kiryu_room


桐生の部屋 第16回
ゲスト『T.番長』様


桐生:
これが漢のぉー!! 桐生です。
毎回、ここノギザカッションに集う皆様の中からゲストお一人をお招きして、乃木坂46の魅力、推しメンの魅力を存分に語って頂く大型対談企画「桐生の部屋」。
第16回は、全身タトゥーがチャームポイント、ワイルドなダンディズム漂うこの方においで頂きました!


T.番長:
新年会以来ですね!
えー、伝説の対談企画「桐生の部屋」フリークの皆様初めまして、南房総生まれ木更津育ちのT.番長と申します。
今日はよろしくお願い致します。

桐生:
押忍!T.番長!
ちなみに初めてお会いしたのって、昨年の真夏の全国ツアー福岡公演の時でしたよね?

T.番長:
そうでしたね。
強行軍さながらの福岡遠征で、ライブの夜の皆さんとのどんちゃん騒ぎ!からの!ネットカフェでの強制退去寸前の騒ぎ!
全てがひと夏の甘い想い出です!

桐生:
ネットカフェの強制退去騒ぎは初耳でしたけど…
まぁあの夜は「桐生の部屋」過去ゲストの皆さんはじめ、東京、大阪、広島、全国各地から色んな方々が大挙福岡入りされてて…盛り上がりましたね。

T.番長:
いやー、福岡ナイト。
今でも忘れられないくらい楽しかったですな!
この対談で拝見していた「999」さんとか「はにかみ」さんとかが、まさか本当に実在してたとは。

桐生:
どんな対談相手捏造疑惑ですか!
あ、そう言えば一度もお訊ねした事なかったですが、お名前のTの由来って何ですか?やはり法律に触れますか?

T.番長:
法律に触れるTって逆に何ですか?
触れません!完全に合法!

桐生:
じゃあやっぱりBOLAN的なT?

T.番長:
違いますな。

桐生:
じゃあやっぱりミスター的なT?

T.番長:
それも違いますな。

桐生:
なるほど、つまり常に着用されている下着の独特な形状からT.番長と呼ばれるように…

T.番長:
今日は履いてません!
正式には…「木更津タトゥー番長」のTです!

桐生:
木更津がどこか行った!

T.番長:
まぁ、名付け親は地元の有名な先輩です。
気がつきゃつけられていた通り名みたいなもので…
名乗ってかれこれ23、4年にはなりますかな?

桐生:
凄い!そんなに歴史のあるTだったなんて!
ではTは省略して番長さんと呼ばせて頂きますね。

T.番長:
省略するんだ。

桐生:
そんな事より、木更津って千葉県ですよね?
普通、千葉と言えば国民全般やはり星野みなみ生誕の地というイメージだと思うのですが…

T.番長:
あ、確かみなみちゃんも千葉でしたね。
そう言えば何気にかずみんの地元でグラビア撮影してましたな。

桐生:
そうでしたか!
まぁ、みなみちゃんクラスともなると、ポルトガルで撮ろうが千葉で撮ろうが天才的可愛さのクオリティは一切変わりなく…

T.番長:
ん?千葉で撮ろうが?
地元民としては、かなり引っ掛かる発言ですが…
それに『恋かもしれない』は…

桐生:
まぁまぁ!
写真集関連の話題は後程じっくり致しますので、興奮なさらずしばしお待ち下さいね。 
ちなみに木更津って言うとキャッツアイとか氣志團とか?

T.番長:
もちろん氣志團ど真ん中!
木更津市民としていつも御世話になってます!
一応、綾小路君とは先輩が一緒という縁もあって、陰ながら応援しております!

桐生:
なるほど、オッケー&マスターベイベーでーす!
そんな木更津が生んだ仇花、T.番長さんの推しメンとは?
早速このコーナーに参りましょう!
教えて!あなたの推しグラフ。
略して、あなグラー!

T.番長:
あなグマ?
あなグマと言えば…

桐生:
すみません、そのタイプのボケは僕の対談では取り扱っておりません。

T.番長:
…失礼しました。
えー…これですな!

351992


桐生:
ほう、3者横並び!
でも同じ30%でも順番がありそうですね?

T.番長:
順番…やはりありますかね。

桐生:
ではまず、まあやちゃんからお聞かせ下さい。
推しになったきっかけは?

T.番長:
そうですね~
まぁ3人とも推しになったのはほぼ同時期で『バレッタ』の前後なんですが…
和田まあやちゃんはアレですね、やはり明るくておバカなとこですか!

