自分の中途半端さに我慢なりません。
半端半端半端に生きて参りました。
喝。喝。喝。
まいにち生ハムな小高千早の日記! 自由にやりたい放題散らかします! ことしこそ小説家デビューですのよ!
眠れませぬ。ネルボン効きませぬ。
いいことなんかひとつもない。情けない私だから今は誰にも会いたくない。
ちくしょうと毒づきながら、でもまあいいかと思える自分もいる。
退院のとき薬剤指導の人が持ってきた、斉藤茂太の本のコピーが手元にあります。
「人生に失敗がないと人生に失敗する」とか「いま何がないかより、今なにがあるかで発想しよう」とか書いてあるやつです。こういうの、嫌いじゃないけど好きでもないです。渡されたときは何かの宗教かと思いました。
でもあの薬剤師さんの目は痛いくらいまっすぐで、
「お薬は解決法ではありません、ただあなたを少し助けるだけです。最終的に必要なのはあなた自身が変わること、あなたが良い人生を送ること……」
そんなこと言って背中をさすってくれました。変わった人だったなあ。
また会いたい。
きれいごと並べ立てたって、うまくいかないもんはいかないよ。今が苦しすぎて「人生」になんて目を向けられないよ。そう言って泣きつきたい。
私だって「できること」を増やすより「楽しめること」を増やしたい。
好奇心から幸福を生みたい。
強気のふりをして強気になりたい。
……がつがつして、いかんいかん。
天使が飛べるのは、気をラクにもっているからだ。だって。
とあるWebショップの会員番号お知らせメールの一部……
*会員IDは英数字7文字で構成されております。
但し、アルファベットのI(アイ)O(オー)Z(ゼット)は
使用しておりません。
……すばらしい。なるほどね。
Iとlとか1とか紛らわしいですもんね。ゼロとオーとか。
で、Zは。Zはなんでだ。まあいいんだけど。2かな。
大学院受験用のテキストが届きました。
……○○による○○学においての○○論について説明せよ。
○○統計における信頼性と妥当性について説明し、○○形成における向社会性の発達について論じよ。……
……ううわああああ。
ごめんなすって。完全に甘く見てました。全く論じられる気がしません。
まだ小説応募の方が脈がある気すらします。
だいたい私は、勉強できないからって音楽に逃げ込むような輩の吹き溜まる大学を出た身なのです。もちろん私自身もそうです。(でも小説はいいのかよと思った人はイエローカード。人生最大の楽しみにしたいからいいのです。)
まあそれはおいといて……もう少し簡単なのを(用語集とか)買うべきだと思ったのでした。
田舎は書店が無いので、こういうマニアックなのはレビュー頼りにネットで買うしかないのです。やっぱ実際手に取ってみて買いたいな〜とつくづく思います。
あなたが「綺麗だね」って言ってくれたピアス
今日つけていきましたよ
そしたら
「これ綺麗だね」って
初めて見るみたいだったね。
父との関係、あるいはライフワークである執筆との関わり方を模索模索の日々です。
いずれもこれまでのやり方が通用しない。否応なしに「転機」への直面を迫られてます。
さっきこんな夢をみました。
男性の音楽教師の家に住み込んで、私はバイオリンを習っているんですけど、ある日バイオリンをばらばらに壊してしまうんです。
ケースに詰め、こっそり楽器を直しに行こうとするのですが、外に出るための靴が見つかりません。
感じたのは焦りと不安と、でもまだどうにかなるんじゃないかという期待と……最近の気持ちそのものでした。
夢って面白いですねえ。
091217 ぴよ先生と面談(最近このネタばっかり……)
もう駄目なんですよ。というわけで。もう駄目かもしれない、と言ってみた。
ぴよ先生はただ一言、
「いいんじゃないですか」
ご名答。
もうダメかもしれないと思うとき。自分はもしかすると大きな転機を迎えているのかもしれない。自分自身が打ち固めたしがらみからの解放とか、新たな可能性の萌芽とか、そういうのを予感しているのかもしれない。そんなわけで私は不安なのだと思う。
新たなはじまりが、どうか、ささやかな幸せに満ちていることを。
なんとなくブログの規模を縮小しようと思うこのごろです。どうやるんだよってそれはまだ考えてません。大丈夫です、これからも迷走します。
ぴよ先生のすすめで夢日記をつけ始めた。
091216抜粋
青いジャージの少年(父親は外国人)が、ことばを食べる神様を斬る。
中から、カビの泡におおわれた男の人が何人も何人も
円盤
円盤 虫
謎のメモは今日も増え続けています。
odaggerは、生きるか死ぬかの瀬戸際に立ってでも♪
*このエントリは、ブログペットの「りん」の飼い主のodaggerが書きました。
雨に打たれたまま力なくうずくまって、恨めしそうにあいつがこっちを見上げる。
私はというと本当に薄情で。濡れた毛のせいでいっそう細くみえるからだに、触れるのをためらっている。
そんなゆめをみて、後悔に苛まれながら庭に出てみる。
(あの時おっきなタオルでくるんでやって、ごしごししてやって、家ん中、入れてやってさ……)
…………
いつのまにか、あいつがいつも寝そべっていた芝生の端に、ぎざぎざの葉の、ひょろりとした枯れ木のようなものが生えていて、ひそかに大事にしている。
今日も雨。
おーいレオン、さむくないかい。
091203 診察券をピッ……うおおぅ。
ぴよ先生と面談。「高橋尚子的にかわいいですね」と世にも微妙な評価をくらう。
091201 断酒会へ出席
遅刻しそうだったので走る。骨折以来初、本気で走る。
結果…………遅刻!
