kiryu_room


桐生の部屋 第22回
ゲスト『ついまーる』様


桐生:
無念の歯噛み堪えつつ、待ちに待ちたる新作ぞ。
愛と美の戦士、桐生です。
毎回、ここノギザカッションに集う皆様の中からゲストお一人をお招きして、乃木坂46の魅力、推しメンの魅力を存分に語って頂いてきた名物対談企画「桐生の部屋」。

残念ながら諸般の事情により、この第22弾を以て最終回と相成りました。
皆様の長年の御愛読に心より感謝申し上げます。

そこで最後の対談は、お若いながらノギザカッション執筆陣における大先輩であり、数々の素晴らしい握手会レポートで一世を風靡した、あの激レアさんにおいで頂きました。
蝶のように舞い蜂のように刺す、《掌のファンタジスタ》「ついまーる」さんです!


ついまーる:
よろしくどうぞ。

桐生:
ようこそ!
最初にオファーしてから約3年、ようやくご出演頂く事ができました。
ありがとうございます!

ついまーる:
その節は妙に頑なな心の閉ざし方をしてしまい、桐生さんには大変な御無礼をば…

桐生:
いえいえ、とんでもない。
あの頃は確か激推しされてた万理華ちゃんの卒業が間近だったり、色々とセンシティブな時期でしたかね?

ついまーる:
うーん…そうですね。
確かに多感な年頃だったかもしれません。

桐生:
まぁ推しの卒業は、いずれ僕も覚悟しなければならない事ではありますが…やはり相当な衝撃ですか?

ついまーる:
いえ、卒業自体は受け入れていましたけど。

桐生:
そうだったんですか?

ついまーる:
ただ、沢山の感動を与えてくれた推しとの大切な想い出を、桐生さんとの対談ごときで…

桐生:
対談ごとき!

ついまーる:
失礼しました、少し言い方が良くなかったですね。
えー、桐生さんごときとの対談で…

桐生:
もっと良くないよ!?

ついまーる:
とにかく、そんな場で推しの事をふざけ半分にあれこれ話したくない…そんな重たい感情に支配されていたのかもしれませんね、フッ。
あ、ここで「微笑みながら静かに紅茶を啜る」みたいな描写って入れられます?

桐生:
文章でですか?
もちろん大丈夫ですよ、状況説明みたいにカッコ書きで自然に入れておきますね。

ついまーる:
ありがとうございます。
ここ大事なんでよろしくお願いします。

桐生:
いま実際にお飲みになってるのは…ぐんぐんグルトですが…

ついまーる:
ここは雰囲気重視の紅茶でお願いします。

桐生:
えーと…「微笑みながら静かに紅茶を啜る」ですね。
了解です!

ついまーる:
すみません、お手数かけます。

桐生:
それで何でしたっけ、えー…
あ、こんなクソ対談なんかで推しの事をふざけ半分に語れる訳ないだろクソが!いっぺん死んでみる?でしたっけ。

ついまーる:
そこまでは口に出してませんけど。

桐生:
思ってたのか!
だがしかし、ね、その真っ直ぐな想い!
これね、アッパレ差し上げましょう!

ついまーる:
システムがよく分かりませんが、ありがとうございます。

桐生:
推しに対する真摯な姿勢。
流石、界隈で「はぐれオタ純情派」と揶揄されてるだけの事はありますね。
純情愛情過剰に異常です。

ついまーる:
推しってそういうもんだろう!

桐生:
でも何とか最終回に間に合って良かった。
まさに地球への帰還目前でデスラー艦が横腹に突っ込んできた感じです。

ついまーる:
例えがちょっとよく分かりませんが…
ちなみに前回のゲストって誰でした?

桐生:
えーと、第21回は…あ、
《歴史的アイドルマスターLIVE FOR YOU!》《シベリアから生還した全裸復員兵》《セクシー2ショット界のラストエンペラー》「無精なライオン」さんですね。
 
ついまーる:
そうそう、ライオンさんでした。
今年の1月くらいでしたね。

桐生:
あれ、そんな前でしたっけ?
いやー、月日の経つのが早い早い。

ついまーる:
その後、コロナで世間の状況が一変してしまいましたからね。
まいやんの卒業延期や無観客の卒コンとか。

桐生:
予想もしなかった事態ですが本当に残念です。
僕なんか今年、遠征はもろちん現場自体ゼロという惨状で…

ついまーる:
乃木坂に限らず、あらゆるエンターテイメントが止まりましたからね…

桐生:
ですからね、こんな状況下でも、せめて「桐生の部屋」ファンの皆様には少しでも楽しんで頂きたくて。
久々の新作をお届けしようと思った訳ですよ。

ついまーる:
そうでしたか、桐生さんも案外いいとこあるじゃないですか。

桐生:
さぁ!今から僕と共に大爆笑エンターテイメントの真髄を見せつけましょうぞ!

ついまーる:
荷が重い!

