小高千早の毎日生ハム

　もう戻れないかもしれないけれど
　ほんとうは初めから歪んでいたのかもしれないけれど
　わたしのまっすぐ　みつけるから
　だからもう少しだけ　待ってくれますか？
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　手紙は父には渡していません。

　おはござーっす。春菊と海老のトムヤムフォー❣

　きょうもばりばり？リラクゼーションに励みまーす(^_^)v
　原稿書けないから失意のどん底でしょぼんしているわけでなく、もう少しで降りてくる、たどり着く、そんな予感と共に過ごしているんですよね〜♪　と言うと、父は、

「それは、創造的放棄、という状態だよ。ゆっくり休みなさい( ´_ゝ`)」

　ということばをかけてくれました。
　父自身はぜったいにそんな呑気なことをしない人なので理想論かなぐさめかもしれませんが、じゅうぶんすぎるほど信頼に足る存在、そこから発せられるものはとてもあたたかくて安心しますね〜✿˘︶˘✿ ).｡.:* ♬*゜

　もう父も69。先日ちょいと体調を崩しまして、そしたら今まで考えもしなかったことが頭をよぎったりなんかしました。

　その日はいつかきっとくるのでしょうけれど、
　父がいなくなったら私の存在価値も消えてしまう。
　そんなふうに思うととても切なくて、不安で、涙がでます。

　とりあえず簡易的な血圧計くらい買ってあげたいなーとか、
　いつまでもペーパードライバーじゃだめだなあとか、
　今回のことでけっこう具体的な目標ができました☆

　父さん、これからも執筆ばりばりがんばってください。
　父さんの世界をふかく、広く構築し続けてください。
　夢を叶えてください。

　たとえば父さんの目が見えなくなったら、私は父さんが読みたい本を朗読します。父さんの言葉を聞いて、代わりにキーボードを打ちます。
　千早がそばにいます！
　だからもっと、ずっとずっと長生きしてください！

　哲学をやりたかったけど、生活のために教師の道を選んでくれてありがとう。
　家族のためにと、煙草をやめてくれてありがとう。
　自分が事故で死んだら私と弟が生きていけないからと、大好きなバイクを手放してくれてありがとう。

　今、父が生きていることのよろこびを、すごく噛みしめています。
　私はいま、とても幸せです。

★画像は3歳の誕生日に父が買ってきてくれた籠とぬいぐるみ。子どもながらに、ああ、いまあんまりお金無いんだなあなんて思ったのを覚えています。宝ものです。

　早朝、薄暗い部屋に突然――

　むりでした（*´▽｀*）
　父よ、ありがとう！

　きょうはとても嬉しいことがいっぱいです（*´▽｀*）

　もうひとつのうれしいことは、今日父の誕生日♪
　なんですけど、なにひとつ用意できませんでした。
　物はとことん買わない人で、あげたらかえって機嫌が悪くなるくらいで、そんななので何をあげたらいいのかわからないのでした。画像は去年あげた木彫りのペンギン。書斎の奧の目立たないとこに置かれています。
　しかたない、買い物に行っていると思われるママがとびっきりのご馳走を買ってくることを祈るばかりです。
　ところで父は何歳になったのだろう。

　昨夜は父の帰りが遅かったので、ひさびさにママと二人っきりで飲みました♪

「うーん、穏やかなおすもうさんみたいな人がいいなあ」

　と答えたら、ハア？　ウッソーーーー！！！！！！　とびっくりされました。。嘘ではないです、私はマジだ。おすもうさん集まれ。
　画像は父が持って帰ってきた結婚式の最後にくれるあれ。かわいい（*´▽｀*）

　もうすぐ70を迎える父に冗談で「今まで食べたパンの枚数おぼえてる〜？」と訊いたら、

「ざっと250から300枚というところだなぁ」とのこと。
　ていうか食パンのクリップ溜めてるし、、

「腕輪にしたい」

　とのことです笑。
　いっぱい食べてねε-(´∀｀; )

　通院日でしたの〜。暖かくなってきたのでにーそ解禁♪

　クマ先生は「先週レボトミンの処方を無くしたけど睡眠は大丈夫だったか？」と心配してくれていましたが、うん、すいません、前から飲んでませんでしたイエイ。あいかわらずの断眠ぶりをアピールしましたが、「まあ先生、いつもそんなもんだからもう諦めましたわ」と自分で言って自分で流しました。