桐生:
なるほど。

T.番長:
そこに魅かれて初めて握手会に参加した時の事です。
まあやちゃんレーンに着くと、信じられない事に同じ鉢巻きをしたおっさん達の群れが怒濤の連番の最中だったんです。

桐生:
凄まじいですね…

T.番長:
まぁホント端から見たら異様ですが…
多分俺、頭おかしかったんでしょうね。
そのカッコよさに憧れてすぐ和田まあや生誕委員になりました。

桐生:
なんで!?
てか、番長さん、頭おかしいとか言うワードは…

T.番長:
いやもうね、まあやちゃんを応援したい気持ちはもちろんなんですが、何より「彼らと一緒にやりたい!」という気持ちが勝ってしまいまして…現在に至ります。
すいませんこんな話で!

桐生:
いえいえ、まあやちゃん推しは《世紀末情熱大陸》「ひさ」さんはじめ暑苦し…違った、熱い方々が多いイメージありますからね。

T.番長:
ひささん(笑)確かに。
そもそも私がこのカッション界隈に係わるようになった切っ掛けもひささんでしたから。

桐生:
番長さんもですか!
実は僕もひささん切っ掛けでこんな深みに…
しかし、番長さんといい、ひささんといい、キャラクターがどこか世紀末イズムと言うか『北斗の拳』テイストと言うか…

T.番長:
確かにありますな!その共通項は!
厳密に言えば、俺はどちらかと言うと『花の慶次』テイストですが!(笑)

桐生:
ふむふむ。

T.番長:
あれ?桐生さん『花の慶次』はご存知ないですか?

桐生:
失礼な!僕は漫画やアニメの知識はありませんが、流石にそのくらいは知ってますよ!
あれでしょ?キセルをコーン!って叩くと信頼感がぐーっとアップする大ぶへん者的なアレでしょ?

T.番長:
……じゃあ『北斗の拳』は?

桐生:
馬鹿にしてるんですか!知ってますよ!
アレでしょ?赤いリンゴが3個転がったら信頼感がぐーっとアップする感じで、結局ラオウに会えるか会えないか的な…

T.番長:
やはりそっち方面の知識か。

桐生:
何ですかその反応は!
ユアーショーック!!

T.番長:
こっちがショックですよ。

桐生:
オッケーでーす!
では続いて同率1位の中田さんについてお伺いします。
推しになった切っ掛けは?

T.番長:
これは高山さんともある意味関係してるんですが…
ぶっちゃけた話、中田さんはパーフェクトに好みの娘ですな。

桐生:
なるほど、分かりやすい。

T.番長:
ほぼ一目惚れに近い感じですかな。
古風でクールな感じで、見方を変えれば昭和な「和」の似合う娘。
と思いきや、オタクだしネジ一本外れてるし、そこら辺のギャップもグッドです!

桐生:
なるほど、ギャップ萌えですか。

T.番長:
父親を頑なにライブに呼ばない。
でも娘に対する父親のコメントには涙を流す。
なんかね、そういう所がファンとしては応援したくなるのかなぁと思いますな。

桐生:
あー、分かるような気がします。

T.番長:
母娘ではなく父娘の絆みたいなモノでしょうか?
大体二十歳過ぎてんのに未だパパママだし、アイスばっか食ってるし。

桐生:
アイスは30代でも60代でも食べますよ!
でも番長さん意外に細かいとこまで見てるんですね。

T.番長:
そうですかね?
中田ちゃんがヒップホップ聴き始めた頃、たまたま俺も十数年ぶりにまた聴き始めところだったりしまして。

桐生:
シンクロニシティが。

T.番長:
はい、そんな共通点も応援してて楽しいとこですな。

桐生:
外見的には?

T.番長:
桐生さん!アンタまさか胸の話ですか!?

桐生:
いやいや…

T.番長:
中田ちゃんのグラマーさに目を奪われて内面の美しさに気が付かない様じゃまだまだだな!

桐生:
胸の話じゃなくて…

T.番長:
ちなみに俺はケツ派だ!

桐生:
知りませんよ!
まぁとりあえず…オッケーでーす!
それでは、いよいよ同率1位のかずみんについてお伺いしましょう!

T.番長:
ハイッ!その前に一言いいですか?

桐生:
持ち帰って検討します!

