小高千早の毎日生ハム

　『アルゼンチンババア』を観ました。よしもとばなな作品は初体験ですね。ババアが住んでる白い遺跡が素敵でした。

　明日は三人でお花見に行く予定です。午前中すこし早めに弁当などの買い出しに行くので、もう寝ようかなー。
　なんか今日はやる気が出ません。PCの電源入れるのも億劫です。六君子湯の６成分とか調べたかったんだけど、またあした〜。

　ああ、なんかドス黒い不安感が……。

　桜と私です。
　誕生日記念もかねて、近所のノンちゃんとランチしてきました。
　海が見えるカフェ＆ギャラリー『うみ音（うみね）』にて『うみ音ランチ』をはぐはぐ。お料理もオシャレで美味しいし、店員さんは優しいし、なかなかグーでした。満席だったので、10分程度待ったのですが、「いつもこんなに混むんですか〜？」と聞くと「そうですねー。でも、夏はもっと混みます！」ということでした。
　料理やお店の外観、海など、ケータイでぱしゃぱしゃ撮ったのですが、後になってすべてマクロモードで撮影していたことが判明。とうぜん画像はボッケボケ。ガクッ……。というわけで今回アップした画像のほとんどはノンちゃんによる撮影です。

　ごはんのあとはドライブがてら八戸公園こどもの国へ。桜が満開でした。
　なつかしの動物コーナーを歩きます。
　急に暑くなったせいか、しんだように横たわるウサギたち。
　うへー。七面鳥ってこんなにグロテスクなの……。
　隙間からにゅーーと顔を出すヤギさん。

　家を新築しているノンちゃん一家の仮住まいを見学し、土台だけになったノンちゃんちも見つつ、帰宅。
　もらったバースデーカードにあった、『私たちは大丈夫。必ず花開くのです。』というメッセージがじーんときました。

　ありがとう。行こう！　行こう！　一歩一歩進んでゆこう！　そしたらいつか必ず私たちは、花、ひらくから。

　昨夜はビール何本か、缶酎ハイ、マッコリ１リットル、ワイン一本などなど、飲み倒しました。若干の二日酔いです。画像はニジマスのあらいとお寿司。

　幼なじみから『なんか俺らってちょうどよくない？　もう結婚しようよ。断られるの覚悟してるけど（笑）』というメールをもらうという夢をみました。なんか文面がリアルすぎて本当かもと思ってしまいました。結婚かぁ、そろそろ考えてもいいかもー？　とか思ってしまいました。
　でも突然アンガールズの山根じゃないほうが出てきて、
「な、ん、で、オ、レ、じゃ、だ、め、な、のぉぉぉぉ！」としつこくアプローチされ、根負けした私は彼を父に会わせることにしました。
　父は大病院の耳鼻咽喉科の医師という設定で、二人でその病院へ向かいました。
　病院の案内図で耳鼻咽喉科を探すのですが、なぜか『チン喉科』としか書かれていません。
　すると山根じゃないほうの人は、
「ちょーっとぉ、チン喉科ってなによ〜、チン喉科ってぇぇぇぇぇぇぇーー！」
　とだだをこね始めたので、困ったなーーと思っていると目が覚めました。

　謎の夢です。意味がわかりません。それに私って別にお笑い好きとか意識してないんですけど、よく芸人が夢に出てきます。なんなのか。

　昨夜は『バブルへGO!!』と父から借りた『異人たちとの夏』を頑張ってみました。バブルはずっと観たいと思ってたので(なんかバブル期を体験した者として。といってもガキだったし、田舎はそんなに風潮が顕著ではなかった気もするけど)、楽しく鑑賞できました。
　異人たちとの夏のほうは……ちょっとパパー！　びっくりしたよ！　最後のあたりホラーでしたよ。でもいいお話だなーと思いました。

　ところで、はっぴばーすでー小高千早〜♪
　と誰よりも先に自分で祝ってしまおう！　……と思ったら先に親友からお祝いメールが届いてて、おっと先越されたぜ嬉しいぜ、のんちゃんありがとー！　日曜のランチ楽しみにしてるよ〜★

　夕食はケーキと、浜繕のニジマスのあらいと、はま銀さんのお寿司でパーティーの予定です。いっただきま〜す。
　あとは今日の日付が変わるまで、無事に過ごすのみです。

　さっき屋根の塗装業者さんが来て、作業を始めるというので、部屋のカーテンを閉めようとしたら、目の前の足場をダダダダダ〜っと作業員さんがまるで忍者のように走り抜けていきました。びびった。まさに職人技だね。

　……っあー。屋根の上を仕事してまわる忍者たちの足音がちょっとうるさい……。

漢方のツムラ43番『六君子湯（りっくんしとう）』をふたたび服用しはじめました。昨日クマ先生が処方してくれたものではなく、ずっと前に近所の内科からもらってて余ってた方から飲むことにしました。
　しかし『朝・昼・夕食30分前にお飲みください。』の表記にとまどう。私、恥ずかしながら起きたらすでに昼だし、ひるめし食べないかもしれないし。確実に食前に飲めるタイミングって１日１度しかないです。だから前にもらったときも余らせてしまったんですね。あー。食べないときでも定時に飲むのかとか、昨日ちゃんと聞けば良かった。
　とりあえず今日の昼はツナサンドを食べることにして、食前にちゃんとゴクっ……っっっうーーわ懐かしいなーこのクソマズさ。木の皮煎じて飲んだらこんな感じかな〜というかんじです。前に飲むのをやめてしまった理由がここにもあります。
　でツナサンドが１時くらいだとして、うちの夕食はだいたい四時半、早いんですよね。だから、「あれっ？　さっき服用したばっかりな気が……」ってなって結局夜の分は飲みませんでした。もう、これではやはり余るばかりではないか。
　うん、でも、心なしか胃の動きが良くなったような気がします。ここんとこ私を悩ませていた軽い吐き気も弱まったような。

　あ、またお客さんだ。ほんと忙しいな。

　塗装会社のひとでした。
　明日は朝八時から屋根の高圧洗浄とサビ止め塗りをするそうです。土日も返上で作業するそうです。また早く起こされる〜。
　ま、健康的でいいか。ではこれから『バブルへGO!!　タイムマシンはドラム式』を観ようと思います。の前にさっきネットの広告で見つけた『ビタミンB群の不足が焦燥感・不安感を誘発する！』というのを鵜呑みにしてビタミンB剤を飲もうと思います。
………………

　みましたーー、って書こうと思って放置してたらまた恒例のPCカッコン音が……
　もうハードディスク限界かもー(泣)。
　仕方ないので今日はこれまで〜♪

ガンガンガン！　ガーンガーンガーン！　どっかーん！　ギリギリギリギリ……
↑ここ。ここが何故か詰まって反映されるんですけど。まあいいけど。でも気になる。
　激しい怪音でムリヤリ起こされ、ハーそうだ、今日は屋根塗りのための足場を組むんだったな〜と思い出す。
　そして外からひびく怒鳴り声。
　――おーいっ、それじゃぁダメだろぉ！　なにやってんだよー！
　――はあ。
　――はあじゃないだろぉ？　屋根に足場がくっついてたら意味ねぇだろぉ！　やり直せよコラァ！
　――はあ。

　眠いけどうるさくて寝てられない。仕方ないのでいつもよりちょい早いけど、ＤＶＤを借りに出かけることにしました。
　玄関を出ると、庭を挟んで道路に白い軽トラック。鉄の足場パイプを山ほど積んでいる。
　そして立ちはだかるように腕組みし、屋根を見あげる髭の兄ちゃん。頭に白いタオルを巻き、白い半袖シャツ、だぼだぼのズボン、地下足袋という、いかにもな兄ちゃんだ。そうか、こいつが指示をとばしてたボスか。ちょっと怖いぞ。
私「お、おつかれさまでーす」

　髭兄ちゃん、まさかの無視。クソッ、てめーも仕事しろゴラァ！　て人のこと言えない。全然言えない。

　半ば逃げるようにスッタカター。
　肉のモリタの角を曲がったら、ふわっとカレーの匂いがしました。モリタのハムカツやメンチカツはここいらでは結構美味いと評判で、道路にはいつもお客さんの車が駐まっている。ちょっと遠くからもお客が来るらしいです。もちろん生肉や焼き肉用味付け肉などは各種扱っていますが、おたまいっぱい2〜300円のビーフカレーや豚汁、ひっつみ汁もおいしそうです。でもママが「つくり置きなんて嫌だワ〜」というので、まだ食べたことはありません。バブルの頃はよくレバ刺し買いにきたもんですが、時代はかわったなー。狂牛病なんて知られてなかったもの。