　あとは感情が高ぶると記憶が飛ぶ件について軽く相談。
　父との喧嘩の時もそうでした。
　クマ医師いわく、

★「それはあなたの防衛機制体系の顕著な特徴である。思い出したら精神的な危機に陥ると無意識が判断し、特定の記憶を引き出しにしまい込む。この乖離の機構があなたを守っていると言ってもいい。つまり無理矢理思い出したりしようとしないこと、というか、できないと思います。またか、くらいに構えていても良いのでは」

　とのことでした。
　乖離ね、乖離という言い方はすごーく病気っぽくて心配になるのですが、そもそも病院においては私は病気なわけであり、しかたないですね、あとは私自身のとらえ方と対処次第。
　まあ気楽に自分付き合いしようと思います。

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本日の処方（1日量）
　ロゼレム8mg
　ベルソムラ15mg
　ネルボン10mg
　クエチアピン（セロクエル）300mg
　エビリファイ3mg
　エビリファイ内用液3ml
　メレックス0.5mg
◆━━━━━━━━━━◆

　箕浦さんと接していてさいきん、『カウンセリング』という作業はすなわち『ライフレビュー』だなあと常々思います。10年くらい前だったら、泣きながら過去の恨みつらみをこぼしたものですが、このごろは穏やかなやりとりになってきました。
　自分の経験・体験・積み上げた想いを消化、いや昇華しつつある。自己完結と自己満足のループから抜け出しつつある、みたいです。よい傾向だと思います。

　箕浦さんは私の入院の相談にやってきた父が、クマ医師と『アイデンティティに横軸は存在するか否か！』について数時間議論したという小話を聴いて、
「それ千早さんに関係無いじゃん！　お父さんも困ったもんだね」
　といってバカウケしてました。
「私はぜったいに千早さんのお父さんに論破される自信がある！」。

　あとは雑談で「私の母は私と違ってお姫さま系のファッションを好むんですよ〜」というと超意外！　と目を丸くしていらっしゃいました。

　あ、ちなみに父は「アイデンティティに横軸は存在する！」、クマ医師は「そんなものは絶対に存在しない！」という揺るがない確信を持っておりまったく相容れぬ状態……、まあ、そのはなしが私の入院とどう関係あったのかについては興味あるのであとで父に聞いてみようと思います。

　せっかくの満月なのに青森の天気は最悪です。
★唐突に去年のお花見の写真♪

　それが最近は、いろいろな経験やカウンセリングなどにより緩和されてきていて、それは私にとっても父にとっても良いことなはずなんだけど、お互い困惑している部分もあるのです。それが昨日どっかーんと出てしまったような、そんな感触です。
　数年前なら父と喧嘩だなんて考えられなかったけれど、私には自我と自立心が芽生えつつあって、それを可能にした、そんなふうに肯定的に考えたいと思うのですが……。
　さっきまでさいこーに気分が悪く、ふて寝していました。

　アロマどばどばぶっ込んだ熱いお風呂に浸かってふっかつ(^_^)v

　木山愛深さんのお月様メルマガをとっているのですが、今朝届いた文面に、今のわたしにぴったりなことが書いてありました。
　精神の根底を変えるには、自我の奧の奧にある小さな頃の自分に『感謝エネルギー』を送りましょう。両親への感謝を書き綴ると効果的♪　そういう素敵なことでした。

　父へ
　ママと結婚してくれてありがとう！
　私が生まれたことを喜んでくれてありがとう！
　だっこしてくれてありがとう！
　遅くまでお仕事頑張ってくれてありがとう！
　煙草とバイクをやめてくれてありがとう！
　おなかが痛いときさすってくれてありがとう！
　お風呂に入れてくれてありがとう！
　雪が降ったときソリを引っ張ってくれてありがとう！
　私をやさしく厳しく育んでくれてありがとう！
　ありがとう、ありがとう、ありがとう！

　父と、父をとりまく人々がずっとしあわせでありますように。

　もうすぐ70の父が深刻そうに「千早、ちょっと見てくれないか(´・ω・`)」というのでまたやばい腫れ物でも出来たのかと思ったら、父はおもむろに髪をかき上げ、

「父さん、黒い髪、増えてきてないか……？？」

　ですと。

　とにかく謎です。

　本人は「花は散り際が最も美しいと言うからまさか僕はもうすぐ死ぬのでは(屮ﾟДﾟ)」と恐々してますけど、違うと思います。
　なんかわかんないけど長生きしてね、父！！