桐生:
ちなみに、僕の最後の現場と言えば、ほら、昨年末ご一緒させて頂いた名古屋全握ですよ。

ついまーる:
そうだ、スカイエキスポでお会いしましたね。
味仙に行列できてて台湾ラーメン食べられなかったという。懐かしい。

桐生:
まさかその後、九州から一歩も出られないような事態になろうとは。
未曾有の星野みなみ不足で、夜泣き、癇虫、乳吐きといった禁断症状が治まりません…

ついまーる:
赤子か!「そして乳を吐く」ってか!
カンヌの審査員もビッくらポンだわ!

桐生:
あのー、ついまーるさん…
このブログの読者風情にくら寿司は分かっても、是枝監督作品が分かると思いますか?

ついまーる:
あー…確かに。

桐生:
しかし第1回ゲストの《世紀末情熱大陸》「ひさ」さんを皮切りに、この対談企画を始めてから3年。
その間、ついまーるさんにも色々ありましたね。

ついまーる:
はい、最初に桐生さんが仰いましたが、推しが卒業したり増えたり卒業したり…
個人的にも気持ちの振り幅が大きい3年間でした。

桐生:
皆がサヨナラに強い訳ではありませんからね。
でも紆余曲折はあったけれど、今は…幸せなんですよね?

ついまーる:
しあわせはね、いつだって近くにあるんですよ…
例えるならば…そう、保護色のようなものですかね。

桐生:
なるほどなるほど。

ついまーる:
いや本当に…こんなに誰かを恋しくなる自分がいたなんてね…想像もでき…

桐生:
よし、その手法、そろそろオッケーでーす!
では、最初のコーナーに参りましょう!
「教えて!あなたの推しグラフ!」
略して…あなグラー!

ついまーる:
ポピ…からのパッパパー…ってね。

桐生:
このコーナーは、自己紹介代わりに、ついまーるさんの現時点での推しメンをそれぞれパーセンテージで教えて頂く、と言うタックスヘブン的な企画です。

ついまーる:
推しメンとは、現所属メンバーの中でということですかね?

桐生:
うーん、普通に卒業メンバーを入れていたゲストの方もいらっしゃいましたし、そこは自由なんですが…
もしかしたら僕が決めた方が気が楽だったりします?

ついまーる:
いえ、卒業生まで含めるとなかなか大変なことになってくるので、現所属メンバーでさっくりと考えます。

桐生:
さっくりサクサク!
えー、それでは現在の推しメンそれぞれのパー…

ついまーる:
遠藤さくら100パーセント。

桐生:
早いよ!

ついまーる:
グラフはこちらです。

487494


桐生:
ですよねー、知ってました。
桜満開の潔いグラフですが、これはやはり長年の推しメンが卒業し…

ついまーる:
しゃくらぁぁぁ!!!

桐生:
ちょっと!ちょっとちょっと!

ついまーる:
出た!幽~体~離脱ぅ~!!
一度でいいからさくちゃんと!
やってみたいな幽体離脱!ってか!

桐生:
えー、非常に興奮されているのは読者にも充分伝わったと思いますので、一旦落ち着きましょうか。

ついまーる:
しゃぁぁぁ…

桐生:

ついまーる:
…ぁぁ…ぁ…

桐生:

ついまーる:
くらぁぁぁ!!!

桐生:
よし!
それでは現在の1推し…いや全推しである遠藤さんを推す事になったきっかけからお聞かせ下さい。

ついまーる:
では、ここからは真面目に語らせて下さい。

桐生:
お断りです。

ついまーる:
語りたい事は山ほどあるのですが、きっかけは25枚目シングル『Sing Out!』の発売記念として行われた「4期生単独ライブ」です。

桐生:
行ったんですか?
僕と同じ1期原理主義者なのに?

ついまーる:
物騒な言い方しないで下さい。
確かに僕自身1期生が好きすぎて、2期生以降は「乃木坂メンバー」括りで応援こそしますが、その中の誰かを強く推すというところまでは…

桐生:
まぁ、そこに関しては僕も似たようなもんです。

ついまーる:
3期生加入時はまだ万理華ちゃんが在籍していましたし、万理華ちゃん卒業後も井上さんが乃木に外舞台にとバリバリに活躍していましたので、そちらに全力を向けていたという事もあります。

桐生:
確かに、ついまーるさんは単推しではないけれど万理華ちゃん井上さんに関しては全力投球でしたからね。
生涯みなみちゃん一筋である僕的にはシンパシー感じていたんですよねー。当時はねー。

ついまーる:
桐生さんはちょっと極端ですけどね。
という訳で、3期、4期メンバーに関してはあんまり目を向けようともしていなかったというか。

桐生:
僕も、決して嫌いとか興味がない訳ではないけど、推しへの気持ちが強過ぎるあまり、他まで全然気が回らないというか…

ついまーる:
桐生さんはちょっと頭おかしいですけどね。
で、なんやかんやと時は流れて『Sing Out!』ですよ。

桐生:
昨年の5月ですか、もう遥か遠い昔の事のようです。

ついまーる:
その時、発売を記念して「アンダーライブ」「選抜ライブ」、そして「4期生単独ライブ」が開催されたのは憶えてますか?

桐生:
あー、3公演に分けて開催されたんでしたっけ?

ついまーる:
当時、万理華ちゃんが卒業して、井上さん単推し状態だった僕は、当然「選抜ライブ」に申し込んだんですが、あえなく落選…

桐生:
だって倍率が…
…って!ちょっと頭おかしいって失礼な!