　で今日も邦画。『バブルへGO!!』と『アルゼンチンババア』を借りました。旧作ばかり選ぶので、どうしても古い作品になってしまいます。いつも行くとこ、作品の『新作』期間が長いんですよね。もーー、いつまで新作シール貼ってるんだよー、早く旧作にしてよ。

　あとコンビニでケータイ料金を支払い、さっさと家路につく。
　鉄パイプで囲まれた我が家はなんかちょっとした要塞みたいでした。
　ちょうど作業が終わったみたいで、「終わりましたので〜！」と軽く挨拶してボスと子分が軽トラに乗り込んだところでした。
　たった二人でこれだけ組んだのかぁ。すげえな。

　ヒヨドリさんがパイプにとまってキョロキョロしてました。明らかに戸惑ってます。
　でも決心したようにパイプをちょんちょんちょんと渡り、いつものリンゴのところへ……
　とおもったら、ぴんぽーんとチャイムが鳴り、こんどはナントカ板金さんの人がやってきました。いそがしいな。
「屋根の雪止め、取り外しに来ました〜！」
　数分とたたないうちにブィーーーーン！　ズドドドドド！　と電気ドリルの爆音がひびいてきます。ヒヨドリはびっくりして鳴きながら逃げてゆきました。
　ちなみに『雪止め』とは雪の降る地域の家の屋根に取り付けられている、金属のストッパーみたいなものです。雪が落下して隣の家なんかに落ちて迷惑にならないようにしています。

　がんがんがんがん！　どたどたどだとた（屋根の上を歩く板金さんの足音）！　へいっ！　おうっ！（謎のかけ声）……
　わーん。うるさい。おつかれーーーーっす。

受診日でした。
　前髪が邪魔だったので、梅ちゃん先生風に、前髪をねじってピンで留めて、はい行こー。ってママに言ったら、
「……ちっくん、眉毛書いた方がいいわよ」と。
　そりゃもう、おでこは広くもなく狭くもなく、眉毛は薄く（中学の風紀検査で担任に「小高、眉毛剃ってないよな？」って聞かれた……）、化粧もしないので、ハイハイわかってますよ、幸薄き顔してますよ、しょーがないでしょーー？

私「じゃ、いってきまーす」
　父がひょいと顔をのぞかせる。
父「千早。蛾の墓を作ったから、拝んでいってやってくれ」
私「はーい」
　庭の桜の根もとに『蛾の墓』と達筆で書かれた棒が刺さってました。ちょっと笑いたかったけど、とりあえず、「蛾さま〜、両親を見守っていてくださいなむ〜……」とお祈りしました。

　市民病院着。きょうもスタッフ口から二階ホスピタルモールへ向かう。
　11番外来の外待合いで、断酒会で知り合った谷さんの背中を見つける。若いけど渋さも持ち合わせる、かっちょいいにーやんだ。おまけに真面目で実直。元奥さんはカナリの美人だ、と断酒会仲間のあいだで噂になっている。
私「谷さんこんにちはーー」
谷さん「おっ、どーも。元気だった？」
私「まあまあです。谷さんは？」
谷さん「俺もまあまあ。断酒会、来なよ。みんな寂しがってるよ」
　そんなばかな。
私「あはは、朝早すぎてむずかしーんだなー」
谷さん「最近、すごいよ、20人くらい集まるよ」
私「あー、柳さんもそんなこと言ってたなー……」
　とても、断酒ではなく節酒にとどまっているとは言えない。谷さんはスリップ繰り返して入院も何度もして、頑張ってるから。
私「ところで私、今週で30才になりまーす」
谷さん「ええっ、そうなんだ？　俺、22・3だと思ってたよ！」
　そんなばかな。
　回復したらまた飲食店やりたいって言ってた谷さんです、がんばれーー！

クマ医師「では、ここ一週間、どうでしたか」
私「うーんと。……創作のためになることをしようしようと無駄に頑張ってしまうというか。面白いとも思わないのにムリヤリ読書したりとか、一晩に二本も三本も映画のＤＶＤみたり。そんな行動を重ねても重ねても、なんというか不全感ていうのかな……が消えなくて、不安とか焦りがつのるばかりなんですよね。何か、大切なことを忘れてしまっている気がするんですよね……」
クマ医師「（きーぼーどかたかた）。ふむ……。でも以前はそういった頑張りも利かない時期があったでしょう。その状態と比較すれば、僕はいいかなと思います」
私「ふむ（クマせんせの真似）。そういわれてみればそうですねぇ」
　確かにそうだ。次の話題に移ろう。

私「金曜日で30才になります……」
　クマ医師、うむ、とカルテに見入る。
私「自分でもおかしいと思うんですけど、30までに小説家になれなかったら死んでしまおう、という思いは、いや思い込みは、ぴよ先生に出会ったことで少しは薄まりました。でも彼はいなくなってしまって……誕生日が近づくにつれて、なんだか心配だなという感じがどんどん強くなってるんです」
　クマ医師、きーぼーどかたかた。
私「もし、万が一、突発的に、死にたいとか死ななければというような衝動が起こった場合、どのように対処したら良いでしょうか……」
　ダメなんだけど、こういう心配することがかえってリスクを高めているってことはわかってるんだけど。
　涙がでてきました。右目からぽろん、と落ちていきました。
　でもクマせんせ、無言できーぼーどかたかた。
私「……これまでの経験上、衝動が起きてからでは遅いんです、どーしたら……」
　クマ医師、手を止める。むーーーーーーー、と仏頂面で、組んだ手に顎を乗せる。
クマ医師「…………。」
　考えている。考えてくれている。クマせんせーは鬼だけど、こーゆーところがあるからどうしても憎めない。

クマ医師「……これまであなたに起こってきた衝動というものは、自分でもなぜそんな衝動が起こるかわからない、ということが多かったでしょう？」
　そうでした。今までの、数々の未遂行動は。
私「うん。はい。」
クマ医師「ですが今回に限っては、あなたは『小説家になれないから』『小説家になりたいのになれていないから』、死のう、という感情が起こると言っていますね」
私「そーか、そうですね」
クマ医師「その点では今までとは違うといってよいと思います。突発的とはいえ、何らかの意識が働く可能性が高いでしょう」
私「なるほど……」
クマ医師「それにあなたの最近の経過を見ていると、大分落ち着いた状態が続いているので、僕はそれほど心配はしていません。しませんね」
私「はは。そーですか」
　あとは〜〜……、とクマ医師また目を閉じて思案する。
クマ医師「24時間受け付けている相談機関に電話をする……できるだけ家族の側にいる……市民病院に電話をする……救急外来を利用する……」
私「あー、結構ありますね。大丈夫だといいなあ……」
クマ医師「（笑）他に、心配事は？」
私「あ、胃の調子がよくないです」
クマ医師「どんなふうに」
私「主に、吐き気ですね」
クマ医師「ふむ…………では、六君子湯（りっくんしとう）という漢方を出しときます」
　あっ、それ家にあるんですけどー、と私に言う暇を与えず、くませんせーカチカチカチカチとマウスを高速操作。では、とぺこり。
　あっ、あ、ありがとーございましたー、ぺこり。

　優香さんとも同じような話題で話し合いました。
　念のために、と優香さんは『こころの電話』と『いのちの電話』の番号を、いつものオレンジのペンでメモした紙をくれました。
　今日もまたスタッフ口まで送ってくれ、「来週、取り越し苦労だったよって笑って会いに来てくれるの待ってるから。ホントだから！」と声を掛けてくれました。
………………

　ママと合流し、お買い物。
　いつものお酒屋さんの駐車場に、いつもの緑のワゴンが駐まっている。移動販売のピザやさん『アルマジロ』だ。
私「あれー？　今日は３種類あるー？」
ハンチング帽の兄ちゃん「うん、今日は３種類だよ。別に新発売ってわけじゃないけど、いつもは２種類」
私「いつものってどれでしたっけ？」
兄ちゃん「ミックスとエビマヨ！」
私「あ、じゃあいつものじゃないエビグラ、ください」
兄ちゃん「かしこまりましたー。お時間は８分ほどかかります。買いものしてくるといいよ〜♪」
私「はーい♪」

　というわけで今日の晩ごはんは、エビグラタンピザとさくら鍋（馬肉鍋）に決定〜のまきでした。
　夕食の時また例の白い蛾の話になり、ほろ酔いのママが
「――なんで？　なんでなんであんなキレイな姿で生まれてきたのに死んでゆくの……？」
　と。ママにしては哲学的なお言葉だと思いました。