今日は看護学生さんが参加していて、いつものフリートーク(断酒会としては珍しいようですね)をぴよ先生が適度に仕切る感じで進みました。
「紀伊さん、飲んでた頃はどんなだったの?」
「俺ぁもうぶっ倒れるまで飲むのはあたりまえで。一度心臓も止まったしよ」
ぴよ先生が「うんうん、飲酒発作ね」「あるこーる性てんかんね」と学生さんへ解説。
学生さん、ノートにメモメモ。
ん、私もなんか役に立つこと言えたらいいナ、と余計なことを思う。
「小高さん、今日もよく来てくれましたね〜。なんか話せる?」
話しましょう。学生さんのためならば。
「……えーっと私、学生の頃は、酒飲んで気持ちを奮い立たせてから学校行って。講義の間もこっそり飲んで、バイト前にも飲んで、もちろん家帰ってからも飲んで……よいつぶれるまでね。就職してからもそれは変わんなかったです……」
学生さん、ノートにメモメモ。ええ? これ書くとこなの?
「飲むとどうなるのかな?」
「自分の外にうっすら膜ができるような。守られてる感じになります。酒持ち歩いてたのも、きっと御守り代わりだったんですね」
学生さん、ノートにメモメモ。なんか情けなくなってきました。
本日のテーマは「自助グループは、なぜ効果があるのか?」。
まとめると六つの特徴があります。
まず大きなのが「飲酒機会の軽減」、そして孤独な酒害者が境遇などを分かち合うことでうまれる「感情の癒し」、また次回まで頑張ろうという「エネルギーの補給」、ひいては「自己の再発見と再確認」につながり、「偏見への対処」など社会復帰への糸口をみいだしていくことになるのです。
私にとって一番印象的だったのは「対人関係能力の成長」です。
――あなたはあらゆる関係を酒の席でつくってきました。素面の人間関係は、経験もないし緊張感も高いと思います。
テキストの文面にうんうん、とうなずく。
そうです、言いたかったのはそういうことです。
「最近、飲み放題プランじゃなくてもカラオケできるようになったんですよ。友達も私も無茶な飲み方しないようになってきてて。イイ変化だと思ってます。関係性って大事なんだなーーって」
「そうですかそうですか」
「これから社会復帰するにあたって、どうなっていくか。楽しみであり、心配でもあります、ハイ」
黙って聞いていたぴよせんせいが一瞬にやりとし、学生さんを見ました。
「はい――そういう場合はまずシアナマイドを飲んでもらうことになると思います」
なにーー!
学生さん、ノートにシ ア ナ マ イ ド とメモメモ。解説「嫌酒薬です」「うっかり酒のむと苦しくなるやつ」。
なんかうまくダシにされた気分だよ、ぴよ先生。
忘年会やら新年会やら、ちらほらと話が舞い込んでくる時期になりました。あーもうこんな季節かあ、そういや毎年あれとあれの新年会って日にちがかぶるんだよな〜、今回はどーなるかなー、ていうかいつものあそこは混むからいいかげん違う店に……と手帳の最後をぺらぺらやりながら思案してます。
……アレッ、クリスマスは?