ついまーる:
反応が遅いのは加齢のせいだけですか?
それはさておき、落選した後の一般販売でも全く取れず…

桐生:
選抜ライブですから。

ついまーる:
それでも、ひっそり復活してないか真夜中に申込みサイトを何度も何度も確認したり…

桐生:
往生際の悪さが際立ちますね。

ついまーる:
オタってそういうもんだろう!

桐生:
先を続けて下さい。

ついまーる:
でも結局、復活の気配すら全く感じなかったので、泣く泣く諦めたんですよ。

桐生:
井上さんはね。

ついまーる:
ちょっと!言い方に気をつけて!

桐生:
それで、まさかとは思いますが他のライブを?

ついまーる:
とりあえず「アンダーライブ」はスケジュール的に無理だったので、何となく「4期生単独ライブ」のページを見たんですよ。

桐生:
何となく? なぜ見たんです?

ついまーる:
すると、たまたまステージバック席がまだ残っていまして…

桐生:
たまたま? 残っていたから何なんです?

ついまーる:
ちょっと当たりがキツい!
まぁ金額もね、4千円ぐらいですし、折角だから買ってみてもいいかなと。

桐生:
それが…

ついまーる:
沼への入口でしたよね。

桐生:
このひと自らハマりにいってはる!いってはるわー!
それでライブはどうでした?

ついまーる:
ステージバック席でしたので、ほぼモニターを見るしかないんですが、却ってメンバーの一瞬一瞬の表情がよく分かるんです。

桐生:
ステージバック席や見切れ席の人たちが言いがちな台詞ですね。

ついまーる:
うるさいよ!

桐生:
それで、4期生たちがクッキリと見えたんですね?

ついまーる:
はい、花道を移動している時でも、パフォーマンスの途中でも、皆いっぱいいっぱい過ぎて笑顔が消えてしまったりしていたんですけど…

桐生:
そういうのって逆に初々しくて良いですよね。

ついまーる:
桐生さんのくせに分かってるじゃないですか。
4期生たちの必死さや一生懸命さがガンガンに伝わってきて、すっかり引き込まれてしまいまして…

桐生:
そしてその中に、一際ついまーるさんの目を惹く逸材が。

ついまーる:
しゃくらぁぁぁ!!!

桐生:
見つけたんですね?

ついまーる:
はい、見つけてしまいましたよね。
ライブの目玉として全員センター企画がありまして…

桐生:
遠藤さんのセンター曲は?

ついまーる:
さくちゃんは『シンクロニシティ』をやったんですけど、曲中の「ふいに気づいたら泣いていること」のところの何という表現力!

桐生:
一番の見せ場ですね。

ついまーる:
それがね、もう、鳥肌が立つほど素晴らしくて…
そこでね、もう、完全に心を掴まれまして…

桐生:
チョロい!
まんまとベテランオタ1名ゲッチュか。
遠藤さんやるな。

ついまーる:
貴様!さくちゃんはそんな子じゃないわ!
詫びろ!詫びろ!詫びろー!
詫びて且つ指を詰めろ!

桐生:
はいはいオッケーでーす。
それでセンター企画以外では?

ついまーる:
ライブ終盤のコメントも感動的でしたね。
涙ながらに「いつか『乃木坂46に来てくれて有難う』って言ってもらえる存在になれるように頑張って行きたいと思います」と話す姿を見た時はもう…

桐生:
膀胱決壊ですね。

ついまーる:
涙腺崩壊ですよ。
完全にさくちゃんに感情移入してしまっていて。

桐生:
おや、泣いたんですか?
第10回ゲスト《グレイテストホロリーマン》「ますたー」さんや、第13回ゲスト《家庭的》「モリちゃん」みたいな涙脆いホロラーでもあるまいに。

ついまーる:
あんな健気な姿を見たら誰だって泣くでしょうが!
あぁ、泣くともさ!
涙の数だけ推しに積めるよ 、ですわ!

桐生:
なるほど、ついまーるさんにとってのトゥモロー。
それが遠藤さんだった訳ですね。

ついまーる:
どんな時にも明日は来るんです。

桐生:
じゃあそこから「さくら道」一直線で。

ついまーる:
いえ、その時点まで井上さん単推し状態でしたから、さくちゃんが華麗に2推しに入ってきた感じです。

桐生:
ん? 単なる推し増し?

ついまーる:
カッコ良く言えばそうなりますかね。

桐生:
若い娘マシマシ、オッケーでーす!
推しの卒業で行くあてのないついまーるさんの元に、突如舞い降りてきたニュー天使。
そんな遠藤さんの魅力、まだまだ次のコーナーでも語って頂きましょう!
「見せて!あなたのベストショット」
略して見せベスー!

ついまーる:
ベストショットですって?

桐生:
全推し遠藤さくらさんの画像の中から、ついまーるさん的にこれだ!というスペシャルな1枚を見せて頂きます。

ついまーる:
1枚?
全てがベストショットと言っても過言ではない、さくちゃんの写真の中から?
桐生さんアンタ正気ですか?

