ノギザカッション!

タイトルは「乃木坂46」と「Discussion(討論)」組み合わせた造語です。 主にアイドルグループ「乃木坂46」に関して、楽しく、まじめに、真剣に、いろいろ語ります!

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井上小百合


 勢いで書いてみました。いろいろ放り投げて前のめりに一発勝負。改稿なし。甘々です。シリーズ化する、のか?


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 恋愛禁止なんて関係ねぇ! アイドルと公衆の面前でいちゃいちゃしても問題ない世界。
 作者による補正大なので、「実際はこんな性格じゃない!」と思っても優しくスルーしてください。



乃木坂メンバーと「プリクラ」をしたら

井上小百合 編


「うわー、久しぶりだなぁ」

 流行りのプリクラに入るなり、小百合は嬉しそうに言って、慣れない手つきでパネルの操作をはじめた。

「どんな設定にする?」

 振り返る彼女に、任せるよ、と答える。正直、どれでも良かった。好きな女の子とふたりっきりの空間にいる。それだけで鼓動が高鳴る。今一番の心配事は、この動揺がばれないかどうか。たかだかプリクラでこんなにも緊張しているなんて気づかれたら恥ずかしすぎる。

 でもしかたないよな、と自答する。だって相手はあの有名なアイドルの――。

「よしこれに決めた」

 操作を終えた小百合が隣にやってくる。室内にカウントダウンが聞こえ、僕は慌ててピースサインを作った。ありきたりだが、他のポーズが思い浮かばない。本当はもっとカップルのような撮り方をしたかったが、彼女はベタベタした付き合いを好まなかった。付き合ってから手を握るまでにも相当な時間を要したぐらいだ。ここで「一緒にハートを作りたい」なんて言ったら嫌われてしまうかもしれない。

 でも、せっかくなら……なぁ。

 迷っている間に1枚、撮られる。出来上がりが正面の画面に表示された。

 僕はおもわずつぶやく。 

「すげー……」

 心からの声に小百合は照れたように、口元に手をあてた。

 画面には、完璧な「井上小百合」が映っている。たいていの人は、その容姿から柔らかな雰囲気を彼女に感じるが、ひとたび人前やカメラの前に立つと、がらりと変化する。彼女の好きな戦隊ヒーローになぞらえれば、それはまさしく「変身」だった。

「やっぱりアイドルなんだな」
「なに? 嘘だと思ってたの?」
「そうじゃないけど……」

 画面に映っている完璧な笑顔の彼女を見て感じる胸の痛み。その理由は分かっている。

 これは、みんなの井上小百合。みんなが求める彼女。

 でもせっかく付き合っているなら……わがままだと分かっていても、

 僕にだけ見せる顔でいてほしい。

「もう1枚、撮ってもいい?」

 確定ボタンを押そうとする小百合を止めると、彼女は怪訝そうな表情を浮かべる。

「何か変だった?」
「完璧だったよ。でも僕が、ね」
「いつも通りだと思うけどなぁ」

 そう言いながらも、撮り直しのボタンを押し、跳ねるように彼女が隣にやってくる。喜びが全身からあふれているようだった。

「でも嬉しいな」 
「なにが?」
「……それ、言わせる?」

 カウントダウンがはじまる。ふたりにある微妙な距離。彼女の手を握ろうとする。……もし、拒否されたら。だめだ、勇気がでない。横目で見る。アイドル井上小百合の完璧な微笑みがそこにはある。でもこれは――。

 逡巡していると、彼女がぽつりとつぶやいた。

「好きな人と……一緒にいられること」

 覚悟が決まるよりも先に体が動いた。

 ――っ。

 小百合を抱き寄せた瞬間、シャッターが切られる。

 胸に感じる温かさに緊張がほぐれていく。彼女の体が一瞬強張った。突き放されるかと覚悟したが、静かに腰に回された手に安心する。

 彼女はそのまま静かに言った。

「いきなりはだめだよ、恥ずかしい」
「ごめん、でも、ほら」
「……わたし、ひどい顔」
「そんなことないよ。今まで見た中で一番綺麗だと思う」
「ほんとに?」
「本当」
「もっと、見たい?」