いいんだよ、くりすますは平日だよ。
……でもクリスマスじゃん。
いいんだって。去年は独り身のコにさえ断られたんだから。
……何がいいんだ、今年こそはと思ってるくせに。
んなこと……思ってます!
恥ずかしながら27にして初めて毛糸を買いました。しかも、とてもとても手渡す勇気が無いので「マフラーの写メを送る」という至って不毛な動機で、です。なんかアピールできるかも、しれないでしょ、あー情けない。情けないというか27にもなって自分のきもちわるさに唖然としながら脱帽。
しかし編み物など高校の家庭科以来だぞ。と腕組みしていると、友人から「指編みが一番手っとり早いぞ〜」という情報が入る。
指編みとな。さっそくググりんこ。
「指編み(リリアン編み)……片手に糸をかけ、くぐらせていくだけで簡単にマフラーや帽子が作れます!」
おー。
リリアンって響きに恥じらいながら、さっそく掲載画像とにらめっこで作ってみる。
なんと、ひと玉編むのに一時間かからない、すごいぞー。
でもなんかこれ……しょぼいなぁ。
試行錯誤のはじまりです。片手ではなく両手10本指に糸をかけて編んでみたり、編み終わったものをさらに絡めて編んでみたり、縦につなげ、横につなげ、ふたたびネットで検索……
「娘の幼稚園では最近指編みが流行っているらしいです^^」
うぼぁ。
楽しようと思った時点で間違いであった。心を入れ替えよう。
ということで今度は居間の母に助けを求める。かぎ針貸して〜、編み棒も貸して〜、編み物の本も練習用の毛糸も……
何かを察したのでしょう、ママはパソコン(家計簿)から目を離そうともせず。
「毛糸って案外高くつくのよ〜、がんばったって大したものできないわよ〜、センスも試されるし、だいたい買った方がいいモノあるじゃない、買った方がいいわよ、うん」
ああもう! ですよね!
一気にやる気をそがれた私はすごすご自室へ。
無茶苦茶に編み絡まった物体は、最早ほどけもしませんでした。
091129 「これが愛のカタチか……」と言ったとか言わないとか。
おととい深夜、すりっぷしました、いろんな意味で。
091126 心理のぴよ先生と面談。ふらふらでよく覚えていない。そのあと珍しくクマ医師のとこに呼ばれ、なんか話しているうちにプーさん似の外科医があらわれ、縫ってもらっているうちに時間はまたたくまに過ぎたようで、気がつくと待ち合わせの時間を過ぎていた。相棒ないとめぁと一緒にインドカレーのバイキングへ行く予定だったのでした、いかん、電話連絡、電話連絡、まじでごめん、ほんとすまん、どうか懲りずにまた来週……あっ、ここケータイ禁止? ごめん、さーせん、もうしません、ハイ先生、そんなに何度も言わなくてもはいわかりました、小休止ですね小休止、そうします、それがいいとおもいます、ほんと素晴らしいご意見です
そんなわけで少し休みたいと思います。もう私のバカバカ、ふんがー。おやすみなさい
091124 断酒会へ出席。
ぴよ先生の司会のもと、参加者がひとりずつ時計回りに近況報告をするところから会は始まります。酒に対する思いの変化とか、今週も一週間がんばってこれた、とか。
でもここはおおむね脱線します。(かくいう私も「一時間も歩いてきました」と健脚自慢してみました)
とがじい ――先生よー、谷さんは蓮舫にほれちまったのよ。
谷さん ――(にこにこ)
ぴよ先生 ――蓮舫ってあれか、テレビでぴちぴち意見言う人。
とがじい ――そうそう。美人なうえにちゃっちゃとこなす議員さんだって、恋しちまったのよ。
谷さん ――(にこにこ)
ぴよ先生 ――仕分け人な(笑)
紀伊さん ――仕分け人(笑)
あやさん ――仕分け人(笑)
谷さん ――(にこにこ)
しばし仕分け人(笑)仕分け人(笑)と、M病棟面会室は和やかに。
本日のテーマは「会への家族参加の重要性」。
あるこーる依存症は家族ぐるみの病気でもあります。(ACといわれる子供たちを生む、というのはよく知られています。)なかでも家族が酒害者を介助し、どうにか立ち直らせようと懸命になるあまり「共依存」という状態におちいる事例が多く存在するそうです。ありのままの状況を見つめ直し、それぞれが回復の道を模索してゆく――自助グループはその糸口となる可能性を秘めた場なのです。
一時間程度のお勉強や質疑応答のあと、「では今回のふり返りを」と今度は反時計回りに感想を述べていきます。例「アルコールに対する認識をあらためる機会に巡り会えたことは、自分にとって大きな転機になったと感じます」(模範解答by私)。市内にはここのほかにもグループがあるんですよ、という情報もありました。
が、やはり誰かが脱線します。
ひさびさに参加していた沖さんは突如「酒と血圧の薬を混ぜて飲むとてきめんに効く!」と力説しだし、ぴよ先生に「そりゃ絶対にいかん」と諭されてました。
だからケータイは大事にしようやという話でした。
091123 市民フィルの第九を聴きにいくのまき。
今年も第九の季節がやってまいりました。
『北緯40°ナニャトヤラ連邦 三圏域連携音楽会』(!)とは八戸、久慈、二戸にまたがる4団体による連携音楽会のことです。説明になってません、すいません。
かーすけ嬢、んーなん嬢とともにいざ八戸市公会堂へ向かう。
花束受付にもたもたするうち、すでに一階は満席になってました。こんなに人が集まるなんて、甘く見てたなー。
開演!
