フランチャイズによる初めての開業

フランチャイズビジネスは、加盟前の開業ノウハウの習得と本部選択の段階で5割以上の成功、失敗が決ると云われます

2018年02月

頑張れ!!就職氷河期に遭遇した人たち 

icebarn




 今春、学校を卒業する人たちの就職率の高さ聞くたび、20数年前の就職氷河期と言われる時代のことを思い出します。有効求人倍率が0.64%程度だった、1994年から2003年にかけて10年ほどの時代です。

 

 80年代後半、わが国はバブル経済で大騒ぎをしましたが、その反動で株や土地の大暴落を経験して、膨大な額の不良債券を企業が抱えました。絶対に下がらないと言われた土地の価格が下落し、倒産しないはずの銀行が潰れました。

 

 この時代はバブルが崩壊した後の、「失われた10年」と言われる時代とも重なります。また、この時代に学校を卒業した人たちは、人口構成比で大きな塊を形成する団塊ジュニアと呼ばれる人たちでもあります。

 

 戦後生まれといいますと、先の太平洋戦争とは無縁と思われがちです。ところが、戦場に駆り出された戦前の若者たちが終戦後郷里に戻り、結婚して一斉に生まれた子供が、47年〜49年生まれの団塊世代。

 

 この世代の人たちが結婚適齢期に家庭をもって、このとき生まれた子供たちが団塊ジュニアになります。そう考えますと、就職氷河期の遠因は70数年前の戦争にありということにもなります。

 

 非正規社員が多いとか、まだ結婚していない人も多いとか言われます。当時、社員を採用する会社があまりにも少なく、パチンコ台メーカーやホール会社の大量採用が、数少ない明るい話題だったことを記憶しているほどです。

 

 若い時代は厳しかったけれど、中年になってからの環境が明るく変わることもあります。また、自分な生きる場所をコツコツ築くことで、新たな生き方も可能です。自分流で切り開くことを考え、頑張ってもらいたいものです。

 

【ひと言】

 人生で初めてインフルエンザにかかりました。ほぼ一週間、最小限の仕事で過ごしてみました。この時期、納税申告があったり、住んでる自治体で関わっているイベントがあったり、長年アドバイスしている会社の新規事業が間近だったり、いろいろ課題がありましたが仕方ないので寝込みました。直ぐ取り掛かりますので、ご容赦のほどよろしくお願いします。


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成功している人たちは忘れないモノ

 人間には、大成功とまでは言わないまでも、日々自分の希望に沿った充実した毎日を送っている人と、ほとんど不満ばかりの生活を送っている人とがいます。能力差などほとんどないのに、何でこんなに満足度が広がるのか。



1つは、しっかりした目標をもっている人と、まったく目標を考えない人との違いです。人間、進むべきゴールが見えていてそこに向かっている人と、何処に向かうのか考えない人では、全ての行動に違いがでます。



 2つ目は、目標は分かっていても、そこにはっきりと焦点を合わせられる人と、目標はあってもそこに焦点を合わせられない人の違いです。漠然と起業を考えている人の中には、この焦点の合わせられない人が少なくありません。



 開業をするためには、ビジネスに必要な土台となるビジネススキルを身に付ける必要があります。同時に、自分が興味をもっている事業、これから足を踏み入れたい事業に焦点を当てる必要もあります。

 

 過去に関わりがあった仕事でも、知人が行っていてよく聞いて知っている仕事でも、その内容を分析して将来性を考えると、これまでとは全く違った仕事に見えてくるものです。



 大事なことは、開業を考えていきなりフランチャイズ加盟を考えるのではなく、事業調査することやその他の事業とのつながりなどを考えることで、ビジネスに焦点を当てることを覚えることができます。



【ひと言】

 現代のようにネットを通じて大量の商品を売り捌く巨大ビジネスがある一方、街を歩くと一日に50人、100人といったお客さんを相手に、衣料やリサイクル品を販売している店舗もあります。どんなにネット販売が巨大になっても、街の商店が消えることはないです。市場のすみ分けは進んでいて、ビックデータやAIの対象にならないビジネスは今後も生き残ります。

 

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開業するには注意が必要な人脈硬化

 人間、長いこと生きていますと、徐々に身体の部分部分の働きは弱ってきます。運動不足、アルコール過多、ストレス、喫煙、高血圧などの人は、動脈硬化になりやすいようです。


 血管の動脈が徐々に硬く脆くなって、心臓から血液をうまく体内に送り出せなくなります。心臓にかかる負担が大きくなり、最後は血管が詰まったり、破れたりして生命にも関わるのが動脈硬化です。