T.番長:
ありがとうございます!
今朝の『暴れん坊将軍』は最高でした!
女郎に身を堕とした町娘と徳田新之助との物語。
もし町娘が推しであったならと思うと涙で前が見えません…

桐生:
やっぱり…
えー、気が済みましたか?

T.番長:
ハイッ!では気を取り直したところで…
いよいよ本丸、高山一実ちゃんについて。
先ずは前説から!

桐生:
前説要りません!ズバッと本題どうぞ!

T.番長:
致し方あるまい!
えー、まず乃木坂46の存在を知ったのは、実は結成当時からです。
おいシャンのMVの演出が問題になったのもニュースで知っていました。

桐生:
それ絶対前説ですよね…
うーん、なるほど。
結成時から知っていたけどファンになったのは後日なんですね?

T.番長:
その通りです!
乃木坂を好きになった切っ掛けはある晴れた朝。
社用車のカーレディオから流れてきたあのフレーズ。

桐生:
フレーズ?どの?

T.番長:
全身に衝撃が走りましたね。
「ヤバいなこの曲?なんてバンドだ?」
そう!その曲!それが…『君の名は希望』!

桐生:
いやちょっと!どのフレーズですか?

T.番長:
そっから興味を持った俺は「乃木どこ」を見始めて生駒ちゃんのファンになり、そして陰りのあるショートヘアの娘、橋本奈々未さんのファンになり、最後になんか気になる面白い娘、高山一実ちゃんのファンになっていきました。

桐生:
ちょっとちょっと!
何でもかんでもサラッと流しませんよ!
生駒ちゃんからななみん、そしてかずみん?
超移り気じゃないですか!

T.番長:
あー、パレットキャット的な?
違うんですよ、桐生さん。
ここで大事なのは「ショートの系譜」!
いや、この辺は飛ばしてくれて結構です!

桐生:
ちょっと待ちなさい!一旦整理させて下さい!

T.番長:
そして『ガールズルール』が発売されたあの夏。
俺は南房総のある海岸にいました。

桐生:
おいおい…

T.番長:
その海辺で、ボート小屋のおばちゃんと談笑の最中に何故か乃木坂メンバーの名が。

桐生:
誰です?

T.番長:
「ほら!高山さんとこの一実ちゃん、今度お姫様やるんだって!スゴいよねー!」と。
差し出された房日新聞には、高山一実が南総里見八犬伝の地元イベントで伏姫に扮するとの記事が…

桐生:
あー、お知り合い的な方だったんですね?
…しかし昨今は色々と問題もありますので、出来るだけ大枠のお話でお願いします。

T.番長:
もちろんです!
元々なんかねー、乃木坂の中で高山一実ちゃんは、面白くて笑顔が可愛いらしい娘って認識でした。
で、その夏に我が地元の娘だと知った訳で。

桐生:
なるほど、そうでしたか。

T.番長:
その事実を知った時正直嬉しかったですよ!3秒程は。あとはねー、なんだろ…
3ヶ月位葛藤してたのかな?多分…

桐生:
葛藤?なんで?

T.番長:
地元が近しいだけに…
高山一実ちゃんの親御さんと俺はほぼ同世代。
「番長、いい年して高山んとこの娘追っかけてんのか?」なーんて言われようモノなら完全にパンドラですわ。

桐生:
まぁそこはちょっと気にし過ぎのような気が…
そして「完全にパンドラ」は第7回ゲストの方オリジナルなので…

T.番長:
まぁ、地元が田舎ならではの葛藤でしょうかね。
結局その後、数年に渡って葛藤は続きました(笑)

桐生:
ワイルドなルックスに反して意外に繊細!

T.番長:
失敬な!
僕から繊細さを取ったらタトゥーしか残りませんよ!

桐生:
で、何でしたっけ?言われたんですか?
「番長、いい年こいて高山の娘追っかけてるのか?落花生ぶつけんぞコラ!」でしたっけ?

T.番長:
…落花生ぶつけるは完全に桐生さんの作文ですよね?
千葉ディスってますよね?許しませんよ?

桐生:
三階です!四階です!いや誤解です!
あっ!ちょっと待って!
ミミズです!オキアミです!いや誤解です!

T.番長:
ボケが分かりにくくなった!

桐生:
そんな事どうでもいいんです!
それで初めてかずみんに対面したのはいつです?

T.番長:
えー、『バレッタ』の時ですね。
心の葛藤を乗り越え、遂に握手会に参加する訳です!
高山一実ちゃんに一目会うために!