遠く二階席で、ティンパニ奏者・友人エミータ嬢の勇姿に圧倒される。二楽章冒頭のダーンドドン、かっこよかったよ〜。
それにやっぱり合唱つきはイイ! かーすけちゃん曰く「メインもデザートもがっつり食った感じ」。うむ、まさしく。
大学時代、私の学科は毎年第九合唱への参加を義務づけられてまして、そんときはそれはもう嫌々歌ったもんですが(四年の時はついにばっくれましたが)……クライマックスへ向かって盛り上がる声声声に包まれながら、当時の思い出がじわじわと私を浸してゆくのでした。感極まりました。ブラボー!
p.s
その後三人でお茶をしたあと、私とかーすけ嬢は夜の街へ消えていきましたとさ。
不毛すぎる恋バナ、聞いてくれてありがとう、ぼくはぼくは、がんばるよ!
091121 ママとお買い物、のまき。
あきかぜの わすれもの こーがらーしピーーヒャララ
ということで母と二人、あったかわいいコート探しにゴー。
母は私が言うのも何ですが可愛いです。市内のギャル店ならまかせろ?てなかんじの強者です。なんでわたしはこの人に似なかったか……と今でもしばしば思います。
でも今年こそ。こんどこそ私は可愛いコートを買うのだ。ママみたいな。
んなことを考えながらお店を物色していると、ふわふわファーつきの白いコートを発見。
お。これは。かわいいんでね?
よし、ママの意見を聞くべし。
と思った私は鏡の前でもぞもぞする母へ歩み寄ります。
「……ママ見てこれ、かわいー……」
ん。んん?
視線の先には、私が手にしたやつの色違いを試着してる母の姿が。
私 ――ウハハ……
母 ――アハハ……
というわけで今年のコートはおそろいですっ!
091119-20 浅虫市「帰帆荘」にてご宿泊のまき。
私 ――このカニフォーク便利! うちでも買おうよ。
父 ――フォークがあったってカニが無いぞ?
母 ――ウフフ……。
言葉少なに料理をつつくうち、父がぽつりと
「やっとこういうことができた……」と言うのです。
はっとしました。思えば私の背骨粉砕騒動で、満足に退職祝いもできていなかった。
パパゴメン、ほんとにゴメン……と素直に言えないのがもどかしい。
かわりに、ほろ酔う父の文学論をウン、ウンといっしょうけんめい聞きました。いつかは対等に語り合いたいな、とぼんやり思いながら。
家族で布団ならべて眠るなんて、一体何年ぷりなんでしょう。
母が子供にするみたいに布団をなおしてくれたり。
父の盛大ないびきさえ心地よかったり。
深夜。あいかわらずの不眠っぷりを生かして、こっそりお風呂へ。
殿様気分で大浴場をひとりじめしながら、でも――社会復帰したら、お金貯めて、免許取って、車も買って……今度は私がふたりを旅行に連れ出すのだ――と殊勝なことを考えてみる。うう、ハードルたっけえ。でもがんばるもん、乞うご期待!