 語感が似ていますが、人脈硬化という言葉も最近使われるようになりました。多分、皆さんが想像している通り、同じ人や似た人とばかり接していますと、ビジネス社会も取り残される現象です。


 特に会社勤めの人は、社内や取引先の人とばかり接しやすいですから、知らず知らずのうちに人脈硬化に陥ります。しかも、このような人の中に、開業を考える人が少なからずいます。


 似た発想をする人とばかり話をしていると、関心の高いテーマとして開業することが話題になりやすいといいます。この文章を読んいる人の中にも、このテーマに心当たりのある人がいると思います。


 いつも話している人たちですから思考方法がとても似ていて、起業に賛同する人が多くなります。ただし、こんな似た思考の人=多様性のない人ばかりの集まりが考える起業は、そのほとんどで見過ごしが多くなります。


 もしよろしかったら、あなたの1日の生活の中で、会話を交わした相手の名前をチェックしてみてください。ご自身の人脈硬化の進行具合を調べるため、自己診断法としては最適な方法です。結果をみて驚かないでください。

 


【ひと言】

 日本経済が行き詰ったのと期を同じくして、多様性(ダイバーシティー)と云う言葉がよく使われるようになりました。まったく肌合いの違う人が加わりますと、組織は不安定になります。ストレスを感じることも増えます。しかし、絶えず新しい考えや行動を取り入れていかないと、周囲から取り残されていくことは確かです。これが企業ですと、お客さんに見向きもされない状態になります。経営者としては背筋の寒くなることです。

 

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高い初期投資の本部と個人での加盟

 同じフランチャイズ加盟でも、個人で始めて開業するケースと、既に開業している会社が新たに始める新規事業のケースでは、その規模や内容はまったく違ったものになります。


 会社が開業するケースの中には、フランチャイズ加盟店を何軒も展開している、メガ・フランチャージーと呼ばれるフランチャイズ加盟専門会社のケースもあります。


 既存の会社が加盟する場合、初期投資額が大きいですし、出店する場所もショッピングセンターとか、駅前ビルといった高い集客力のあるロケーションに出します。


 個人の資金で加盟する場合は、開業した後の営業費を考えますと背伸びをするのは危険です。


 よく、「フランチャイズ加盟で成功している人は本当にいますか?」と質問されますが、高い初期投資の場合は上手くいく確率が高いと思ってよいのでは。


 問題は、低い初期投資でいかに集客を増やせるか。そのためには、人一倍事前の調査をして、スマートなビジネスをしている本部を探すことです。人と同じことをしててはダメです。


【ひと言】

 一口にフランチャイズ加盟と言っても、個人と法人とでは本部の対応はまったく違います。セブン−イレブンは長いこと、個人経営者の加盟しか認めていませんでした。そこには、どんな意図があるのか、よく考えてから加盟することを勧めます。契約すると、個人はホント弱い立場になります。

 

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最高益のマクドナルドは今も人気のフランチャンズ本部?

 ハンバーガーの日本マクドナルドは、鶏肉偽装問題で非難を浴びる前まであ、この国を代表するフランチャンズチェーンの一社でした。

 

それまでは、加盟店をだしたくても従業員OBや既存加盟店の出店が優先され、外部の人間の加盟が難しい本部と言われていました。

 

 そのマクドナルドが、鶏肉偽装以降の厳しい経営時期をくぐり抜け、今期は最高益を出すまでに盛り返しています。

 

 新規出店にも力を入れており、店舗数は10年ぶりに純増に転じるようです。現社長のサラ・カサノバさんが就任する前は、前任の原田社長による大々的加盟店募集が行われました。

 

 ほとんど負け戦の中で募集に応募したオーナーの中には、「落下しているナイフを掴もうと手を出して」痛い目に遭ったオーナーも少なくないです。

 

 今回、マクドナルドが息を吹き返したといっても、ハンバーガー業界の競争の激しさは以前より一段と激しくなっています。

 

 過ってのマクドナルドの栄光再現を夢見て加盟店出店を考えるなら、環境の大きな変化に失望することになりそうです。

 

【ひと言】

 優秀な企業経営者というと、バリバリの男性経営者をイメージしがちですが、マクドナルドのサラ・カサノバさんはカナダ出身の女性で、世界のマクドナルドで働いてきたキャリアを持ちます。以前の原田泳幸さんが、鳴り物入りの経営者だったけれど、鶏肉偽装では打つ手打つ手が失敗続きだっただけに、手際のよさが目立ち女性経営者の可能性を感じさせます。

 

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