事、極力他人の意見に惑わされない「自分の意見」を大事にされてるから、だろうと勝手に想像しています。
「当然」となぜ考えるのか、ネットの意見に惑わされたりしていませんか?自分で出した結論、と胸を張って言えますか?論理的に説明可能ですか?
私は、それらの点がとても気になります。
批判する時ほど、納得できる理由の提示が必要、と私は思いますので。
嫌悪感を持った人もいるでしょう
AKBグループの評判をさらに落とす事になったのは間違いない
自分はAKBグループに疎いし細かい背景や状況が分からないので、とやかく言うつもりも無いし興味もない
けど出来れば関わって欲しくないとは思う
世間的にはAKBグループも坂道グループも同じ様なものと見る人は少なくないでしょうから
一点、気になったのは「開票前3日間は、睡眠も食事も取らなかった」という点
アイドルという特殊な職業とはいえ、二十歳そこそこの女の子が極めて危険な状況である事を運営は把握出来なかったのだろうか?
まぁ、この話が本当だという事が前提ですが
かなり誇張していると考えるのが普通かな
大人数グループなので、どこまで管理できるか難しいとは思うけど
乃木坂運営にはメンバーの体調管理や心のケアはしっかりしていただきたいものです
青空さんが述べた様にあくまでも管理人さんの主観で良いと思います。
後、批判も結構ですがやはりそれなりの根拠等を示して頂きたいですね!
誰かの主観でモノを言う前に相手を納得させられる言葉の構築を。
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