古い時計だけ 他に誰もいなくて
ひとり待つ私 涙こらえていた

やがて聞きなれた あなたの足音に
夢中で駆け出した あなたの胸の中に
もう戻れないほど 大人になったけれど
忘れない あなたと生きた かけがえのない
灯と刻

（坂本冬美の『人時』歌詞より）

　NHKの演歌聴いてたら、先生のこと思い出した。病室で先生の足音待ってたら、ずっとずっと待ってたんだけど来なくって、何時間も経ってから、先生とはもう会えないんだって知った。

　先生、ぴよ先生、かえってきて。

　かえってきてよぉ

昨夜がんばって『秋深く』も観ました。八嶋智人とサトエリの、おかしいけどほんのり泣ける『リアル・ファンタジー』。父のＤＶＤなのでもちろん舞台は大阪です。でもでもこれを良しとする父の感性って私が思っているよりずっとずっと若いんだなあと思いました。パコと魔法の絵本も気に入ってたし。

　だもんでちょい寝不足かも。
　起床して居間へ降りてゆくと、父が
「千早、蛾が死んだよ……」と悲しげに言います。
　虫って不思議ですね。一ヶ月ちかく我が家で暮らした例の蛾は、純白に薄灰の斑点をもつ綺麗な姿そのままに。ただもう動くことも無論飛ぶこともなく、ラップにくるまれて窓辺に置かれていました。
「あとで埋めてやろう」
「うん」
　人間も不思議ですね。私なんかこどもの頃は純に残酷で、ゴミムシを溺死させたり、カマドウマに洗剤飲ませて殺したりしたものですが、今はもうしませんね。

　だが父よ、なぜ蛾をラップで包む……？　まあいいけど。

　学生の頃に買って読みかけだった『天に梯子を掛ける方法』を読みなおしてみました。
　バクテリアとかCF細胞（508番遺伝子欠損）とかが大活躍（？）する読み物です。頭がこんがらがらがら。でもなんか漠然と「ああ、過去の私ってこういうの好きだったんだよなぁ」と懐かしい感じがします。
　同著者ジェイ・イングラムの『脳の中のワンダーランド』は今でも私の中の興味深い本ナンバーワンです。
　でも東京の友達に貸したままだったので手元にありません。買い直そうか検討中です。

　ではこれから近場の温泉『下田ゆーらくえん』にいってきまーす。

ふと見るとブログ管理画面の端に『開始から1000日目』と出ていて一瞬とりあえずヤッホーとか喜びそうになったけど、そういやこのブログは他のURLから引っ越してきたものなので、正確には1000日ではないのでした。咎狗三昧だったある夏、odagger11298というIDを取り、始めた『咎メントの鈴』。11298は主人公アキラの国民番号の一部でした。まあところがさすがに２年もすれば飽きてきますわな。ということで咎狗を卒業しかけた私にとって11298は余分な数字の羅列でしかなくなったのです。
　で、IDを変えたいという思いだけが引っ越しの理由です。そのへん無駄に神経質なんですよね。
　あでもでも、リンちゃんのことは今でもだいだいだーいすきです！　リンちゃんだけが咎狗というゲームから飛び出してきて私の胸に住み着いているのです。もはやこの胸の中の子は、『咎狗のリン』ではなくまったくの別人ではないかと思うのですが、だからといってこの子に何という名をつけたらよいのか皆目見当がつかないのです。

　あーきもちわるい。なにがって確かに上記の事柄もきもちわるいですけど、まあそれはおいといて、変な姿勢で（俗に言うアヒル座り）ＤＶＤ観続けたからです。『オリヲン座からの招待状』、美しかったです。
　きもちわりーんだけど（胃部が）心の中で誰かが叫ぶ。
　――もう一本！　もう一本！
　今日は休肝日。涙腺がゆるくなってさっぱりするから、酒飲みながら観るのも悪くはないんですけど、内容を忘れるというリスクも伴うし、やっぱり素面でみたいよね。

　というわけで父からレンタルした『秋深き』をふぁいといっぱーつ。
　なにを必死になってるんだか……。

　あ、また雨降ってきた。

髪がすごく伸びて邪魔になってきたので、慣れない手つきで適当にピンでまとめて、数時間経って鏡をみたら後れ毛具合が落武者みたいになってました。美容院行きたいんだけど、なんかこうしたいなとかああしたいなとかビジョンが無いので、まーいっかってなっちゃう。かわいい編み込みとか自分でできればいいんだけど……。

　まあいいかといえば、フィギュアのペア、高橋成美＆マービン・トラン組のどっちが成美でマービンかわからないまま応援していたのですが、昨日やっとわかりました。なんか小柄な女の子のほうが『トランちゃん』て感じがしていて、『成美』が男子の名前でもおかしくないしとか、いいかげんなファンですみません。団体戦勝利、よかったですねーー。カナダ国籍のトランさん、「日本のために貢献したい」とインタビューに答えていて、ほんわかうれしー。

　せっかく３シートくらいためてたゾピクールを昨夜酔っぱらって全部のんだみたいです。もったいないなー。しかし朝の目覚めはいつも通りで、何だったんですかね。まあ私みたいのにはこのくらい安全なお薬がいいのでしょう。
　さらに最近よっぱらって外の自販機にコカコーラ買いにいく頻度が高くなってきて、朝起きて「ウワッ、また飲んだの？　記憶無いよ〜」ってかんじで、一本ならまだしも二本とかううう。そのせいか体重がこれまで生きてきてMAXです、非常事態宣言です。運動不足もあいまって、こりゃやばいよー……と思うんだけど、けっきょく無駄にお酢を飲む程度の悪あがきにとどまっております。だいたいなんで外の自販機はコカコーラなんだ、いやべつにペプシNEXを置けとか無茶は言わないから（コカコーラ社の自販機だもんね）、せめてあの黒いコカコーラゼロを入れてくれ！　ってそういう問題じゃないのはわかってるけど。

　ママに渡辺謙の『明日の記憶』をみせてみました。
「６回くらい涙が出た」という冷静なんだか違うんだかわからない感想が返ってきました。
　きょうも邦画。『オリオン座からの招待状』を観ようと思います。
　あと父から『秋深き』と『異人たちとの夏』のDVDを借りたので、余力があればどっちか観たいと思います。

　はー。今日はダメでしたね。なんか気が滅入って。雨のせいかな。ペパーミントティーごくごくしたけどさっぱりしませんでした。天候に左右されるとかイヤですねー。
　じゃあいってきまーす、テレビの前へ。

日頃、記事に『クマ先生』『クマ先生』とけっこう頻繁に書くからでしょうね。
　記事下のGoogle広告に
『目元の黒いクマが消える！』とか
『しつこいクマやシミとおさらば！』とかって最近出るようになって、ちょっと笑っちゃいます。

　メールソフトにもそういう機能があって、以前友人が、『胃腸の調子が悪く嘔吐しているので今日の予定はキャンセルします』と言いたいのを、あろうことか『今日もんじゃなので休ませてください』などと表現したために、
『本場大阪のもんじゃ焼き！』とか
『都内で一番美味しいもんじゃ！』とか広告がどんどん出てきて、あやうくもんじゃ嫌いになるところでした。

　お食事中の方、失礼いたしました。

読者モデルになる夢をみました。
　仲の良い先輩モデル・みさは、撮影が終わるとすぐにノーブラにジャージ姿になります。
「モデルなんてこんなもんよ」が彼女の口癖です。
　私たちは親友になりました。

　いろいろな思い出ができました。
　森の奥の神社に『青い首つり人形』が吊されていて、心霊スポットになっているというので、ふたりで探しに行ったりしました。私はその人形の画像をブログにアップしたかったので、いっしょうけんめい撮りました。
　帰りの車で事故にあい、シートベルトをしていなかった私は車外に放りだされました。特に大きな怪我はありませんでしたが、その場所は警察署の真ん前だったので、やばい、見張られてる……ってふたりで逃げました。

　私には恋人もいました。鉱石博物館の学者・井村先生です。石のことになるともう寝食を忘れるくらいでした。いつも神秘的な石の物語を私に聞かせてくれました。

　そんなとき、みさが結婚することになりました。
　井村さんと二人で出席することにしました。ちょっとカジュアルかなって迷ったけど、カーキ色の花柄ワンピで出かけました。

　みさは顔が広い方なので、大勢の人たちが教会に集まっていました。
　もっと前のほうに行って、みさにおめでとうって言おうよ、と私は井村さんを急かすのですが、どうも様子が変です。
　スーツのポケットから外国のコインを一枚出し、僕はここにいるから、これをみさに渡してきてくれ、といいます。
　私は言うとおりに、人混みをかき分け、微笑みをふりまくみさのところへ行き、コインを見せました。