桐生:
正気だよ!…と言い切れない自分もいる。
悪くないだろう。

ついまーる:
ボケ老人の脳機能改善には、アマニ油に含まれるオメガ3脂肪酸が良いみたいですけど…
アマニ油を一斗缶ほどイッキ飲みしてみては?

桐生:
いいから早く!

ついまーる:
では断腸の思いで…これです。

487495


桐生:
おぉ、お団子が似合う!

ついまーる:
そう、この素朴さこそ遠藤さくら。
お洒落な洋菓子ではなく、シンプルにして奥深い和の心、みたらし団子!

桐生:
なるほど、一番上が長男ですか。

ついまーる:
そして、やたらとポーズを決めるのではなく、純朴さ丸出しの棒立ち!

桐生:
確かに、一番下は三男ですね。

ついまーる:
そして大好物を手にしたことでほんのり滲み出てしまう控えめな笑み。
現代日本が忘れてきたものが全てここに!

桐生:
仰る通り、間に挟まれ次男…

ついまーる:
3兄弟ネタはもういいよ!

桐生:
もうちょっと早めにツッコんでよ!

ついまーる:
それと一緒に是非見て頂きたいのがこちら。

桐生:
えっ?ちょっと待ちたまえ!

487496


桐生:
こら!そっちこそベストの意味分かってますか?
1枚って言ったでしょ!

ついまーる:
まるで手繋ぎデートをしているかのようなこの構図。
お団子かな?さっきのお団子屋さんに向かうところかな? ニコニコだねえ…可愛いねえ…

桐生:
ちょっと!こっちの話を聞いて下さい!

ついまーる:
そして!さくちゃんと言えば食事シーンの可愛らしさだよねえ…

487497


ついまーる:
口の端に明太マヨを付けながら美味しそうに頬張るこの表情!可愛すぎます!

桐生:
おーい!聞いてますかー!おーい!

ついまーる:
すぐさま隣のやんちゃんが優しく拭ってあげていて、バブみ最高潮!フォー!

桐生:
おーい!水島ー!日本に帰ろーう!

ついまーる:
そして!極めつけはこちらdeath!

桐生:
ダメだこりゃ。

487498


ついまーる:
儚さ、透明感、穏やかで優しい空気、強い眼差し…
さくちゃん推しで集まって飲んだ時に「僕らの思う『乃木坂らしさ』を凝縮した存在が遠藤さくらである」という結論に至りましたが、これが正にそれ。
素敵です。素敵女子です。

桐生:
…終わりですか?

ついまーる:
以上、見せベスでした。

桐生:
うーん、想いは充分伝わりましたが…
4枚は流石にやり過ぎ良太郎ですよ…

ついまーる:
いや!まだまだ足りない!
選ぶのに断腸の思いを重ねすぎて腸がズタボロ、最早こてっちゃん並の食べやすいサイズですよ!
泣いて馬謖をジェノサイドですよ!

桐生:
わかりましたから!
でも確かに、写真だけ見ても乃木坂らしさが凝縮されたメンバーであるって意見には賛成ですね。

ついまーる:
桐生さんごときにも分かりますか。

桐生:
透明感や原石感がダイレクトに伝わってくる感じ?

ついまーる:
浅い浅い!
それ外見だけで言ってますよね?
内面だって本当にね、素敵な子なんですよ。

桐生:
だってエピソードあんまり知らないもん。

ついまーる:
知らざあ言って聞かせやしょう!

桐生:
お断りです。

ついまーる:
高校時代は吹奏楽部に所属、スマホはほとんど触らない、普段は引っ込み思案で人見知り、休み時間は小説を読んで過ごすのが好き…ってなにこれ!
学園漫画の登場人物かよ!っていうね。

桐生:
凄い!まさに中高年男性が理想とする女子高生のイメージじゃないですか。

ついまーる:
やめろ!桐生さんが言うとなんかいやらしい!
詫びろ!詫びろ!詫びろー!
詫びて且つ鼻を削げ!

桐生:
はいはいオッケーです。
でもまぁ確かに今時珍しい。

ついまーる:
でしょう? そして性格の素晴らしさ!
どの雑誌のインタビューを読んでも、真面目で優しくて頑張り屋さんというのが伝わってくるんです。

桐生:
なるほど、インタビュー記事って人柄がそのまま伝わってきますからね。
僕も雑誌買ったらグラビアよりそっちがメインです。

ついまーる:
どうせ桐生さんが読むのはみなみちゃんのインタビューだけでしょうが!

桐生:
バレたか。

ついまーる:
子どもが…まだ食ってる途中でしょうが!

桐生:
え?どうゆうこと?武田鉄矢?

ついまーる:
…と、まぁ、乃木坂は黒板五郎に勝るとも劣らない愛に溢れた素敵なグループですが…

桐生:
ん? 黒板…

ついまーる:
…んーんーんんんんんーんー♪

桐生:
由紀さおり? あ!さだまさし?
さっきのは田中邦衛のモノマネか!
すみません…『北の国から』観たことなくて…

ついまーる:
そういう浅いとこがダメなんですよ!
とにかくね、さくちゃんは先輩からも同期からもどこか小動物のように可愛がられていると言いますかね。

桐生:
小動物!
そこはかなり重要なポイントなので深くお伺いしていきましょう。
具体的には恐らく哺乳類…齧歯類ですか?
と、見せかけて有袋類ですか?