桐生:
なるほど、オッケーでーす!
では、かずみんについてはじっくり語って頂きたいので、そろそろこのコーナーに行きましょう!
「見せて!あなたのベストショット」
略して見せベスー!

T.番長:
あれ?初握手会の話は!?

桐生:
それは追々!
3人の1推しを代表して高山一実さんの画像の中から、番長さん的にこれだ!というスペシャルな1枚を見せて頂きます。

T.番長:
わかりました!これです!

351993


桐生:
……。

T.番長:
間違えた!これです!

351994


桐生:
これはとんだフルーツスキャンダル!
成人式ですか?

T.番長:
ですかね?
詳細は覚えていないのですが、恐らくかずみんだと思います!(笑)

桐生:
この愛らしい人中はかずみん以外ありませんよ!
では、この写真の魅力を語って頂けますか?

T.番長:
面白い、イコール、イイ女という事ですかね!
ただそれだけですな(笑)

桐生:
面白さだけですか?

T.番長:
だが、それがいい!
てか、かずみんって何だか「イイ人」の代名詞みたいなトコありません?

桐生:
確かにありますね。

T.番長:
でも私は、こういったユーモアの部分、そういう側面にもっと光を当てたいんですよ。
そうまるでソーラ・レイのように!

桐生:
ソーラ・レイがちょっとよく分かりませんが…
かずみんはイイ人なのも面白いのも、文才もコミュ力も全部が魅力ですよ。

T.番長:
でもですね、なんかイイ人を続けていくのってかなり息苦しくないですかね?
…おっと失礼、口が滑った。

桐生:
まぁ仰りたい事は何となく。
でも人狼の時のかずみんは、少し意地悪な部分とかも見えて僕は好きですけどね。

T.番長:
は?そうですかね?
俺には全然そんな風に見えませんが…
どこがどう意地悪に見えるのか俺に詳しく説明してもらえませんかね?

桐生:
対談なのでチャカはしまって下さい。
あ、でも言うタイミングを待っていましたが、かずみん写真集パート2『独白』、本当におめでとうございます!

T.番長:
ホント!もしかしてパート2でした!
しかも千葉ではなくフィンランドですよ!フィンランド!
昔から俺も馴染み深いメタル大国フィンランド、あのフィンランドですよ!
ほんと乃木坂もフィンランドと色々縁がありますね!

桐生:
フィンランド言いたいだけか!
あ、ちなみに撮影地がフィンランドに決定した理由の1つに、実は以前ノギザカッションに掲載された傑作小説の影響もあったとかなかったとか。

T.番長:
えっ?初耳ですな。

桐生:
かずみんも同じ物書きとしてリスペクト…いや、もしかしたらライバル視してるのかも…困ったな…


T.番長:
マジですか!
こんなリアリティの全く無いクソみたいな与太話に!?

桐生:
失敬な!クソみたいな与太話ってなんですか!
作者の方が聞いたら怒りますよ!

T.番長:
こんな駄文書きは大傑作『トラペジウム』を100回読んで勉強すべきですな。

桐生:
ひどい!しかし写真集と関係ない話はそこまで!
かずみんのセカンド写真集『独白』楽しみですね。

T.番長:
ありがとうございます!
俺の心の葛藤は続きますが…素直に楽しみです!

桐生:
謎の葛藤、オッケーでーす!
それではいよいよ最後のコーナーに参りましょう!
「教えて!推しからのメッセージ」
略して推しメシー!

T.番長:
メッセージですか…

桐生:
パブリックに発信されたメッセージでも、番長さん個人に向けたメッセージでも結構です。
1推し代表かずみんの発言の中から、最も番長さんの心に残っている言葉を教えて頂くコーナーです。

T.番長:
心に残る…んー!
基本、高山一実ちゃんの言葉ってのは全て、俺にとってはそれなりの重みがあるんですけど…

桐生:
そうでしょうそうでしょう。

T.番長:
まぁ抽象的な表現にはなりますが、かずみんが「地元の事を語る言葉」ってのは特に心にブッ刺さるものがありますな!

桐生:
様々な番組企画からも垣間見える、かずみんの地元愛は本物ですからね。

T.番長:
はい、個人的にファンとしての立場や、地元での立場、それぞれにおいて思うところはありますが…
地元愛、その功績を考えた場合、何よりも彼女には頭が上がらんですね(笑)

桐生:
地元意識の高い番長さんに、ぴったりフィットしてる推しな訳ですね~かずみん。

T.番長:
そうなんですよ。
なので俺の中で、かずみんは崇高な存在、ハッキリ言って女神と同じ扱いですな。

桐生:
チュクチュクチュクチュク♪
推しを神のよに崇めるスターイル♪
アイツと同じはにかむスマーイル♪

T.番長:
いきなりなんですか!
チュクチュクって!