　すると、みさの笑顔がみるみる曇り、ついには泣き出してしまいました。

　私はそのとき初めて、みさと井村さんがかつて恋人同士であったという事実を知ったのでした。

おいらせ町の『和の湯』（元太陽温泉）にいってきました。入浴料390円。一階にはあつ湯、檜の湯、ジャグジー、立ち風呂、電気風呂、檜の寝湯、水風呂、サウナ。外は露天と歩行浴（4/28〜）。二階は海の見えない展望風呂（見えることもあるかもしれないけど、ひっきりなしにトラックが眼下を走っている）、檜の湯、寝風呂、樽風呂（コレにはいるとザバーンとお湯があふれて「あー贅沢〜」とか思います）。食塩泉。源泉かけ流しで震災後、お湯が少し増えたらしい（とこっそりおねーさんから教えてもらった）。
　どうでもいいですが立ち風呂に首までつかってブクブクしてたら、目の前の注意書きプレートに『150cm以下のお子様は危険ですので入らないでください』と書いてあって。私の身長はジャスト150なんだけど、ま、お子様ではないからいいのか？　などと思案したりしました。

　なぜか私は露天が好きではないというか興味がないので、露天以外をひととおりゆっくりまわり、さてあがりますかと脱衣所へ。
　すると、半裸のおばあさんがニコニコしながら近づいてきて、こちらに背中を向ける。
お婆「スィマスェン、シャっツを引っ張ってけろ〜」
私「あ、はい、いいですよ〜」
　シャツをひっぱれとな？　よくわからないけど、私はお婆のババシャツに手をかけ、ぐいぐいひっぱる。
　ちゃんと着させてくれってことだと思ったのでした。ぐいぐい、ぐいぐい。
お婆「いんやいんや、そんでねぇですぅぅ。下からずろっとひっぱってけろ」
　ずろっと？
　あ、もしかして。
私「おかあーさん、もしかして脱ぐのー？」
お婆「んだんだ、脱ぐンだぁ」
　逆でした。着せようとしてました。
私「こーかな？」
　ずろっと（？）脱がせるのに成功しました。
お婆「ハァ〜、もうすわけないなぁす。脱ぐにも着るにもひとりでできねんだなす〜」
私「ははは、いんだいんだー。みんないい人だすけ、手伝ってもらえばいんだー」
　なぜか私までなまってました。
　私、よっぽど見た目にトゲがないのか、お年寄り好きする顔なのか、なんかわかんないんですけど、お風呂で年配の方に話しかけられることがよくあります。背中に貼った湿布に手が届かないからはがしてけろ〜とか、背中に手が届かないからこすってけろ〜とか、いやーあっついあっついあっついべぇ？　とか、よぐすったら（よくそんな）ひゃっこいとごさ（冷たいところに）じーっと入ってられるもんだぁとか。

蘇我入鹿でぇす。このモヤシ炒めの素、そんなのいるかー？　そんなのいるかー？　って思ったけど、…………いるかーも♪

　ていう、だいぶまえのCMを思い出し笑ってしまうほどダジャレが好きです。
　さて今日は午後の読書を終えぷひゅ〜となっていたときに激ナイスなタイミングでたるとん嬢から着信が。
　１時間超、よもやま話に花を咲かせました。中野とか懐かしーなー。特にたるとん嬢は小説や創作の話などできる数少ないお友達でありますので、日頃の鬱憤や、ちょっとしたオタ話とか、忘れたはずのぴよ先生のこととか、つれつれと吐露吐露したりできました。聞いてくれてありがーとー。衣装作りがんばってね〜！

　夕飯は酢豚と焼き魚と私作のせんべー汁とか。酢豚やカレーに入ってる角肉の脂身がちょっと苦手で残してごめんなさい。ママが伊右衛門の『濃いめ』茶のんで「にがいっ、渋いっ、もうこりごりっ！」と拒否権発動してたので、私がごくごくのみました。普段は十六茶とか爽健美茶とかミネラル麦茶とかだったんそば茶とか、カフェイン無しの飲み物をチョイスしてるんですけど、レパートリーが尽き、なんかどれも飽きてきたねぇということで、こないだからカフェイン解禁となったのでした。まあ私はママほどカフェインに敏感ではなく、ペプシもいつも飲んでるし、眠剤服用してるからそんなに眠れないってこともないので別にいいんですけど。
　ちなみに『濃い茶』、コーヒー党の父に飲ませてみたら「うーん、喉もとを過ぎたらお茶の香りがしてきて、さらにそのあと舌先に苦みが残るねえ」とかなんとかコメントいただきました。「眠れない？　上等！」みたいな気合いも見せてました。

　では本日は恒例のDVDの日なので、これから渡辺謙の『明日の記憶』を観ようと思います。
………………

　観ましうわあああああああああああああああん！　悲しいよ悲しいよ悲しいよ悲しいよ悲しすぎるよーーーー！　冗談じゃないよ悲しすぎるよ悲しいったら悲しいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……！

　ぐすぐすしながら居間に飲み物とりにいくと、ママが「録画してたピカルの定理みたけど、あんまり面白くなかったわ〜」だそうです。そうね、だって昨日はビバルイ無かったもの。でもママがびーえるとか理解（？）するのかについては甚だ疑問ですけれども。

　あああ、まだ涙が止まらない。みるんじゃなかったくだらないダジャレで笑ってりゃよかった、いや、みてよかったけどもーわけわからん

　いつも通りにスタッフ口から市民病院へイン。二階へ昇りホスピタルモールを歩いてゆくと、
　あ、南病棟のイケメン看護師Yくん発見。こちらへ歩いてくる。
　私、へい、てなかんじで敬礼っぽく彼に挨拶を送る。
　イケ看さん、真顔で私と同じポーズをとる。そのまますれ違う。

　ううー。Yくんかっこいいよーー。私もあんな彼氏がほひーー。
　無駄に笑顔を振りまかないとこもまた、いいんですよね。
　でも入院時は、「今日は暴れないの？」とか聞かれた……、やっぱり真顔で。このイカレ女が、とか思ってるんだろうなあ。

クマ医師「ではどうでしたか、この一週間」
私「あ、なんか、読書できたりとか、部屋かたづけたりとか、日記つけたり、家の手伝いしたり……なんだか良い一週間でした」
クマ医師「ほほう（きーぼーどかたかた）」
　クマ先生、柔らかく優しい笑顔を浮かべる。

　わーー。この人、こんな顔もするんだ……。

　鬼が仏に見えました。
私「このまま、創作へ移行できたらいいんですけど」
クマ医師「まあ、そうがつがつと焦らないのが一番ですね」
私「はぁ、そーですね。えーと今週の温泉は、ステラマリンと、優香さんおすすめのせせらぎ温泉に行ってきました」
クマ医師「そんな遠くまで……。お母さんが運転するんでしょう？　大変だ」
私「そーなんですよね。私も免許取ったから、替われると思うんですけど」
クマ医師「うーん。あなたの場合は病気の関係もあるから、運転はしない方がいいと思います」
私「はー。そーですかー」
………………

「東北では１、２を争うほどの小規模店舗らしいよ〜」
　優香さんとは近々病院のそばにできるイオンのショッピングモールの話とか、「通勤途中に見るんだけど、やっぱり熊の沢温泉の向かいの山にヤギが5、6頭いるの〜！　草食べてるの〜！」とか、最近流行ってるのがインフルBだかCだか、いろいろ、いろいろ話しました。

　ママと合流して、病院近くの雑貨屋さんで、四角いクッションを２つ買いました。
　肘掛けカウチを置いてるんだけど、結局全然座らなかったりなので、カウチは隣の部屋へ移動して、クッションを配置。しばらく地べたライフを送りたいと思います。
　買いもの中、
ママ「こないだ保険のお姉さんが来たときねー」
私「うん」
ママ「父さんってばなんかカッコつけちゃって、『お、裏庭にヒヨドリがきたな……』とかってスカした感じだったのよー」
私「あはは、そーなんだ」

　家に帰ってその旨ただしてみると、
父「いや、彼女は庭に背を向けるかたちで座っていたから、ヒヨドリには気づかなかったに違いない」
　などとごまかしていました。
………………

　夕食時。
　日本酒をおちょこいっぱい、うっかり袖に引っかけてダバっとこぼしてしまったら、ママが「かわいそーー↓　あげるわ〜」と発泡酒をなみなみと注いでくれました。ありがとママ。