　似顔絵は、、、、ほんとは髪を筆ペンで塗りつぶしたかった……っ！

　突き進め父！！　100才になってもポケモンをやり続けろ〜！！

　ところで私事ですがとことわるまでもなくいつだって私事ですが、

　ああっこわい。鬱波がおそってくるのがこわい。。
　でもだいじょうぶい(^_^)v（躁！）

　てか、父とPC版のブログテンプレートが偶然同じっていう笑、、、

　おっはござーっす。麺よりキャベツが多い、松茸の味お吸い物パスタです。

　ところで来週スマホに換える予定なのですが、同じくYモバイルの父が、
「買うときに父さんが店までついていってやるから安心しなさいv」と言っていて、、
　おまけにネットで機種を熱心に調べて「千早にはこれが向いていると思うv」とか、すごくいっしょうけんめいです。
　いったい私をいくつだと思っているのか笑。。
　でも父をそうさせているのは少なからず私であり、
　私はそんな父が大好きです！！
　です。

　せんたくやさんにいって受け取ってきたす。
　三歳のたんじょうびに父がくれたぬいぐるみをクリーニングに出してみましたの！！
　Before↓

　取れた手はどうしよう。縫えないくらい生地薄いのでボンドでつけてみますかー。

　書いたらすっきりするかなと思ったので書きます。

。・゜・。。・゜・。。・゜・。。・゜・。・゜・。。・゜・。。・゜・。

　めずらしくちょっと、いやかなり、父にむかついてます。
　病院で、今参加している企業セミナーについて、心身ともに負担になるようならやめた方がいいとアドバイスがあったのですが、何気なくそれを話したら、

　病院のひとたちは千早を病気の患者としか見ていない。
　父さんは千早を病気だと思ったことは無い。
　だから千早が病院関係者の言う事を鵜呑みにしているのが気にくわない。

　というようなことを言われました。

　私が身投げして背骨を折ったの忘れましたか。
　天使が私を殺しに来るといって狂乱し、運ばれたの忘れましたか。
　いつも自分との戦いで疲れ切っている事を知っていますか。

　優秀だった我が子が精神病者であるという事実を認めたくないのはわかります。
　にしても、理解なさすぎだと思います。悲しいです。
　病気と診断されているからといってそれに甘える気はありませんが、妄想幻覚幻聴、不穏不眠に苦しんでいるのは事実です。どうか少しでも理解してください。

。・゜・。。・゜・。。・゜・。。・゜・。・゜・。。・゜・。。・゜・。

　あー。やっぱすっきりしませんでした。。
　カード引いてみます。

　めずらしく負な感じの事をかきました、すみません。
　きょうもがんがん精いっぱい生きます(^_^)v

。・゜・。。・゜・。。・゜・。。・゜・。・゜・。。・゜・。。・゜・。
千早です。どちらがいいでしょうか。アドバイス求む。

�．爛好�大佐みたいに微塵の同情の余地も無い人だと失敗する。

�▲爛好�大佐みたいな微塵も同情の余地が無い人だと失敗する。
。・゜・。。・゜・。。・゜・。。・゜・。・゜・。。・゜・。。・゜・。

 
　以下、父からの返信。

。・゜・。。・゜・。。・゜・。。・゜・。・゜・。。・゜・。。・゜・。
★「ムスカ大佐」に関する記述〈感想〉

�，蓮⊇颪�手（話主）自身が「同情の余地」がないと判断して述べているというニュアンスが強い。

�△蓮�他のみんなが「同情の余地」がないと思っているのを傍らからみて述べているというニュアンスが紛れ込んでくる。

　また、�，世函◆崋最圓垢襦廣�【成功してほしくない】、�△世函◆崋最圓垢襦廣�【失敗するにちがいない】になるのでは？……というようなことを考えながら読んだ。
　前後を読んでいないのでなんともいえないが〈感想〉以上。
。・゜・。。・゜・。。・゜・。。・゜・。・゜・。。・゜・。。・゜・。

　うーん。ニュアンスの選択かあ。書き手（話者）である私が、私の創造した世界の人について語る、となるとなかなかに難しいなあと思いました。前後の工夫も重要かもですね。

　どこのおうちか知りませんが知ってますが真紅の薔薇アーチが素敵です✦
　このまま育つとちゃんとアーチになるのでしょうか。また見に行きたいと思います。

　ハァ〜金がナイ金がナイと言いながらちまちまと小物などを買っていたらマジで本気レベルで金がナイです。来月父の誕生日で、初めてプレゼントを買おうと思って木彫りのペンギンwに目をつけていたのですが買えないかも。
　なぜ木彫りのペンギンなのかというと、ずっと前に私の部屋にあるこいつを見て↓

「素晴しい！　すごくいい！　が、もっと大きいのが欲しい」といっていたので、
　……あー、そういうかんじなのねw　と解ったような解らないような、
　んーでもやっぱりわかんないかもしんない、私も何故こいつが好きかわからないうーん。