ついまーる:
小動物は小動物でいいんだよ!
しかし、さくちゃんって人見知りだけれども、ひとたび心を開くと途端に甘えん坊のひっつき虫になるところが周りをキュンキュンさせるんでしょうか。

桐生:
人見知りからの甘えん坊は最強ですからね。

ついまーる:
その通り!
岩本蓮加ちゃんが「楽屋で誰かが背中にくっついてきたと思ったら、大体おさく」とか、「さっきからおさくがずっと手を離してくれない」等のモバメを送ってきたり。

桐生:
岩本さんは「おさく」って呼んでるんですか?
木を切る気立てのいい子っぽいですね。

ついまーる:

桐生:
…Hey hey ho…

ついまーる:
それから賀喜遥香ちゃんと早川聖来ちゃんと共にSHOWROOM配信をした時なんか…

桐生:
ちょっと!
ツッコまなかったらそこで試合終了ですよ!

ついまーる:
その2人からされるがままにツインテールにされて、「しゃくちゃん可愛いねぇ~♡しゃくちゃぁ~ん♡」とイジられたり。

桐生:
えー、賀喜ちゃんと早川さんは「しゃくちゃん」呼びなんですね?

ついまーる:
普段は「さくちゃん」呼びなんですが、お子ちゃまイジりをする時には「しゃくちゃん」呼びに…って、こんなのは当たり前の話でしょうよ!

桐生:
勉強不足ですみません…

ついまーる:
まったく…どっちかの夜は昼間ぐらい当たり前の話でしょうが!
そして、清宮レイちゃんからは「しゃくちゃん」をさらに超えて「しゃこちゃん」と呼ばれたり…

桐生:
もはや鮨ネタ!

ついまーる:
筒井あやめちゃんからは「さくは理想の彼女」と評されたり…
ちなみに賀喜遥香ちゃんと早川聖来ちゃん以外は全員さくちゃんより年下なんですよ?

桐生:
なるほど、年下からそんな風に愛されるってなかなか貴重なキャラクターですね。

ついまーる:
そう!年下メンバーの母性本能までくすぐってしまう可愛らしさや愛され力は、卒業生の深川麻衣さんを彷彿とさせるものがありますね。

桐生:
なるほど、聖母の系譜ですか。

ついまーる:
でも甘えん坊なんですが、とにかく地道な努力を怠らない子でもあります。

桐生:
確かに生真面目な感じもありますね。

ついまーる:
齋藤飛鳥ちゃんや白石麻衣さんなど先輩メンバーのコメントですが、振り付けが難しくても全然「できない」みたいな弱音を吐かないとか…

桐生:
ほう。

ついまーる:
カメラが止まって休憩に入っている時もずっと練習していた等々、とにかくひたむきに努力する姿を賞賛されているんですよね。

桐生:
見えないところで頑張る姿。
飛鳥ちゃんやまいやんが言うなら間違いないですね。

ついまーる:
実際それって、裏側を見ることが出来ない僕達ファンにもはっきりした形で伝わるんですよ。
ライブや歌番組を重ねる毎に、目に見えてパフォーマンスが良くなっていくんですから。

桐生:
なるほど、日々の成長がはっきり見えるんですか。
それは応援のし甲斐がありますね。

ついまーる:
あ、でも、勘違いして欲しくないんですが、決して元が酷いから成長してるように見えやすいという訳ではないんです。

桐生:
そもそものレベルが高い?

ついまーる:
そうなんですよ。
基本、最初から高レベルでしっかり完成させてきているんですが、次の披露時には、なんと、更にそれを超えて良くなっているという事が多々あるんです!

桐生:
なるほど、ダメっ子ドジっ子の成長を見守る楽しみとはちょっと違うのか。

ついまーる:
一例を挙げるなら、白石麻衣さんの卒業記念コンサートでのさくちゃんですよ。

桐生:
それはまた最近の話ですね。

ついまーる:
あの日のさくちゃんは全体を通して本当に素晴らしくて、中でも『インフルエンサー』なんかはそりゃもうめちゃくちゃに格好良くてですね。

桐生:
努力がそのままパフォーマンスに反映される演目ですから。

ついまーる:
ここだけの話なんですが…
あ、これ話していいのかな?
実は…僕、コンサート数日前のミート&グリートで、さくちゃんと直接お話しする機会があったんですよ。

桐生:
いいなぁ!
オンラインでも何でも、推しと直接話す機会があるのは素直にうらやましいですよ。
まいやん卒コンについても何か話されました?

ついまーる:
いやいや、話したどころじゃないですよ!
さ、さくちゃん!そんなこと僕に言っちゃって大丈夫!?
それはもはや私信じゃない!?
周りのスタッフさん聞いてない!?みたいな。

桐生:
それは凄いじゃないですか!
で、遠藤さんは何と?

ついまーる:
ここマジでヤバかったらカットして下さいね?
まいやん卒コンの話で、なんと僕だけに…
「いっぱい練習してるから楽しみにしてて欲しい!」って力強く宣言してくれたんですよ!