ずーーーーっと使ってなかったFirefoxで見てるんですけど、当時(四、五年前かな)登録したお気に入りページをひとつひとつあたっていったら、ほとんどが更新停止か削除になっていて、なんか寂しーなーと思いました。みんなツイッターやFacebookに流れてしまったのでしょうか、mixiとかに引きこもってしまったのでしょうか、それともホントにやめてしまったんでしょうか。
　私のこの思いは、高校時代、およそ10年前、生徒の間でPHSが流行ったとき、自分の番号と１番違いの番号に「ﾄﾓﾀﾞﾁﾆﾅﾘﾏｾﾝｶ?」とPメール送ってみたりした(間違えましたとかそんな理由も必要ない、カクシンハンの半角20文字カタカナメールでしたね)、あの頃と変わってなく……。時代遅れといえばホントにそうなんですけど。なんだかなー。

　今のBGMはCooRieの「光のシルエット」。『絶対少年』のOPです。
　私がアーティストさんに、さんづけや様づけをしないのは、大学のときのピアノの教授が
「あなたたちは親しげに『さん』とか『さま』とかつけて呼ぶけど、バッハやモーツァルトに『さん』をつけて呼ぶ人がいますか？　いないですよねー。だから僕はしません。」
　って言ってて、なるなるほろほろーと思ったので私もあんまりしてない感じです。

　あーFirefox、結構早くていいかも。今日からコレ使うかも〜。

　優香さんイチオシ、十和田市の『せせらぎ温泉』に来ています。ロビーで両親待ちです。
　お風呂あがりです。湯上がり美人です。
　うそです。顔も体も真っ赤っかです。いちばん熱いとこにずーっと入ってたからです。
　奥の高温浴槽が、熱いの好きの私でも悶絶しかけるくらい熱くて。でもそれが良いんですよね、ドＭですね。
　他の浴槽は、中温１カ所、低温３カ所、水風呂。サウナ。露天は二種、歩行浴かな四角いプール然としたのと、ひょうたん型の。どちらもぬるいです。（熱い湯と他の湯の温度差が激しい。いろんな好みに対応できそうですね。特にぬるめ好きな人にオススメかも。）
　お湯はやや濃いめの食塩泉です。シャワーも強くて頭が気持ちいいです。
　去年末から新源泉開始だそうで、もちろん源泉掛け流しでございます。
　優香さんによると、昔は露天横の水路に金魚がいたらしいのですが、今はいません。

　近くには農園カフェ『日々木』があり、いつかはランチでもしたいものですが、父が外食嫌いなので、いつのことになるやら……。

　きまぐれ温泉レポでした。たまには真面目に。
　よーし、帰ったらビール飲むぞ飲むぞ飲むぞ〜！

　日に何度更新する気だ私は。
　えー今日も味噌汁担当でした。今日は元気なアサリでした。砂抜き中に触手のようなものから水がぴゅーぴゅーしてました。私の塩加減がちょうど良かったのですハッハ。父が「アサリ本来のおいしさを堪能したいので、ネギなど余計なモノは入れないでほしい」ということだったので、美味しい貝を食べたいのかそれとも貝のうまみがいっぱい溶け込んだ汁が飲みたいのか聞き、（前者ならば貝がパカッと開いた時点で加熱をやめ、ふっくらした食感を残します。後者ですと貝が開かないくらいの低温でくつくつして、汁が白濁してくるまでゆっくり加熱します。）後者希望だったのでそのようにしました。美味しかったです。
　お皿も洗いました。ニートにしては偉いぞたぶん。

　で食後、CGアニメ『ベクシル-2077　日本鎖国-』を観ました。逆に面白かったです。何の逆やら。
　どうでもいいですけどレンタル屋さんの伝票が『ベクシル-2007　日本鎖国-』って間違ってて、もう過ぎてるやん、とつっこんでみました。

　ここんとこ、いやずーーーっと、調子が出なくてお布団で休んでることが多かったんですけど、今日は読書できたし（長野まゆみ）、漫画も読めたし（楳図かずお）、比較的良かったです。気候がゆるくなってきたからですかね。模様替えのおかげですかね。このままゆっくりでいいから創作に移行してゆけたらいいですね〜。
　本。学生の頃は翻訳モノかノンフィクション（特に脳科学系）しか読まなかったのですが、最近は日本人の作家さん、とりわけ女性の作品を読むようになりました。なんとなくですけど女性のほうが、より書きたいものを書きたいように、趣味丸出しでけっこう好き勝手に書いてるなーと感じることが多いので、読んでて楽というか参考になるかもというかそんなかんじです。
　今日はもう少し頑張れそうなので、もうちょい本を読もうかな。頑張りすぎは禁物ですけどね。

　――小高ってあいつだろ？　あのオレンジの首から下げていっつも聴いてるやつ。
　と知り合いが言っていたらしい。そのくらいヘビーに使用していた。
　新しいmp3プレーヤー買ったタイミングで、これまで使っていたオレンジのやつが壊れました。ニャイスタイミン！　でも壊れてしまったので、酔っぱらって録音した自分の歌声データを消去できませんでしたという後味の悪い事態です。超絶へたくそ。まじ恥ずかしい。まちがっても蘇ってくれるな。

　なんか生命保険の見直しだそうで、さっき女性の保険屋さんがうちにきて、父と母と、居間でなごやかムードにて話し合っています。
　私はというと、渾身のニートっぷりを発揮し、二階の自室で息を殺しております。
　だってうっかり保険のおねーさんに出くわしたら――なんだこいつ、月曜なのに家にいるのか……？　とか思われそうなんだもん。やだもん。
　でも……。お、おトイレ行きたい……。どうしてうちは一階にしかお手洗いがないのか。だれかたすけてーー。

　なんてね。
　さっきメールチェックしたら大学時代の友人・ミポ嬢から結婚祝いのお礼メッセージが届いてました。
　なにが嬉しいかって、品物とかより、私が書いた手紙を喜んでくれていたこと。
　ほんと、嬉しいな。
　四年間、ピアニストとして貴女の優しいバイオリンのサポートができたこと、本当に良かったと思います。
　結婚おめでとう！　あなたをとりまく日々のハッピーを、心からお祈り申し上げます。

　蛾がまだ生きているのですが。最初に発見したのは今月１日くらいだったので二週間以上生きていることになります。斑点が薄くなったような気がするけど、前見たときより明らかに大きくなっているので、こどもではなく本人（？）だと思います。あいかわらず昼は窓辺、夜は部屋の照明、と光を目指す生活を送っています。
「水など飲まなくても平気なんだろうか……？」と父が心配しています。いや、平気だとおもうよ、ていうかあげても飲まないよきっと。
　五月人形を物置から出したころから出現しているので、人形の箱に紛れ込んでいたのではないかと。もうしばらく素敵な蛾ライフを送ってもらいたいところです。

　このまえとある学生さんがやってるブログを拝見したのですが、いやー、すごい人がいたもんだ。専攻の物理に関すること、PCの豆知識、プログラミングのあれこれ、ネトゲ、アニメ、趣味の山登り……とピシッとカテゴリ分けして、そのひとつひとつが深いこと深いこと。とくに山の写真は圧巻でした。いやほんと感心いたしましてござりまする。惚れちゃうぜ。
　それにくらべてこのオダカプラスときたら、蛾がいたとかいないとかいやいるんだけど、まじでどーしょーもねーなと思います。比べても仕方ないんだけどね。
　こんな方向性のないユルンダランぶろぐをいつも見てくださっている方、なんかすいません、でも嬉しいです、ありがとうございます。いつか恩返しが、できないとおもいます。

　火曜日に行ったらボイラー点検でおやすみだった『マリンサイドスパたねいち（元ステラマリン）』にリベンジだゴー。名前が変わってからは初めてですね。
　父によるとステラマリン時代は「レストランにはどっかから一流シェフを招いたらしく、地味に美味いらしい」ということだったんですが、メニューもパスタ中心に一新されていました。あと、前はいりぐちに大きな水槽があり、その中にやたらでかいホヤ貝（赤いトゲトゲの、人間の心臓みたいなグロい見た目の貝（貝なのかどうかもちょっと疑問）。喉の奥に残る独特の苦みが特徴。小高家ではおなじみの珍味。酒がすすむよー）がいっぱいいて、一個300円で販売されていたのですが、それもなくなっててちょっと残念でした。
　お風呂はタイルなどが新しくきれいになってました。入浴料400円、シャンプー・ボディソープ・ドライヤー有り（このへんはアグリパークおおさわと同じですね。海VS山、張り合ってるのかな）、メイン浴槽は熱めのジャグジー、湯布院の湯、漢方の湯、水風呂、サウナというかんじ。
　でもなによりここの特徴は、やはり豪快なオーシャンビュー。画像は休憩フロアから撮ったものですが、お風呂からもだいたいこんな眺めです。日の出とか綺麗だろうなぁ。