青森もすっかり冬景色となったことだし、これにて秋の旅、終了。
091117 ひさびさに断酒会へ出席(あるこーる依存者が集まって体験などを話し、継続断酒を試みるという会です)。酒でしにかけた人、酒で大切なひとを失った家族……あいかわらずドラマに満ちてます。今回のテーマはずばり「断酒会とは」。この会を最も効果的に機能させるには、やはり毎回の参加が大切と言えましょう! ……うう耳が痛い。
そのあと心理の先生と面談。感情の対象化ってとても重要なんだぜ、という話をする。勢いで自作小説を渡してみる。どうして今さら見せる気になったかというと、「所詮この程度が私の今の実力である」とやっと認める気になったからです。いっぽ踏み出せた、気がする。これはこれは、読ませてくださいと色よい返事。どきどき。まて次回。
091115 おさかなを、見て食べて学ぶのまき。
アニー&ないとめぁ、私の三人で、予定通り八時半に出発。
九時をまわったところで市内のラーメン屋「だいこくどー」にて朝食。(青森県民がラーメン大好きというのはおそらく本当で、道路沿いにはいたるところラーメン店があり、開店時間も早いです。私たちは以前「まずいラーメンツアー」なる旅を企画したこともあります。)
途中、強風に揺れるないとめぁ車にヒヤヒヤしながらも、昼前、目的地「浅虫水族館」へ到着(青森県浅虫市)。
以降三時間超、私たちはそこに入り浸ります。営業部長みたいな?ウミガメ、頭上を飛ぶ巨大エイ、呪文のような名の熱帯魚、回り続けるアシカくん、縦にはさまって寝るあざらし(ナニコレ珍百景で紹介されたらしい)、愛らしいラッコ……は思うに自らの商品価値を理解している……、イルカびゅんびゅん。
そして、うまそうな魚、魚、魚……。
というわけで、八戸にだって2店舗もあるというのに、昼食は「かっぱ寿司」に決定。
アニー&ないとめぁが私の二倍超の寿司を平らげるのを見守る。よく食べますねあんたたち、大好きよ。
いつものようにくだらぬ話で盛り上がりながら帰八。
夕食は(食べてばっかり……)やっぱりアニー宅で鍋。カニのつくねにタラ白子、鮭に牡蠣に山盛り白菜、ネギ、きのこ……ぎっしり詰め込んだ塩ちゃんこです。
お腹いっぱいになったところで水族館土産の「とと合わせ」なるものに挑戦。
一対のカードに、例えば一方には「魚」と青い尾っぽの絵、もう一方には「青」と頭の絵が書かれていて……合わせて「鯖(さば)」、というわけです。この64枚ひと組のカードでかるたや神経衰弱を楽しみます。
とはいえこのゲーム、漢字はもちろん魚の生態や食感なんかの知識まで試されるのです。
ないとめぁ「西日本の海岸近に生息し〜、夏が旬で高級食材〜、釣り人にも人気〜……」
ばしっ。
アニー「鯒(こち)!」
私「……そんなのわかるかっ!」
魚のエキスパートであるアニーに敵うはずもなく、ぶうぶう言いながらシメのうどんをすする私でありました。ごちそうさま。
次回は(4)、いよいよ一泊二日のお泊まり旅行です、また浅虫だけど。
091113 親友岩クゥとドライブ
八戸市湊高台「ぽると」の生パスタで昼食。私はトマトのレトロパスタ。岩クゥはウニと海草のパスタ。うまいよぽると。(八戸は実は中心街から離れたところに個性的かつ美味〜なお店が点在しているのです。探検甲斐のある街です)
なんとなく妙な雰囲気を醸してた店員の口まねをしながら、岩クゥ車で岩手県久慈市(琥珀の街)へ。
「べっぴんの湯」でつるつるになった私たちは、帰りの道中、互いの恋愛観について語り合う。若ぇ頃は「アアァ男に生まれてりゃなぁ」とか嘆きあったあたしたちも変わったよねェとか言いながら、でも岩クゥのまっすぐな可愛さは全然変わってない、と思う。
夜、アニー&ないとめぁと合流。アニー宅で「ねぎまパーチー」を開催。
ねぎまというからてっきり焼き鳥を振る舞ってくれるのかと思いきや、新感覚鍋。
生姜醤油を煮立てた土鍋に、まぐろやホタテやハマチや旬の牡蠣や忘れちゃならないネギをくぐらせていただきます。はふはふ。美味であった。
そんなわけで大好きなお酒も進み……ワイン全部飲んでゴメン、許せアニー……ないとめぁたちがモンハンなるゲームをする音を聴きながらZzz……。
外が寒くなればなるほどあったかくなる友人たちに乾杯。
明日は(3)、浅虫方面へ向かいます。