桐生:
…へー

ついまーる:
まさか個人的に心意気を伝えてくれるとは…
僕は、僕はね…

桐生:
まぁ確かに本人から直接…

ついまーる:
しゃくらぁぁぁ!!!

桐生:
よかよか、好きなだけ叫びんしゃい。

ついまーる:
しゃくらぁぁぁ!!!

桐生:
よかよか。

ついまーる:
…そして当日は約束通り、僕だけに向けた圧倒的クオリティのパフォーマンスですよ!
正直、観ていて震えましたよね。はい。

桐生:
僕も背筋関係が震えてきました。

ついまーる:
でもね、やはり残念なことに無観客ライブですからね…
いないと分かっていても、ついつい観客席に僕の姿を探してしまうのかなぁ?そんな素振りが度々ありまして…
正直、少し切なかったですよね。はい。

桐生:
思い過ごしも推しのうち、ですね。
しかしなるほど、あのついまーるさんが夢中になる理由が少し分かった気がします。

ついまーる:
でしょう?
さくちゃんはね、強くて綺麗な魂を持った子なんです!

桐生:
本当に素晴らしい。
そのうち世界3大遠藤の牙城に迫る勢いですね!

ついまーる:
世界3大遠藤…
その手のボケはあまり好きじゃないんですが…
遠藤憲一と遠藤周作? あと1人は誰ですか?

桐生:
それでは久々にハイクオリティものまねで。
私が…お前らの担任の…エンクミだよ!

ついまーる:
なんかもう全てが違う。

桐生:
空虚な心を満たしたモーレツさくら愛、満腹オッケーでーす!
それではいよいよ最後のコーナーに参りましょう!
「教えて!推しからのメッセージ」
略して推しメシー!

ついまーる:
これまた熱く語らねばならないコーナーですね。

桐生:
パブリックに発信されたメッセージでも、ついまーるさん個人に向けたメッセージでも結構です。
全推し遠藤さんの発言から、最もついまーるさんの心に残っている言葉を教えて頂くコーナーです。

ついまーる:
桐生さん、あのですね、相談なんですが…
ここだけは真面目に行かせてもらえませんか?

桐生:
ええっ!なんで!?

ついまーる:
それはもちろん、さくちゃんからのメッセージが、笑いの要素など一切入り込む余地の無いほど、心の底から感動的なものだからです。

桐生:
うーむ…それってハードル上げまくってますが…大丈夫ですか?

ついまーる:
むしろ自信しかありません。
さぁ、熱く語らせて下さい!

桐生:
そこまで言うなら「桐生の部屋」始まって以来、最初で最後、真面目にいきましょうか。
では、その感動的なメッセージをお願い致します。

ついまーる:
では。
えー、さくちゃんの素晴らしい言葉は山ほどあるんですが、あえて1つだけ選ぶとするなら、やはり日本最高峰で飛び出したあの名言になりますよね。

桐生:
あの名言…

ついまーる:
そう!「ここにいる」です!

桐生:
えー…ここにいる? 

ついまーる:
はぁ?ボケるのも大概にして下さい!
24枚目シングル『夜明けまで強がらなくてもいい』のヒット祈願で富士登山に挑戦した時の、有名すぎるコメントでしょうが!

桐生:
ん、あー!そうそう!そうでした。
でも、もし読者の方で観てない方がいらっしゃったらいけないので、一応どういうシーンの発言だったか改めて説明して頂けますか?

ついまーる:
アンビリーバブル!仕方ないですね、いいですか?
別ルートで登ってきたメンバーと富士山頂で合流して安心感と喜びで抱き合う中、人数が少ないことに気づいた早川さんから、他のみんなは?と訊かれて…

桐生:
ふむふむ。

ついまーる:
ドクターストップでリタイアせざるを得なかったメンバーの襷を示しながら、さくちゃんが言うんです。
「ここにいる」と。

桐生:
おお、カッコいい!

ついまーる:
これね、普通だと、途中の山小屋で休んでるとか、体調不良でリタイアになっちゃったとか、そういう言葉しか咄嗟には浮かんでこないと思うんですよね。

桐生:
確かに。それでも全然おかしくない。

ついまーる:
ところがさくちゃんは、仲間から託された襷を胸に、本当に心の底から皆と一緒に登っている気持ちだったんでしょう。

桐生:
なるほど、遠藤さんならそうでしょうね。

ついまーる:
僕にはさくちゃんの気持ちが痛いほど分かりますよ!
みんなそれぞれの限界まで頑張ったんだからリタイアじゃない!
みんなで富士山を登ったんだよ!と。

桐生:
だから全員「ここにいる」なんですね?

ついまーる:
はい、さくちゃんの優しさと心の綺麗さに深く感動すると共に、4期生の強い絆も感じたひとコマでした。
桐生さん、本当に覚えてました?

桐生:
当たり前じゃないですか!4期生の絆ですよ!
乃木坂の良い伝統は若い子たちにも確実に受け継がれていってるんです!

ついまーる:
その通り!
またまた素敵な子達が乃木坂に入ってきてくれた、という喜びもあって強く心に残っていますね。

桐生:
優しさで繋ぐ次世代への襷、オッケーでーす!
そして、真面目はここまで!
ボケたくてボケたくて震えるわ!