　帰りに道の駅だか物産館だか忘れましたが、ちょい立ち寄り、お魚屋さんからタコの白子（つまり頭部分の中身。これもグロいっすね）、お野菜、麦麩のみそ漬けなどを買いました。

ブログネタ：

今までで一番困った忘れ物、何ですか？ に参加中！

　今日はオニオンコンソメスープを担当。そのまんま煮込むのではなくひと手間。玉ねぎとベーコンをしっかり炒めてからスープをつくりました。ほんとはアメ色まで炒めたかったのですが、だんだん焦げてきて怖くなったので早め投入しました。
　で夕食後、『ハンサム★スーツ』を観ました★。

　あーなんか、目が変だ。嵐の相葉くんと櫻井くんが識別できない。
　まあいいや。今日のお昼は、昨日セレクトした両手いっぱいのプレゼントを持って近くのファミマへ。コート着なくて正解だった。ちょっと汗ばむ陽気でありました。
「宅急便おねがいしまーす」
　出てきた店員さんはハイでは失礼しまーす！と荷物を受け取りガツン、ばすん、ってオーイもっと丁重に扱いなさいよ〜。
店員さん「950円ですね〜」
　ん。意外と安い。クロネコヤマトの紙に記入しーの。
私「クロネコさんって、重さですか、大きさですか？」
店員さん「あー、うちの店舗に限っては、あくまでうちに限ってはですよ、まず重さも大きさも測定して、で、大きい方の規格で料金を決めてるんですねー」
私「へー。でもこの値段なんだー」
店員さん「お客様のお荷物は、軽いですけど大きいですからね〜、この料金ですね〜」
　いや、安いからいいんだけどそんな、おっきいけど中身無いみたいな言い方しなさんな（考えすぎ）。

店員さん「では到着は明日13日の金曜日、14時以降になりまーす」

　ああっ。偶然とはいえ結婚祝いが13日の金曜に届いてしまうとは――！
　まあここ日本だし、どうか大目にみてくださいミポさま〜。
………………

　で、ひさびさにブログネタに参加。
　『今までで一番困った忘れ物』はですね、短パンですね、小学校の体育の。
　私、二年生だったんですけど、その日の授業に体育があることを忘れていたんです。
　あろうことか薄紫のワンピースで登校したのです。
　学校から家までは300m程度なんですけど、給食食べて昼休みも終わってから気づいたのでもう手遅れだったのです。
　その日の種目はマット運動。一列に並んで、華麗に前転後転して向こうへ抜けてゆくクラスメイトを見ながら、ううう……ともじもじしてるうちに私はひとり残され……。担任は若い男の先生だったのですが、鬼ですね、「なにやってるんだ、さっさとしろ！」みたいな感じで怒られ、私は白いパンツ丸出しで前転前転前転（この頃から運動音痴の私は後転ができなかった。たぶん今でもできない）。なんかもう、目の前真っ白でしたね。
　今でもあの時のことはハッキリ覚えてます。T先生の鬼、鬼、鬼、鬼鬼鬼鬼鬼〜〜ッ！

　なんかきゅうに炭酸飲料が飲みたくなって、財布から150円を握りしめ、そとの自販機に走る走る走る。
　外は雨ざあざあ。しかも自販機の炭酸はコカコーラしかなく。あー、三ツ矢サイダーかカルピスサイダーが飲みたかった。
　しかたなくコーラを買って家に向かって走る走る走る。

　帰り着くとズリズリ長いジャージのすそはびちゃびちゃ。
　もーー。着替えました。

　というわけでコーラをごくごく。
　カフェイン入ってるから眠りに影響するかも。
　ひさびさに11時超えて起きてますな。今日は病院とか買いものとかすごい疲れてるはずなんですけど。

　特に待ち時間にストレス感じることなくクマ医師と対面。
「ではどうでしたか、一週間」
私「父と一緒にふきのとう探しに行ったりとか、そんでてんぷらとか」
クマ医師「（笑）酒量は？」
私「あ、変わってないですー」
クマ医師「休肝日は守れてる？」
私「ハイ」
クマ医師「特にストレスとかはなく？」
私「そうですね。酒飲むのをがまんして、DVDみることに置き換えてですね。なにより家族全員が実践してるので、オーライです。」
クマ医師「ふむふむ。（きーぼーどかたかた）」
私「昨日は種市のステラマリンに行ったんですけど、ボイラー点検でお休みで。あ、今はステラマリンじゃないですね、うーと、たしかマリンサイドスパたねいち……」
クマ医師「（笑）そんなに経営者というか、名前変わるんだと、また変わるかもなぁ」

　優香さんとは恒例の映画の話とか、お花見の話とか、温泉の話とか、パパがおにぎり作る話とか。
　なんか『なくもんか』と『ザ・マジックアワー』観ましたっていったら「アハハ、なんか古〜い！」と一刀両断。
………………

　そのあとママと合流し、近くのショッピングセンター・ラピアにごー。
　友人の結婚祝いのプレゼントを買いにいくのまき〜。前から狙ってたハンドバックのかたちした電気スタンド買いました。

　それから石やさんbe-Stoneで『鉱石アソビ』という本を買いました。石だ石だ石だーわーい。
　それからママと一緒にお寿司屋さんでサバの押し寿司とサーモンのお寿司とホタテのお寿司と具だくさんさつま揚げを買いました。

　帰りの車内。
ママ「朝の番組で又吉といっしょに出てた人だれだっけー？」
私「あ、綾部？　綾部くん僕だいすきなんだけど〜」
ママ「違うわよ、それ相方でしょー？　誰だったかしら〜ていうかあのコンビなんていうの？」
私「ピースだよピースー」
ママ「それにしても誰だったかしら〜（きいてない）」

　家に帰って、さっそくPCの家計簿つけはじめるママ。
「さーつーまーげー。あれ？　さつまげって変換できなーい」
私「さつま揚げ？」
ママ「ん？　さつまげーー」
私「さ、つ、ま、あ、げ」
ママ「さつまげでしょ」
私「さーつーまーあーげー！」
ママ「さつまげー」
　ええいきりがない。

　そして水10に昇格となった？ピカルの定理の綾部氏が34才だと知ってびっくり。ぜったい年下だと思ってた。
　１枚目の画像は昨日行ったらお休みだったステラマリンの代わりに行った『アグリパークおおさわ』から臨んだ階上岳の裏……は何て呼ばれているんだったかな？　アグリパークはヘルストン温泉。入浴料400円、ボディソープ・シャンプー・ドライヤー有り、サウナ・水風呂・ジャグジー・露天二種（山が綺麗に見えます）、みたいな感じです。なんとなく塩素臭を感じた気がするけど気のせいかも。

　ほろ酔いでジャミロクワイをノリノリでイヤホン爆音で耳につっこみ……。
　あーー……、なつかしーーーーホワワワワワ〜。
　あの頃私はジェイ・ケイになりたかった。

　いまさらですがインコグニートーも好きです。

　きのうママと買いもの行ったついでに、百円ショップのお弁当コーナーで父のために『おにぎり型』を買いました。ご飯詰めてぎゅっとするだけで、三角のおにぎりが一度に二個つくれるという代物。
　今朝さっそく使用してみたらしく、感想を聞くと「サイコー」だそうで、良かったね。
　ではこれから洋画『ルネッサンス』をみまーす。
………………

　はい観ました。アニメと実写の中間みたいなビジュアルといい、内容もなんかさっぱりしないなーという感じでした。
　つーか地べたにぺったり座るのよくないですねぜったい。背骨が痛んできました。でもなんか落ち着くんですよねー。
　話は変わりますがMyMedia Server Toolというのが勝手に起動し、他PCから勝手なアクセスを受け、さらにどうやら私のBIBLO君の中身を勝手に公開しているらしいのですが。知らないIPアドレスが表示され、この方のアクセスをどうのこうのと出たのでびっくりしてさっき気づきました。富士通製品にプリインストールされているソフトなんですが、機能他なんにも知らないまま毎日毎日起動していたのかと。もう五年以上になりますよ。なんかショックですよもー。早々に消しますよもー。

　あー。ピースの綾部くん好きかも。かわいいなー。

　いつもの神社の付近でふきのとう採り、第二弾。

　前回の約二倍、39個とりました。半分をてんぷらにしていただきました。
　ちょっと苦みがでてきてました。今年のふきのとうシーズンも終わりですね〜。

　段ボールいっぱいのお菓子をもらったので、近くにいたタカトシのどっちかに「あのー、タカさんかトシさんかわかりませんが、よかったらこれどうぞ〜」と言ったらおもいっきし無視されて傷つく夢をみました。
　で何故か無性に納豆汁が食べたくなって目覚め、居間へ降りてゆくとママがソファーでPCいじりながら、