腰痛を押して、近所のノンちゃん(小学生からのつき合い)と秋の旅(1)へ行って参りました。ルートは十和田湖、八甲田(紅葉の時期はとっくに過ぎてましたが)、青森県立美術館。三枚目の画像は奈良美智の「あおもり犬」と私です。こんなにでかいんだぜ。
メインの「吉村作治のエジプト展」は……んん、まあ本物運ぶとなると金かかるしね……とは誰が言ったか割と小規模な感じでしたが、常設展が秋のコレクションに入れ替えされていたので大満足でした。何よりシャガールの舞台画アレコを再び見ることができて感無量の無量です。
今回ほとんどの写真はセルフタイマーを使い、ノンちゃんと私のツーショットを撮ったわけですが……帰宅後ママに見せると「あと一人、撮影してた人が……?」とうたぐりの目。いるかよ、男なんか……。
アニー宅で秋期旅行の計画を練る。
いつもの三人そろったところで、人気漫画「深夜食堂」のメニューを味わう。
本日のメニュー
豚汁 大根がふかふか。
アジフライ ふわふわ立体感あるアジ。
目玉焼き ソースVS醤油で対決。
12時過ぎ、日テレドラマ「深夜食堂」を見ながらシメのねこまんまをいただく。
アニーちゃん、ナイス!
ふと、ドライブ中のこんな会話を思い出す。
アニー「小高が女で良かった〜!」
ないとめあ「同意。男だったらとっくに犯罪犯してる」
私「なんでよ、どーしてよ?」
ふたり「だって変態だもの!」
……。何がどう変態なのかはご想像にお任せしますが。
私は声を大にして言いたい。変態にだって人権はあると。
ふと、こんなことも思い出す。
知り合いのお絵かきブロガーさんが
「上手いですね〜。公募とか出さないんですか?」というコメントに対して、
「ワタシにとってイラストは、ひとりエッチみたいなものですから、公募なんて恥ずかしくてとても……」と答えていたこと。
あー、なんだかわかるなぁと思いました。
私も小説書いていてそんなふうに感じることがあります。「これはなんて壮大な脳内恋愛か……うわぁ恥ずかしい」とか。「我ながらとんだ妄想脳だぜ」とか。
ブログなんかは私にとって、ある意味「公開ひとりエロ」ですごめんなさい。
このラインから脱却しないことには前進も成功もできはしない! ……とわかっちゃいるけど止められない。だって気持ちいいんだもん、ごめんなさい。
いつの日か、この己の中の変態と、そうでない自分との折り合いをうまくつけて、どうにかこうにかササヤカな希望の道を歩んでゆけることを願って……変態宣言でした。なんだこれは。
昨日の昼。特に興味もないTVドラマの、かなりよくある感じの台詞に涙があふれて止まらなくなり、……なんかやばいな……とは思っていたのですが。ひさびさに、深夜になって大波にみまわれ、「私は父の出来損ないのコピーに過ぎぬのかもしれない」という今思うとエエ〜?な不安に手が震え、朝までむせび泣いてました。
その後悪夢をみては目覚め、また一本上映が終わっては目覚めを繰り返し、さっきまでぐったりしてました。まだ頭に鈍い痛みのようなどす黒いモヤモヤが満ちてます。まるで二日酔いです。
とかいいながら、この感じ、なんだか懐かしいなぁ……という微妙な安心感も覚えているあたり、私やっぱりドマゾかなあと。お帰り我が友、根拠のない恐怖。
ふたたび不安を油に、千早号のペダルをりるりるこぎ続ける所存であります。
__________________________
拍手おへんじです!
今のままの自分を表現したいと思ったことはないの?……頑張れ!の方!
至上最長のコメントありがとうございます! You Know?に思わずにやり。
すべての自分をそのままメタファーで出力する……そこに必要な変換エネルギーの不足が私の課題であるとはじゅうじゅう承知してるつもりではいるのですが、やっぱり「つもり」でしかなかったり。そうなんです、言葉あそびの心地よさに耽溺してしまって、そのぬるま湯から抜け出すのをためらってたり。自己表現と世界構築が同意ではないと気づいていて、やはり自己満止まりだったり……。いいかげんにしろですよね、ありがとうございます。まさしく「夢は逃げ場じゃなくて羽を休める場所」(素敵な言葉ですね)なのですから。
記事下のgoogleの広告は、これまで○ーイズラブ→クラシック音楽と変遷していまやこのとおりです、面白いもんです……ってそんな話ではないですね、ごめんなさい。
頑張れと言われると頑張れそうな気がしてくるから不思議です、ありがとう! ぜひまたいらしてください!