ついまーる:
あ、それ加齢に伴う慢性的な震えじゃないんだ…

桐生:
それもある!
ちなみに、ついまーるさんはコロナ以前、遠藤さんの握手会には何回くらい参加されたんですか?

ついまーる:
えー、ちょっとお待ち下さい。記録を見てみます。
…えー、さくちゃんレーンにお邪魔した回数は…
全部で…26回ですね。

桐生:
26回も行かれてましたか!…と、普通の人になら言うところですが…
以前は、握手会を主戦場としていたついまーるさんにしてみたら…

ついまーる:
しゃくらぁぁぁ!!!

桐生:
ですよね?

ついまーる:
…確かに、全然足りないと言わざるを得ません。

桐生:
今年は本来であれば、花咲か爺のように遠藤さんに握手券を積みまくっていたところじゃないですか?

ついまーる:
枯れ木に桜を咲かせたい!
しかし、それは言っても仕方のない事です…
今はファンもメンバーも我慢の時ですから。

桐生:
ちなみに、実際にお会いした遠藤さんはどうでしたか?

ついまーる:
そうですね、26回という僅かな回数だけで受けた印象ではありますが、それこそテレビなどで感じるあの空気感のままですよ。

桐生:
さくら100パーセント?

ついまーる:
はい、そのままのさくちゃんが。
とてもほのぼのしていて、全身から優しさが滲み出ている感じですよ。

桐生:
なるほど。
握手的にはどんなタイプです?

ついまーる:
あのつぶらな瞳で!
こちらの目を真っ直ぐに見つめてくるんです!

桐生:
それはドキが胸胸しますね!

ついまーる:
なんなら目の奥まで覗き込むかのようにジッと見てくる子だなという印象ですね。
まぁこれは僕だからかもしれません。

桐生:
好事家、情熱家、そのうえ自信家!
とんだ家系オタだよアンタ!

ついまーる:
ありがとうございます。

桐生:
それで、トークはどんな感じですか?

ついまーる:
僕が話している時も、目を逸らさずにうんうんと頷きながら聞いてくれるので、とても話しやすいです。
だから、だから…

桐生:
どうぞ。

ついまーる:
しゃくらぁぁぁ!!!

桐生:
ついまーるさんも僕も握手会レポートを発表しなくなって久しいですが、遠藤さんとのやり取りもきっと楽しいんでしょうね。

ついまーる:
うーん、それはどうでしょう?
さくちゃんとは、何かしらの感想を伝えたり、お祝いや激励の言葉を贈ったりと、ごく普通のほのぼのトークばっかりですよ。

桐生:
ほのぼの遠藤さんに合わせたスタイル?

ついまーる:
そうですね、万理華ちゃんや井上さんの時のようにネタをガンガン放り込んでいくような事はしていませんね。
必要ないんですよ。

桐生:
ネタを扱わせたら銀座次郎か久兵衛かと言われたあのついまーるさんが!
うーん、変われば変わるものですね…

ついまーる:
だから、僕自身は今のスタイルでめちゃくちゃ満足してますけれども、仮にレポートにしたとして、他の人が面白く感じるかどうかはわからないです。

桐生:
なるほど、そうですよね。
僕も、昔ノギザカッションに載ってたついまーるさん達の握手会レポートが面白くて、真似して始めてみたのが最初でしたが…

ついまーる:
お目汚しをば…

桐生:
でも、みなみちゃん相手にネタで勝負するのは完全に無理だと速攻諦めて、以来、普通のほのぼのトークを7年続けておりますよ。

ついまーる:
でも、ほのぼのトークいいですよね。
昔はなんと言うか「やったるで!」的な…
もちろんメンバーに負担や不快感を与えないようにという配慮はしつつですが…

桐生:
そうそう、ついまーるさんはそこのバランスがとにかく絶妙でしたよ。
メンバーも楽しんでる感じが伝わってきて。

ついまーる:
そうだといいんですけどね。
当時は、やや前のめり気味な感じで臨んでましたから。

桐生:
今は変わった?

ついまーる:
はい。段々、普通の話を普通にほのぼのと交わし合うっていう、そういうのが一番素敵だなと思うようになりました。

桐生:
ついまーるさんもナチュラリアに!
でも確かに遠藤さんには、飾らない自然なアプローチが一番良さそうですね。

ついまーる:
自然なアプローチというのがまた難しいですけどね。
せめてオンラインになる前までに、先ほど挙げた回数の倍ぐらいはお邪魔できていれば…と悔やまれます。

桐生:
26回の倍…フラッシュ暗算だと52回ですね。

ついまーる:
そのくらい通えてれば、今頃は多少なりとも気を許してもらえているかもしれませんが、まだ全然ですしね。

桐生:
状況的にまだまだ夢冒険できない?

ついまーる:
今の状態で変なネタを投げかけて、さくちゃんを戸惑わせてしまってもアレですし…
事故りたくない…アタイ、事故りたくないよのさ…

桐生:
ピノコ語とか9割の方が分かりませんよ!
しかし遠藤さんは凄いですね。
昔はあれほど事故を恐れず、果敢にネタの応酬に挑み続けてきたついまーるさんが…

ついまーる:
しゃくらぁぁぁ!!!