　――ちょっとー、なんでこっち見るのよぅ……。やだー、見ないでよー……。

　とぶつぶつ。窓越しでリンゴを食べるヒヨドリさんに話しかけているのでありました。
　彼らにはいろいろなタイプがいて、ちょっと頭動かすだけでびょんびょんピーヤピーヤと大騒ぎしながら逃げていく子とか、じりじり近づいていくと大丈夫な子とか、窓越しに大接近しても図太くリンゴ食べ続ける子とか……。
　カメラを向けてみます。
　逃げません。リンゴにくちばしをねじ込むようにして一心不乱に食べ続けーの……、
　いやん、何故こっち見るーの。
　でも父の場合はかなり近くまでいっても、どの子も逃げないんですよね。不思議。ゴールデンレトリバーのレオンが生きていたときも、レオンが寝そべってたらスズメたちがどんどん集まってきて、逃げるどころか彼のエサをついばんだりしてて不思議だなーと思ったものです。父は鳥たちに動物（仲間）として認知されているのかも。

　そして父、おにぎりにはまる。
　先日、クマ先生が診察の合間におにぎり食べてるらしいよと言うと、なんか触発されたらしく「父さんもおにぎりが食べたい……」と。
　で次の朝から慣れない手つきで本当におにぎり作ってました。昨日は私が「ラップで巻いたご飯を、テーブルとか平たいところにトントンしながらやるときれいな三角になるよー」と口出しーの、あとごま塩スティックも混沌としたキッチンから探し出して「はい、ごま塩」と差し出しーのでなんとかカタチになってたのですが。
　きょうは……、ぷぷー。
　なんかアニメとかで不器用なヒロインがつくったみたいな、絵に描いたようなぼろぼろおにぎりでした。
　でも父は満足げな様子で、ゆっくりと食してました。
　あ、私は納豆汁、つくりましたよ。納豆１パックを包丁でたたいてひきわりにして、ダシをきかせてぐつぐつしたお鍋に投入し、あとは普通に味噌汁つくる要領。ネギの小口切りもいっぱいいれました。

　あいかわらず風が強いです。枝にとまったヒヨドリが向かい風にビューーって飛ばされてゆく衝撃シーンを目撃しました。

　三谷幸喜の『ザ・マジックアワー』みました。すごいなーすごいなー私もこんなの作れたらすごいなー、とひさびさに思ったりしました。何様？私。いや、でもホントに面白かったです。

　若ぇ頃は洋画アクションしか観なかったのに、しかも１日二本とか観てたのに、まあウェズリー・スナイプスとか今でも大好きですけど、なんか最近、邦画もいいですねーと気づけて良かったよ。これまでが有り余るエネルギーの発散・解消だとするなら、このごろはエネルギーの補給・備給みたいな感じです。もっともっと素敵な作品に触れたいと思います。でも行きつけのビデオ屋さん、邦画の品揃えがいまひとつなんですよね。近所にTSUTAYAもあるけど、前バイトしてた手前行きづらいし、ゲオもあるけど狭そうだし。
　まあ何より最寄りの映画館のバイトをばっくれーのしたので四年近く経った今でも怖くて足を踏み入れられないし……。あーばかばか私。

　バカといえば今日、出版社から「作品を受理いたしましたのでご通知申し上げます」というようなハガキが届いてて、一瞬なにが書いてあるか理解できず、え？　もしかして選考突破!?　とか無駄にドキドキしました。でも今時ハガキってすげーアナログだと思います。無駄にいろんなとこに投稿してきましたけど、たいていはメアドの明記必須でメール通知だったり、フロッピー同封必須……ってこれもあるいみアナログっぽいけど（フロッピーディスク探すのにすごい苦労した）。
　まあ送れども送れども、やっぱどんどん新しいの書いてかなきゃダメだよね。と思って書けたら苦労はいらねえ。

　そうそう父が私の紹介した『パコと魔法の絵本』をいたく気に入ったらしくアマゾンでDVD購入してました。さすがアマゾン、１日で届いて。「早速パソコンで観てみた。キャプチャーもたくさんとった！」と父ご満悦でした。
　はー、普段はヌードル狂いの私ですが、今日はご飯がおいしくて食べ過ぎたです。休肝日ってなんかたべすぎちゃう。胃がイガイガ。

　「光星学院の決勝ってときにーー」と苦々しく思いながらママ車で家を出発。
　いつものように裏スタッフ口通って二階精神科外来へ。
「アノ、医療費控除の上限が、2500円から5000円に上がってしまったんですけど、これって……」
受付譲さん「はーー、それはこの病院からの申請をうけて、市役所さんが決めることであって、こちらからはどうにも……」
　ということでした。だよね仕方ないよね〜。さらに、
受付譲さん「あの、小高さん、申し訳ありませんが今日の予約は入っていないんですけれど……」
　うわっ、どじっこコバさんしくじったな〜！
　と思いつつ「いや、毎週水曜予約なんで〜」
　と食い下がると「し、少々お待ちください！」と受付譲さんは奥へ。
　戻ってくると「はい、こちらの間違いでした、申し訳ないです〜〜」ということで。
　中待合い室に移動。あらわれたのは桂看護師。二週間ぶりだ。
私「わー。先週はコバ看護師さんに会って、なんか懐かしかったです〜」
桂さん「うふふ、そーねー。予約の件ごめんなさいねー。で、どーだった？　ここんとこ」
私「うーん。父の影響うけて高校野球見たりとか」
桂さん「ああ、光星ね！　初戦の頃は何だか弱々しいなぁと思ってたんだけど、びっくりよー、決勝まで残るなんて！」
私「ですねーー」
　中待合い室には私たちの他、だれもいない。
桂さん「はーー。疲れたわーー……」
私「やっぱ忙しい？」
桂さん「うん、特にね、水曜日はクマ先生、１時半に出かけなきゃならないから、患者さんの調整とか」
　うん。なんかそんな雰囲気で診察室を追い出されるように出た記憶がある。
私「そこは桂さんとかがうまくやってるんでしょ？　予約とか」
桂さん「うーん、でも個々の患者さんに対応するでしょう、だからやっぱり……」
私「桂さん優しいし、一生懸命だもんね」
桂さん「いやいや！　そんなんじゃないけどね！」
私「またまた〜」
桂さん「そんなことより。クマ先生なんかは、診察の合間におにぎり食べてるのよ！　すごく急いで」
私「作ってもらったおにぎり？」
桂さん「そーね。今はこんなふうに（中待合い室を見渡す。）時間もできてるけど、そうね、三年前くらいは本当に、忙しかったわ！　……じゃあ、次、先生に呼んでもらうわね」

　ぴよ先生の事件があった頃だろうか……。

　私も、診察中クマ先生が時間を惜しむように、そのまま口を付けて飲むタイプの水筒から飲み物をゴクゴクーっとあおるのを何度も見ている。診察室は、いつもほんのりコーヒーの香りがして、だから水筒の中身はたぶん、コーヒーだ。
クマ医師「では、どうでしたか。酒量は？」
私「いや、変化ないです」
クマ医師「昨日はどれくらい？」
私「んーと、ビール一本と、マッコリ１リットル……」

クマ医師「マッコリ１リットル……？　アルコール度数は？」
私「……な、７％……」
クマ医師「……ビールと同じくらいか。味は、どぶろくみたいなモノか？」
私「は、はい、たぶんそんなかんじ……甘酒みたいな」

　クマ医師ムーーと渋い顔をする。わかってます。ちょっと飲みすぎです。
私「あの、自立支援法の上限額が倍になっちゃって、母が、病院いつやめるの？　とかすごい聞いてきて……」
クマ医師「うーん……そこは役所の審査だから、僕らがアプローチして額を変えるというのは難しいのではないかと」
私「うー……」
クマ医師「仮に問い合わせたとしても、これこれこういう理由でというのは教えてくれるかもしれませんが、額の変更は……。ああ、僕より、ソーシャルワーカーの柳さんに聞いたほうがいいな。でも柳さんは今日デイケアの担当だったな、終わるのはたしか二時半……」
私「あー、ですよねー」
クマ医師「とりあえず聞いてみましょう。桂さん桂さーん」
　桂さん、受付口よりあらわる。
桂さん「ハイ」
クマ医師「柳さんに相談があるみたいなんだけど」
桂さん「ハイ、小高さんのカウンセリングが終わるのは2時ですね？　では２時にこちらへ来てもらうように、連絡入れときます」
　さすが桂さん。あざーす。
クマ医師「その他。受診に関してトラブルなどは？」
　アキ君のことだ。
私「いえ、なかったです、すいません」
　ひょい、と桂さんがふたたび顔を見せる。
桂さん「今日、彼きてましたよ」
クマ医師「むむ」
私「うーん、先週も来てたみたいだったです。こんな強風のときにも来るんだ……」
　んーでもだめだめ、アキ君に悪気はないんだし、ネガチプ思考廃絶！