　てか木彫りのペンギンなんか買って父の感動が不発だった場合、非常に痛いですよね、こわいこわい。はー悩む。
　でもでも、黒塗りのアンティーク調のお肌に金色のペイントの羽根、、、
　他でもない娘の私がイイと思うんだからイイ確率は高いけれど、、、

　届いたらupしますね。
　アホづらの木彫りのペンギン……。

　あーーーーーーしかし！

　いやほんと、いかに自分が『もらいっぱなし』だったかということが身にしみますわ。

↓ちなみに直近で父からプレゼントされたもの。

　虎……。
　ああ、考えれば考えるほどわかんなくなってきました。
　でもしたいのです。プレゼント。
　34にもなってこんな気持ちになるなんて思いもしませんでした。父は退職するまで父というより教師でしたので、あ、長くなるのでやめますが、とりあえず誕生日を祝われたからといって簡単に喜ぶような人ではないのですよ、
　まあ、気持ちをしめすのが大切！　ですよね！

　木彫りのアホづらペンギン買います！！！


　あと、ふくろう？みたいのと虎の共通点は首がカクカク動くことです。はっ。。

　ああお父さん。
　父さんはネットでも教育論説とか繰り広げたりして、だから私がこんなこと言うと問題になったりするかもしれないのであんまり言いたくないんですけど。
　おとうさん、おとうさん。

　ズボン下げたままトイレから出て、そのまま居間に来てズボン上げるのやめて。

　ずっと言うまいと思ってたんですけど、言ってしまいました。

　トイレから出てきた父。さすがにパンツは上げてるけど、居間に入ってきてからズボンをもぞもぞ、もぞもぞ。
私「トイレで上げてきたらいいんじゃない？」
　すると父は……

「ああ、いつか言われると思っていたが……。トイレは、トイレは孤独すぎるんだぁぁぁぁぁ！」

　……。
　なんか悲壮なので、「あ、そうなんだ。むりしなくていいよ……」と答えてしまった。

　あるいはウォークマンのノイズキャンセリング機能がすごすぎるの話。

　起きてもなんだか眠い、だからもう少し寝てみようとするんだけど眠れない、という症状に今日も悩まされ、仕方ないので音楽でも聴いて創作という名の妄想を繰り広げることにしました。ソファーで薄掛けのお布団にくるまってフガフガー、フガフガー。
　池田綾子と手嶌葵を流し、イヤホンして、さらさらさらさら〜、音楽に身を委ねます。
　あー。いいなー。私の作品がもしかしてアニメ化されたら、これ主題歌にフガフガー。
　と。
　目元まで掛けた布団をポン、とたたく感触がする。
　はっ。
　目を開けると父が、私をのぞき込んでいる。
　あれっ。あれれれれれー。なんで父さんが勝手に部屋に入ってきて私にポンするのー？
　慌ててイヤホンをもぎ取り、私。
「あ、何？」
「下から呼んでも、扉を叩いても返事がないからし……死んでしまったと思った！」
　おおげさな。
「あ、ごめん、死んでない。」
　あでも、薬のシートがごっさり詰まったケースがソファー脇のテーブルにあるので、それ見たら、思うかも？
「体調が悪いのか？」
「いや、そうじゃなくてなんというか、イメージを膨らませようと思って音楽をごにょごにょ……」
「そうか。午後の温泉のことなんだが、下田のゆーらくえんでいいだろうか」
　そんなこと聞きにわざわざ来たのかい。
「うん、いいよ、了解」
「分かった。じゃあ、二時に」
「はーい、二時ね」

　というわけでウォークマンのノイズキャンセリング機能は素晴らしいと思いました。父が私の名を呼んで、階段を登って、扉を叩いて、私の側に来て名前を呼んでも、全然聞こえなかった。図書館とか行くときイヤホンしてるんですけど、車が近づいてきても全然わかんないんですよね、ちゃんとミギヒダリみて気をつけるようにしています。
………………

　進捗状況：127枚。今夜はもう少し頑張るかもでも無理かも。

　うちのトイレの壁に、ネコ型にくりぬかれた鉄製の小物入れが掛けてあるんですけど、父がトイレに行くたび、そこにケータイを置き忘れる率がハンパない。
　発見して、ケータイを書斎に持って行くと父は、
「ああっ、父さんはもうダメだっ！」とか、
「父さんがアルツハイマーになったら千早、後を頼むっ！」とか大げさに苦悩するので、ちょっと面白い。
　今日も置き忘れていたので、しめしめ（？）と思って、父さーん……、と届けに行くと、
「あああっ！　またかぁっ！」と悶え苦しんでいた。プクク……。
………………