……どうでもいいですが新しい壁紙へのつっこみがまだ誰からも無いのが不満だ。マトリョーシカ可愛いと思うんだけどな〜。思うんだけどな〜。
あらゆる空白を文字で埋めたいシンドロームです。改行しすぎると不安でバクバクになります。スパムサイト顔負けの密度を目指してます。
でも当然のこと、最終的に「人に読んでもらう文章」を目標に掲げる以上、そうも言ってられない。無駄の多い文章なんてただのメタボ……でも私、太ってる人大好きなんだよなあ。じつに悩ましい、いや何がだ。
(改行!)
以前どっかの作家さんが文章の「間」について
「一行空けに変わるものって無いんですよね」と語っていて、じんと衝撃がきたのを覚えてます。
地球のみんな。オラにいさぎよく改行する勇気をくれ!
……ああっ、詰めたいっ。
詰めたいけど自分の新たな可能性は自分で開拓する他はない、と思う。
六月のエントリ「デッサンの時期」。この知人の言葉から早五ヶ月……ようやくこの状態に突入できそうな予感がしてます。訓練訓練と気負わず、日々楽しみながら世界を広げていけますように……。
ところでおまえ日に何回更新すんだよと思った人はイエローカード。これが渾身のニートのあるべき姿ですごめんなさい、とかいってまた自分を追い込んでみる。
病院帰りにお買い物。可愛い便箋を買いました、ウフフ。
先日片思いの相手から
「結婚しないんですか? 小高さんイイ嫁さんになると思うんだけどな〜」
と言われたのですが。今になって、
……あぁあのときなぜ「アナタみたいな人がいればなぁ」と返せなかったか……!
と突然悔しさがこみ上げてくるのです。
うわぁぁホントになんてこった。そんなこと言えるチャンスは二度と無いかもしれぬ。
悔しい。悔しいッ。この私の意気地無し!
好きすぎて会うといつも口の中がカラッカラになってロクに話せないのです……。
27にもなって純情ぶってんじゃねえぞって感じですかそうですか。
ああちくしょう待て次回。
母はいつも、父と私のため二人分だけ味噌汁をつくりました。
私が鍋にひとりぶん残った味噌汁を温めはじめるのは、とっくに父の出勤後でした。
ほんと、現役時代、父の朝は早かった。
退職してからもそれは変わりません。まだうす暗いうちから起きだし、外を散歩し、書斎に籠もります。
ちょっと違うのは、父さんが味噌汁をインスタントに変えたこと。
あえて確かめたりはしてないけれど、母を起こさないためだったらいいなと思うわけです。
だから父の退職以来、母手づくりの味噌汁にはお目にかかっていなかったのですが。先日、めずらしく母と一緒にスーパーへ行った時のこと。
「安いね〜」と言う母の見つめる先には、大粒のしじみがありました。
そんなわけで翌朝、あいかわらず少し遅い起床のあと、私はひさしぶりに母の味噌汁をいただいたのでした。
あったかい、のは自分であっためたからなんだけど……昔の漫画で「一生おれに味噌汁をつくってくれ」とかいう気持ちがようやく解ったような気がしました。
眠れなはひ私。ので脳内の友人と他愛のない会話を試みる私。「○高って校訓なんだったっけ」「和をもって尊しと成す?」「……それ十七条憲法だから」そういえばカキカキの進学校卒の私。校訓ではないけれど大学の校舎には「愛なき知は悪魔を生む」みたいな言葉が掲げてあってなんとも印象に残ってます私。嗚呼うるわしのくろれきし、について語る私。小説家を夢みた小学生の私。25キロのリバウンドをした中学生の私。真のおちこぼれ高校生の私。酒浸り大学生の私。二日酔いでも着ぐるみに入りましたクルー時代の私。酒乱でKサツに保護された歯科助手の私。酔ってホームから転落した介護士の私。毎晩そば屋で飲んだ会社員の私。泥酔して歩道橋から転落したけどやっぱり小説家を目指すニートな私。「酒と女は二合までです!」こないだのカウンセラーの名言を思い出す私。あまりにしようもないので改行を省く私。
こう見えても元気ないです。
日夜無力感に苛まれてます。
毎晩悪夢にうなされます。
が。
なんと最近、夢の中で「自在に空を飛べる」ようになったのです。
