ノギザカッション!

タイトルは「乃木坂46」と「Discussion(討論)」組み合わせた造語です。 主にアイドルグループ「乃木坂46」に関して、楽しく、まじめに、真剣に、いろいろ語ります!

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テレビ


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 この神々しさは、乃木坂ファンならず、万人の心を震わしただろう。天使などはるかに超越した存在。この時間、この瞬間、いくちゃんはアイドルという狭い枠をぶち壊し、誰もが認める美少女へと昇華した。


 と、大絶賛の自分の傍ら、奥さんもまた熱狂していた。年齢がばれるが、奥さんはゴスペラーズを初期の頃から応援している生粋のファン。生まれたての 新しい世界で きっと見つけてあげる~♪

 自分はいくちゃん。奥さんはゴスペラーズ。目的は違えど、テレビはひとつ。よって、こんな状況になる。

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 いくちゃんが画面に映れば、自分が「うおおおおお!」

 ゴスペラーズが映れば、奥さんが「きゃああああ!」
 
 EXILEのTAKAHIROさんが映ると、ふたり「…………




 EXILEファンの方、怒らないで! バカにはしてないです、バカにはしてないんです! EXILEも好きですよ!


 うーうーせい! うーうーせい! きらめいて~♪


 はっ!? しまった! これは三代目だ! 違う違う、こっち!


  れーでぃーふぉざーれーぼりゅーしょーん♪ 今日こそ起こそう自分革命♪


 EXILE TRIBEだけど、まあいいですよね。うん。馬鹿にしてるわけじゃないってことがわかってもらえれば。


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 それにしてもこのかわいさ。自分のあほな記事も、これで全部浄化されるはず……。
 


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 本当にピアノを弾くひくちゃんは神がかってるよなぁ。

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 そしてこういう一面もあるあなたが大好きです。




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 「読売テレビ ベストヒット歌謡祭」に乃木坂46が出演した。

 流れは、以下の通り。


AKB48「希望的リフレイン

乃木坂46「何度目の青空か?」

NMB48「らしくない」

AKB48「フライングゲット」

AKB48「ポニーテールとシュシュ」

AKB48「恋するフォーチュンクッキー」

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 AKBグループの流れの中に組み込まれた形になった、今回の出演。出番が終わったあと、Twitterのトレンドに「AKBより乃木坂」という言葉があがったらしい。

 どういった文脈で使われたかは分からないが、好きなものを上げるために、何かを下げるやりかたは好きではない。そもそもAKB48グループも乃木坂46も、どちらも好きなので、パフォーマンスに関して比較することはなく、どちらも良かった、という感想になる。

 ただ、今回の構成は納得できるものではない。

 これは非常に意見が分かれるところだと思うが、管理人は、「48」と「46」は、決して一緒にしてほしくないと考えている。それを同一に考えることは、公式ライバルとして切磋琢磨しているメンバーに失礼なうえ、そのアイデンティティこそ、乃木坂を乃木坂たらしめている要素だと思うからだ。

 「48グループみたいなもんだろ」「そんなにこだわることじゃない」などの意見があることもわかる。その意図も分かっているつもりだが、ここは両方のグループを応援するひとりとして、決して譲れない部分。頭固いな、ぐらいに流してもらいたい。

 その点でいえば、まるでAKB48グループの一員であるかのような流れに、最後の総監督の締めの挨拶。総監督がコメントを出さなくてはいけないことも、出演者として乃木坂が並ばなくちゃいけないこともわかる。けど、あそこに立ってほしくはなかった。乃木坂はAKBの支店ではない。れっきとしたライバルだ。あれでは一般の目には、「たかみな率いる乃木坂」ととらえられても不思議ではない。


 非常にもやもやした気持ちを抱えつつも、AKB選抜とNMBの間に挟まれたからこそ、乃木坂の特色が際立ったというプラス要素があったことも認めなくてはいけない。華やかで艶やかだった雰囲気を、一瞬で乃木坂に変え、颯爽と去っていく。あの姿にはしびれた。


 内定なので記事として取り上げることはしなかったが、もしこのまま紅白が決まったら、AKBとは離れた位置で、確固とした一アーティストとして出演してほしい。それをしみじみと思った放送だった。


  

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 個人の問題だとしても、世間はグループ全体として評価する。たとえ個人が蒔いた種だとしても、それは個人のスキャンダルではなく、乃木坂46のスキャンダルとして扱われ、世の中へと広まっていく。

 テレビとは、そんな世間との戦いの場。どれだけのファンが見守っていたとしても、演者に見えるのは無機質なカメラのレンズのみ。その向こうは見えない。見えないことは恐ろしい。目の前にかわいらしい子猫がいたとしても、それが闇の中であれば、子猫はいっぺん、化物となる。心の迷いが、見えないものすべてを、恐怖の対象としてしまう。

 今日テレビに出た乃木坂のメンバーは、松村はもちろん、みんながそんな恐怖と戦いながらの出演となるんだろうな――そんなことを想像していたら、番組がはじまる前から涙があふれそうだった。

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 メンバーが入場してくる。松村の表情を見て、涙腺が決壊した。それは今までに見たことのない顔だった。笑顔はない。決意をみなぎらせているわけでもない。諦観したような、まるで感情を失ったような顔。「ああ、この子が不倫した子か」。そんな好奇の目にさらされることが、分からないはずがない。その民衆の感情への答えが、あの表情と考えると、「自業自得だからどんな目にあってもしかたない」……とは思えなかった。

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 乃木坂はトップバッター。「何度目の青空か?」SPバージョンは、生田のピアノソロからはじまった。

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 そのメロディーは、周囲の雑音、歪んだ好奇心、表面だけの軽蔑――そんなグループの周りに吹き荒れていた負の感情を一瞬で消し去る。乃木坂46というグループ、パフォーマンスを心に刻んでやる。そんな気概に満ちたはじまりに、余計な感情は消え去った。

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 乃木坂46のパフォーマンスは清純だった。清楚だった。その輝きは、あの事件の前と、なんら変わりはない。なにも変わっていなかった。むしろますます、清らかさに磨きがかかっていた。センター生田のまなざし、歌声は、負のエネルギーを、正のエネルギーへと転化させる。最近ニュースになってるグループだよな、そんな動機で見た人をも取り込むような、そんな力を感じた。


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 松村に笑顔はない。入場と同じように、感情を捨てた顔をしている。それは見ようによっては、悲劇のヒロインぶっていると批判されるかもしれない。それもひとつの考え。個人的には、今日ここに出てパフォーマンスしたこと。それが運営というより、松村の決意の現れのような気がした。今の自分を見てほしい。笑えなくても、無様な姿をさらしたとしても、これが今の姿。

 そんなことを考えながら見る松村の姿は、不謹慎を承知で言うが、とても儚げで、そして、とても美しかった。


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 乃木坂46は乃木坂46。何も変わらない。それがなにより嬉しかった。彼女たちの旅は終わってはいないのだ。それどころか、ますます加速度をつけ、坂道をかけあがっていく。

 そんな彼女たちを応援できる幸せを、今は噛み締めたい。




 

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