 潤んだ瞳で見上げてくる。恥ずかしさからか、顔が紅潮していた。

「見せてくれるなら」

 視線を逸らさずに言うと、彼女は僕の胸に顔を埋める。

「あんまり見ないで、すごく恥ずかしいから」

 表情は見えない。けど、どんな表情をしているか、手に取るようにわかる。

「安心していいよ」

 そのまま小百合は言う。

「あなたの前でいるときが、わたしが一番わたしらしくいられる……」

 だからね……。長い間のあと、見上げてきた彼女は、

「わたしの今は、あなただけのものだよ」

 誰にも見せたことのない、

 僕にしか見ることのない、

 最高の笑顔で見つめてくれた。



 一瞬は儚い。

 繋ぎとめておく術などない。

「なに言っちゃってるんだろうね、恥ずかしいなぁ」

 でもきみが、その刹那を僕にくれるなら。

「え?」

 香り、温もり、笑顔、そのすべてを、

「こんな僕を選んでくれて、ありがとう」
 
 必ず永遠にしてみせる。

「わたしこそ。ずっと一緒にいようね」

 プリントクラブから吐き出された1枚の写真。

 ここからはじめよう。

 一瞬が繋ぐ永遠の旅へ、

 ふたりの世界を作るために。


20160518-01






次作として、

生田絵梨花と「カラオケ」に行ったら
斉藤優里と「映画」に行ったら
伊藤万理華と「買い物」に行ったら
中元日芽香と「握手会」に行ったら
山崎怜奈と「美術館」に行ったら

などを考えています。 


 

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 ジュウレンジャー、ジュウレンジャー♪

 伝説の戦士たちよ~♪


 どうも、雪崩式ジャーマン@メイ推しです。

 ジュウレンジャーを知らない若者はお父さんに聞いてみよう!



 さて、いよいよ本日7時30分から放送される「動物戦隊ジュウオウジャー」に井上小百合さんが出演します。

 これを書いているのが5時。

 あ数時間後に、ひとりの女の子の夢が叶います。

 テレビの前とはいえ、その瞬間に立ち会えるのは心が躍りますね。


 ジュウオウジャー公式アカウントも大いに煽ってくれています。


 可愛すぎる現役アイドルときたもんだ!

 ○○すぎるシリーズは飽きていたけど、今回だけは許してやろう!(何様?

 だって本当のことだから!



 戦隊シリーズはとんと見ていませんでしたが、今日はしっかりと視聴します。

 ここから戦隊ものにはまりだすかもしれませんし、逆に小百合さんを見て乃木坂に興味をもつちびっ子(大人も?)がいたら嬉しいですね。


 サユリストのみならず乃木坂ファンが集う濃過ぎる日曜の朝。

 小百合さんの逆さづりとともに昇天しようじゃありませんか!

20160508-01



 見終わった感想はぜひこちらの記事にお願いします。




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 乃木坂46の仕事始めとなったCDTV年越しプレミアライブ。深夜の生放送なので、未成年メンバーは出演できない。そのため、新曲の「何度目の青空か?」のセンターである生田絵梨花の代役は誰になるのか。出演前から乃木坂ファンの間で話題になっていた。


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 センターは、井上小百合だった。10thシングルに収録されたアンダー楽曲「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」でもセンターを務める彼女が、表題曲においてもセンターに立つ。そこにいたのは、弱々しい、薄幸の美少女然たる井上小百合ではない。アンダーライブを通し、確かな経験と実績を重ねた少女は、日本のトップグループを牽引するほどの存在感を身にまとい、2015年はじめてのステージに降臨した。


 脇には、ともにアンダーライブという戦場を駆け抜けた友がいる。



 8th、9thとアンダー楽曲の中心でアンダーの底上げに尽力し、井上にバトンを渡した伊藤万理華。

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 すべてのポジションを経験したからこそ得た俯瞰のまなざしで、アンダーをより高い方向へ導く中田花奈。

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 彼女が笑えば、すべてがうまくいく、その裏にどんな苦しみがあろうと、彼女さえ笑ってくれるなら、アンダーは、乃木坂は、安泰だ、そう思わせる永島聖羅。

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 選抜とアンダーの混合で見せてくれた「青空」は、オリジナルとはまた違った空を見せてくれた。たった数名の入れ替えで、曲はこんなにも違う顔を見せてくれる。何度でも、何度目でも、その空が映し出す景色が同じだったことはない。彼女たちは成長している。留まってはいない。自分自身の可能性と真正面から戦い、常に新たな自分を獲得している。

 流れる水は腐らない。乃木坂の生み出す透明な色は、彼女たちが歩みを止めない限り、決して濁ることはない。


 20150105-06


 今年の乃木坂46は、ここからはじまる。

 2015年の乃木坂46は、井上小百合という可能性からはじまる。

 それはグループの持つ可能性のひとつ、無限の広がりを見せる可能性の、たったひとつ。

 いったい今年は、どれほどの可能性を、どれだけの希望を、どんな青空を見せてくれるのだろうか。


20150105-08



 わたしたちはそれを、見逃さない。

 夢中で生きていても、きっと。

 強くなる彼女たちが、自分を無駄にするなと言ってくれる。

 その言葉を胸に、今を、生きる。





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