桐生:
すっかり骨抜きに。
骨なしチキンに。
骨なしチキン野郎に。

ついまーる:
ガチってそういうもんだろう!

桐生:
仰る通り。

ついまーる:
そもそも、さくちゃんに対しては余計なテクニックなど必要ないのかもしれません。
あっ!ここで「微笑みながら静かに紅茶を啜る」アゲイン。

桐生:
紅茶、了解です!
えー、純粋な少女に出逢ったお陰で、技巧派から純情派へ真っ逆さまに転落したガチオタ界の炭治郎!

ついまーる:
すみじろう? たんじろうのこと?

桐生:
全集中、オッケーでーす!

ついまーる:
全集中、絶対知らんでしょ。

桐生:
失敬な!
これは鬼滅…まぁ僕らのようなキメラーは略してキメバと呼ぶんですが…

ついまーる:
呼ばないよ!

桐生:
そのキメバのね、必殺技というか最終奥義ですから!
「月にかわって!全・集・中♡」

ついまーる:
完全に「ラブ注入♡」の言い方じゃねえか!

桐生:
それでは最後にお訊きします。
ついまーるさんにとって乃木坂とは?

ついまーる:
これまた難しい…
そうですね、シンプルに大好きな存在とでも。

桐生:
大好きな存在。

ついまーる:
同じ時代に生きて応援させてもらって、時には人生観すら変わるほどに心を揺さぶられて。
乃木坂ちゃんの応援を通じてたくさんの感動や癒しを貰いましたし、多くのお仲間さんとも出会えました。

桐生:
ホント、僕もついまーるさん始めお仲間の皆さんと長いお付き合いになりました。

ついまーる:
不思議なご縁ですよね。
乃木坂が生活の中の大きな基軸の1つになって久しいですが、今となっては、乃木坂ちゃんを応援させてもらっていなかったら絶対に出会わなかったであろう方々と日々楽しくやり取りしているんですから。

桐生:
気づいたら何故かこんな対談まで。
しかし冷静に考えると、どうして僕は人様のブログでこんな企画の司会みたいな事をしているんですか?

ついまーる:
最終回にして今さら次郎!
しかし僕も、桐生さんと同じくそれまで知らなかった世界をたくさん見せて貰いました。
そして、その新しい世界でもまた感動させてくれるのが乃木坂ちゃんなんですよね。

桐生:
確かに世界は広がりましたね。
乃木坂って、応援していてエネルギーが内側でなくどんどん外に向かっていく感じがありますよね。

ついまーる:
グループの雰囲気も大きいんじゃないですか?
誰かを蹴落としてのし上がるとかではなく、誰もが他人のために涙を流せる暖かくて優しくて美しい、正に奇跡のグループですから。

桐生:
そうそう、今までこの「桐生の部屋」にご出演頂いたゲストの方々は、ほぼ全員がそう仰ってましたね。

ついまーる:
僕にも過去ゲストの方にも負けないくらい語り尽くせない程の思いがあるのですが…
言葉にするならば、そう、「あなた達の事が心から大好きです。」ですかね。

桐生:
ロマンチックが止まらない!

ついまーる:
とまぁ、乃木坂ちゃんに対しては、好きという気持ちと感謝の気持ちで日々溢れているって事です、フッ。
ここで紅茶のカップを持ったまま静かに目を瞑るの描写。

桐生:
明日、今日よりも好きになれる溢れる想い、オッケーでーす!
最終回のゲストは「ついまーる」 さんでした!

ついまーる:
しゃ…しゃ……しゃくらぁぁぁ!!!

(ついまーる退席)

ついまーる:
えっと、ぐんぐんグルト… 1ダースで… はい…
領収書を… あ、「桐生」でいいです… はい…

桐生:
ちょっと!
せめて本名にしてくれないと落ちないよ!

(ついまーる退店)

桐生:
えー、ついまーるさん、如何でしたか?
昔からノギザカッションをご覧の皆様には説明の必要がない程、本当に面白くて読み応えある握手会レポートを多数お書きになっておられた方です。

僕も真似して何回かノギザカッションにレポートを掲載させて頂いたりしたのですが、みなみちゃんの個握が完売するようになったのを機に発表するのを止めました。
もちろん、その後も握手会には通っていて全回メモも取っているのですが、昔と今では参加者数はじめ色々な状況が激変していますので、時折自分で読み返してニヤニヤするためだけの備忘録に止めています。

ついまーるさんも、恐らく色々な想いがあって握手会レポートをされなくなったのだろうと推測していたのですが、今日やっとその答えが解ったような気がします。
大切なのはテクニックの応酬ではなく心と心の交歓。
ちょっと!エッチな想像しないでよ!
というわけで、ようやく僕もついまーるさんと同じ場所に辿り着いたのかもしれません。

それでは最後に、中村雅俊の名言でこのコーナーを締めさせて下さい。
「何気ない心の触れ合いが幸せを連れてくる。」

いや、やっぱり最後は、一世風靡セピアの名言でこのコーナーを締めさせて下さい。
「散った花びらは後は土へと還るだけ。」
それでは、また来世で。