………………
　優香さんとは、「十和田の官庁街の桜がホント綺麗なのーー！　お・す・す・め！」とか「木崎野温泉のお湯のつるっつるはほんとすごいよね！」とか、私が弘前で暮らしてた頃のこととか。花見のスポットとかそういう話。ママと診療費の話でも私「週に一度ここに来て、優香さんと会って、話するっていうのが、今の私にはとても大切なことだと思っているんです」優香さん「そーだね。それをお母さんにもわかってもらえたらいいのにね」というような感じで。
　優香さん「柳さんとの話、終わったら呼んで〜？　いつもみたいに、出口まで送るから」

　やさしいでぃす。

　ということで、サンダルシタシタ音たててあらわれたソーシャルワーカーの柳さん（長身。ちょいなで肩だけどけっこうカッコイイ。優しい笑顔がグー）と別室で小話。
私「上限額が倍になっちゃってー……」
柳さん「うーん。それをくつがえすのってすごく難しいと思うんだ。それよりも、千早さん障害年金もらってる？」
私「いえ。両親がそれ嫌がるので、もらってないんです……」
柳さん「医療費負担のこと考えるんだったら、障害年金のこととか、一度話し合ってみるといいと思うんだ。そういう支援を受けることによって、医療費も減額することができる、みたいなね」
　うーん。そうなんですけどねー。うちは……。
　ところで。
私「そーだ。断酒会って、今でも続いてるんですか？」
　ぴよ先生がいなくなって以来、どうにも聞けずにいたことだ。今は柳さんがリーダーになってやってるはずだ。
柳さん「やってるやってる〜。今はすごいよー、20人超えるくらい、集まるよ」
私「わー。そうなんだ……」
柳さん「断酒、やってるの？」
私「……いや、断酒とまではいかないけど、休肝日設けて、がんばってます！」
柳さん「おお。休肝日できるようになったら、いい傾向だね！」
　じゃあお忙しいところありがとうございました〜、ぺこり。
　てなかんじで、８番プレイルームにとって返し、扉をちょいと開け「優香さーん……」
優香さん、すぐ奥から姿をあらわす。「あれあれ、もう終わったの〜？　じゃ、いこうかー」

　二階のエレペーター前で、南病棟の清美看護師と、当時は「入れてー入れてー入れてーー、○×☆入れてー、まわせーまわせーまわせー、入れてー入れてー入れてー……」と呪文を唱え続けてたMさんを見かける。
私「あ、Mさん。ふっくらされたかな〜」
優香さん「そうそう、千早さんいたときは、ご飯もろくに食べられない状況だったからね〜」
　よかったー。優香さんは月に何度か南病棟の患者さんの調査に回ってるから、くわしいのだ。
　ぱたぱたぱたーと手を振るも、清美看護師には気づいてもらえず。

　優香さんと別れて、スタッフ用階段口をキイイと開ける。
「うおっ！」
私「わ、すいません！」
　『扉の前に人がいるかもしれません、開閉はゆっくりと！』の張り紙を無視してしまったせいでこの方……、あ、リハピリのT先生じゃないか。背骨ぼっきんのリハビリで担当だったT先生だ。
T先生「おおーー、すいませ〜ん」
　……ちぇ。ぜったい私のこと覚えてない。まあいいや。
　適当に挨拶を返し、一階まで下ると、正面から南病棟のイケメン看護師が大人用おむつを大量に抱えて歩いてくる。
私「（ぱたぱた手を振る）」
イケ看「……あれ？　どっから来たの？」
私「ウフフ、秘密の通路から……」
イケ看「ふーん。きょう診察？」
私「うん、診察」
イケ看「そーなんだ。じゃあね」
私「はい、おつかれーーっす」
イケ看「おつかれー」
　あいかわらずつれない。いや、今日はマシなほうか。アキ君と会いたくないから、ってひとこと言ったほうが良かったのかなあ。彼、イケ看さんに接触してアドレス渡したりしてたし……。

　で、急いでママ車に乗ると父から「3-6。まだ返せると思う」とメールが入っていたので、今日はショッピングなしで帰宅。光星の応援だーー。

　でも負けちゃった。でもよくがんばったーー。パレードするのかな。かな？

　こちらも雨が降ってきました。
　高校野球決勝、順延でしたね〜。残念。明日十二時半からみたいだけど、病院の時間とかぶっちゃったよぅ。急いで帰ったらクライマックスくらいは見られるかな〜？　でも友人の結婚祝いにプレゼント買いたいし（日付がせまってるし）、困ったな〜。

　とか困ったふりしながら、ピカルの定理の『ビバリとルイ』（B&L）の動画がないかなーとぽちぽち検索してました。ふじょしですねー。でも面白いからしかたない。……けど、つべさんのはほとんど削除されてて、ナントカ権の壁を感じました。DVDみるしかないかーな。

　就寝前の薬、９錠をぷちぷちしてるとヤンデル感というか、なんかイヤになります。でもやめると普通に生きれないかも、困った。悟りでも開けばいいんですかね、どうやるんすかね、滝にでも打たれたらいいんですかね。
　自分に酔うなら徹底的にそうしろよ、そしたら何か、もしかしたら力になるかもよ、とか思うけど、それもけっこう難しいんだな。あーほんと、根性無し。

　阿部サダヲの『なくもんか』観ました。すばらしかったです。どうでもいいけど偶然ながら最近手に取る作品の瑛太率がけっこう高いなーと思います。

　模様替えしてからというもの、せっかく設置したカウチをほったらかして地べた率も高まってます。けっきょく俺たちは地べたが好きなのかもな（だれの台詞だっけ？）。
　Eテレで『不思議の海のナディア』の特集をするみたいなので、今さら〜？　とかいいながら見ます。『エヴァンゲリヲン』をみたことはないんですけど勝手に似てるような気がするんですけど、なんててきとーなことを言うと怒られそうですけど。何で私はコッテコテのオタクなのにあのエヴァを観たことがないのでしょう、と時々不思議になります。でも今からは無理です多分。私の集中力の限界は全４巻までです。もっと若い頃だったらなあ。

　ああもう！　今日もまたPCがカッコンカッコン言いだしたので、そろそろ切りますね。

　父の影響で、だんだん野球のことが好きになってきたようなそんな気がしないでもない私です。
　やーー、我が八戸の光星学院、決勝進出ですねえ。昨シーズンはたしか準優勝でパレードを期待したんですが、なんか不祥事的なことが発覚して、けっきょく無かったんですよね。今回はぜひ優勝してパパパパレードやってほしいですね。明日四時いよいよキックオフじゃなくて、なんだっけ、あプレイボールですね、頑張ってほしいですね。
　光星学院の野球部メンバーって、関西出身の子が多いらしいんです。だもんで明日の大阪桐蔭との試合はなかなか面白いんじゃないかなーと。少なくとも関西人である父にとっては。
………………

　話は変わりますが、やっぱり哀しい現代社会です。
　ママが、回覧板がどっち回りでまわってるのかわからないらしいのです。適当に右側のお宅に持っていくと（ピンポンして手渡しではなく、戸口に置いてくる）、次の日もどってきたりなんてことは日常茶飯事で。
　――アラー？　戻ってきたわー。逆だったのかしらウフフ……。
　と余裕のママなんですけど。いいのかこれで三丁目町内会？

　蛾が。夜、照明をつけたら電球のとこにばたばたばたーって飛んできて、朝、朝日の差し込む窓辺にばたばたばたーーって戻ってって、また夜、電気つけたら電球のほうにばたばたばたーーって。父「もうこれ、外に逃がそう」私「いやーー、こんな寒いときに外出したら死んじゃう！」てなかんじで、ここ三、四日そのままです。食卓の灯りをつけるとぱたぱた飛んでくる。父「仕方がない。このまま飼うか」
　というわけで、今日午後父が「いつもの神社のところにふきのとうが生えているかもしれない！」と言いだして、母「なによーーー、まだ早いわよーーー」とけんか腰ながらも、ふきのとう探しへ。
　花開いてました。ピンぼけだけど。
　こんなにとれました。22個。
　天ぷらにしました。らららー。さくさくほっくほくでした。
　ネットで調べてみると花は開くほど苦くなるということで、あと採りたてが苦みが少ないとかそーいうことで、美味しかったです。