　きょうはいつもより早起きしたので、気温が高くなる前にDVDを返しに行こうと思って、急いで着替えて外へ出た。
　邦画『インスタント沼』と『埋もれ木』を借りました。

　ついでに、近所に大きな文具店ができたと聞いていたので見に行くことにして、小走りで自転車専用の横断歩道を渡っていると（ほんとはダメですよ〜）、みーちゃんから電話。
　いつもはなかなかタイミングが合わなくて出られなかったので、早起きして良かった〜と思った。みーちゃんも「早起きできた〜♪」って言ってた。
　また電話しようねー。
　温泉も行こうねー。
　海鮮丼も食べに行こうねー。

　アダチ文具は広くて涼しくてイイ感じだった。
　グリーティングカード的なものが充実してて鮮やか。目で楽しみました。
　シール（普通のじゃなくて立体の、アクセサリーのような質感の。）のコーナーで『幸運のモチーフ』みたいなのがあって、ケースごとに、

『鍵』……出会いや新たな始まりなどを表わします。
『時計』……時はどんな人々にも平等に与えられるものです。
『エッフェル塔』……自由や女性の強さの象徴です。
『楽器』……ひたむきなエネルギーや……
『クローバー』……幸福、長寿などの……

　と乙女心をくすぐるメッセージが記されていました。もうババアだけどよ。
　アルパカのもふもふシールを買いました。メッセージの『癒やし』に関係なく可愛かったので。だーれかさんにーあーげーよー、かな。

　でも専門的な画材とかはあんまり置いてなかったので残念、この点ではカネイリの方が一歩リードかも。コピックとかも無かった。とかいって、あっても見るだけですけど。
　根城小のすぐそばなので、子どもターゲットの戦略なのかもしれません。

　その小学校の校庭の前を通ると子どもが『おおシャンゼリゼ』の替え歌で「おお〜　ジャーポネーゼ〜♪」と歌っていた。なんだろう。日本の歌になっちゃった？

　帰ってきてニュースを見ると八戸はすでに33℃を超えていた。早く出た意味ない。
………………

　……うーん。
『ー。』と入力すると勝手に『−。』に変換されてしまう。厄介だ。
　設定面倒だな−。

　こんなこと書いて逆チェックされたらどうしようと少し思うけど。

　ひさびさに父のホムペ（ブログ）をチェック。
　オダカススムを漢字に変換して検索するとでてきます。

　先日のコーヒーカップの件。
「パートナーから散歩中にメールが来た」というようなかんじで、ぼくの送信した画像を記事に使ってくれていた。

　転勤時に同僚から贈られたもので、これでいろんなお酒を飲み、とカップと父のあれこれについて書かれている。
　嬉しい。
　しかし……以下記事の後半部、父の文を転載。

★５個あった「わだかまりカップ」も残すところ、あと１個。
　それも飲み口が欠けている。
　ヒビも見える。
　カァーカァーと追加メール。

　――「カップ５個と皿５枚で９８０円です！」

　買うのか買わないのか？　僕に選択を迫っている。

………………
　記事の文はそこで終わっていた。

　……いつもこうだ。
　父の本心は、ぼくなどには計り知れない次元をただよってる。
　……当然、喜んでくれると思って、ぼくは画像を父に送った。
　……でも、違ったのかもしれない。

　父の胸に去来した感慨は、やはりぼくなどには量り得ない、なんというか壮大なドラマに裏打ちされたモノだったのだろう、か。

　以前、入院中に父へつたない手紙をおくって。
　その日ぴよ先生と父と母と私と、四者面談をして。

　それからずっとあとになって、ぼくがまたいつものヒステリーを起こしてワーワー暴れたとき。
　まあ座りなさい、と言った父の顔はなんだか悲壮感に満ちていて。

　ぴよ先生と話をしたときも、
　クマ先生と話をしたときも、
　……父さんは自分だけがワルモノと扱われているような心地がしたんだ
　って。

　……だから千早の手紙の返事も書けなかったんだ
　って。

　ショックで。
　そうじゃないよ。父さんは悪者なんかじゃない、絶対に、ぼくはそんなことは思っていない
　っていっしょーけんめい言ったんだけど

　父は首を横に振るばかりで、頑として、ぼくの言い分を聞き入れなかった。

　父の良き参謀であれ、父の良き参謀であれ。
　常日頃ぼくはぼくに言い聞かせているのだが、やはり、力不足であるとひしひし感じる。
　いずれはここから巣立つのであって、だから、いまこう思っているという記念に

　ぼくはここに書き記す……。