あいかわらず、ありえないモノに追っかけられたり、砂漠で餓死寸前になったり、電車に轢かれそうになったりするのですが、
「どうせこれ夢なんだから空も飛べるはず。えいっ」
とやると本当にすいすい飛んで回避できるようになりました。
すると悪夢をみるのが楽しみになってきたのです。夢の中ではいつも、目が覚めないことを願うようになりました。
初めのうちはうまくいかずに墜落し、そのままハッと覚醒してしまうことが多かったのですが、しまいに墜落しても目覚めないだけの度胸が(?)ついてしまいました。
自由飛行は気持ちよいです。眼下には動物の死骸の浮いたプールなんかが見えるわけですが。
知らず調子に乗ってしまったのか、今日は巫女のコスプレをして飛びました。おとといはガンダムっぽい制服で飛びました。なんなのか。
ぜいたくなとき。
耳がキンとなるくらい静かな部屋で
ふかふか毛布にくるまって
憂鬱が恋しくなる、そんなとき。
とか考えてるそばから腰痛が、アイタタ。
四月の骨折事件の際、骨盤から背骨へ「骨移植」をしたわけですが。折った背骨ではなく移植もとの骨盤付近がしくしく痛むのです。寒くなってきたからかな。としよりみたいだな。いやだな。
ところが痛いよー痛いよーと思いながらあったか布団にもぐっていると、27歳無職の直面すべき多くの諸問題から目を背ける口実を、本来負うべき真っ当な苦悩からの猶予を得ているような気になって……痛みさえ心地よく……
うわっ。喝!
__________________________
拍手お返事です。
「あなたの心が再び創造の肌を纏いますように…」の方、あたたかいお言葉ほんとうにありがとうございます。創造的放棄とか創造的諦めとか、かなりしょうもない言い訳ですけど……。いったん流れに身をまかせ、さらに流れの外に立つことで、なにか大きなものを見出せたらいいなと思ってます。ってこれも言い訳ですごめんなさい。
090921 ジュニアオケを聴きに行く
八戸ジュニア・オーケストラの定期演奏会に行って参りました。
曲目はロッシーニの「セビリアの理髪師」序曲、チャイコフスキーの「白鳥の湖」より4曲・交響曲第五番(後半かっこよかった!)、等々。
生音はやはりいいですね。体に染み渡りました。チケット手に入れてくれたエミータ嬢に感謝!
ロッシーニは16歳で作曲家デビューし、なんと37歳で引退したわけですが、引退後76歳で生涯を閉じるまで創作料理に専念し、高級レストランを営業……「ロッシーニ風」料理は高カロリー、高脂肪で有名だったそうです。素敵ですね。
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季節の変わり目のせいか増えた薬のせいか、体調がよろしくないです。今日ももう休みまーす。
四月十日、天気は覚えていない。
その日の記憶は面白いほど断片的で、劇的だ。
何時だったかも覚えていない。両親に「本屋へ行く」と言って家を出たとき、もうすでにそれは起こすべきアクションとして決定されていた。
いつもの桜色の歩道橋だ。
下を覗いたりはしなかった。錆で泡だった手すりには、ほんの少し力を込めてジャンプしただけで華麗に立つことが出来た。まぶしいくらい大きな信号機の灰色がなぜだか冷たくて、一度、ためらった。こんなシナリオ放りだして、何もなかったように家へ帰ろうかとも思った。
けれど躊躇したのはその一瞬だけで僕は、
ボクボク時代の小説冒頭です。
似たようなことをして背骨を折りました。異世界には飛べませんでした。
その後何となく、もう「僕」っていうのやめようかなあという気になって(7歳の頃から父に言われてそうしていたんですけど)、
この作品は途中のままです。
なんかこっちに越してきてからますますメンヘルブログっぽくなってますけど、それはそれでいいのかなとか思ってます。いや、どうなのかな、困ったなあ。ええいどうにでもなれ。
黒いとげとげのあるウニのような虫が部屋中にぎっしりいて足を刺すので入れない。
なら飛べばよい。
はっとひらめいて、椅子にのって高速で部屋のなかを飛び回る。
という夢をみた。黒いトゲトゲだらけの現実から逃避したいのかやっぱり、と思った。