桐生:
お聴きの通り、ヒップホップです。

T.番長:
ヒップホップ?
ラップの事ですか?

桐生:
そうとも言いますね。
やり方は全然知らないのに突然ラップバトルをやってみたくなりました…(照)

T.番長:
なんで!?
桐生さんの神経も謎ですが…
俺も我ながら何言ってるかサッパリ判らない対談になっちゃったような…
念願の「桐生の部屋」出演だったのに、こんなんで良かったのかな…?

桐生:
冗談じゃありませんよ!
逆に「桐生の部屋」だからこんなんで許されるんです!
他の対談だったらこうはいきませんからね!

T.番長:
桐生さんのキレたポイントと立ち位置が今一つ判りません…

桐生:
オッケーでーす!からの…セクシーサンキューでーす!
それでは最後にお訊きします!
番長さんにとって乃木坂とは?

T.番長:
俺にとっての乃木坂…それは既に人生の一部。
乃木坂を通して得た縁、それが回り回って点が線になっていくような現在ですね。
それが良いことか悪い事かは判りませぬが。

桐生:
ホント不思議なご縁ですね。
乃木坂がなければこんな風に木更津の破壊王と中洲の同伴王が対談なんかする事もないわけで。

T.番長:
同伴?俺はアフター派だ!

桐生:
なんで?

T.番長:
そりゃもちろんアフターには自由があるからですよ!
仕事が終わった後の嬢の心の解放感!
そしてワンナイトカーニバルにロマンを求める!
それが本物の男ってもんでしょうが!

桐生:
番長は何も分かってない!全く違いますよ!
同伴のように、ある程度お店のシステムの範囲内で思い遣る事が嬢の安心感と信頼感を醸成するんです!
それが大人の男ってもんでしょうが!

T.番長:
システムなんかクソ食らえですよ!

桐生:
クソ食らえって何ですか!
うーん、最後の最後で意見が完全決裂するとは!

T.番長:
まぁしかし俺も、ここ数年間は乃木坂って存在に色々と学ばせてもらいました。
正直、自分は普通のファンとは多少異なる位置付けの日々でしたが…

桐生:
あー、葛藤が。

T.番長:
でも、そこでの経験は人生をより豊かにしてくれました。
これからの乃木坂がそうである保証は何処にも無いけどね。

桐生:
人生ってアイドルに頼らず、最後は自分で豊かにするしかないんですよ。

T.番長:
それでも俺は乃木坂に感謝してますから。
で、最後にこれだけは言っておきたい。

桐生:
どうぞ!

T.番長:
推しメンと地元が同じなのを羨ましがる男性諸君も多いが、俺にはファンとしてだけでなく地元での立場ってのも付いて回る訳で…
そこら辺は正直しんどい部分もある。

桐生:
なるほど、良い事ばかりではないと。

T.番長:
ただ、俺から見れば純粋なファンの姿こそが美しい。
かずみんと地元の話をしたいなと思う女性の方々!
どうだろう?ウチに嫁に来ると言うのは!

桐生:
最後に婚活!オッケー…じゃないわ!
今回のゲストはT.番長さんでした!

T.番長:
ありがとうございました!

(T.番長さん退出)

桐生:
えー、T.番長さん如何でしたでしょうか?
身長約3メートル、体重約300キロという筋骨隆々の体格と、全身を華やかに彩る見事なタトゥー。
最初にお会いした時の事です。
待ち合わせ場所に突然「ヒャッハー!」と叫びながら全身トゲトゲの革ジャンで現れた番長さんを見た瞬間、正直生きて帰るのを諦めた事を覚えています。
しかし話す程に伝わってくる、その頑強な体躯に隠された人一倍の優しさと思い遣りの心。
メンバーを見守る眼差しは一貫して温かく、かずみんはじめ推しメンの皆様は良いファンに恵まれたなぁと改めて感じます。
年頭に福岡にいらっしゃった際、《極東の種馬》「ハム」さんを交えアウトレイジ3人で新年会をさせて頂きましたが、是非次回は番長さんのファーザーランド千葉木更津で旨い地魚と落花生かなんかで一杯やりましょう。
それでは、またいつか。