人手不足は今の時代の決まり文句になっています。事業の中には、人手不足が原因で廃業に追い込まれる事業もでています。そのためフランチャイズ加盟店開業にあたり、あまり人手が必要のないビジネスに的を絞って加盟するオーナーさえいます。
最も人手を必要とするコンビニ店では、本部がバイト探しに手を貸してくれる本部まであります。ただ全ての本部というわけではないので、今もコンビニ加盟店にとってバイト店員集めには苦労しているオーナーが多いです。
学習塾の場合、最近女子生徒を相手に性的加害を加えた講師が現れ社会問題化しています。多分にマスコミに取り上げられなくても塾内で処理しているケースもあると思うので、塾経営者の苦労は絶えないと思います。塾は生徒の志望校合格率も問われますから負担は大きいです。
そのため、開業希望者の中には人を雇わず、自分の能力だけで開業できる事業ばかり絞り込むケースが目立ちます。この場合、大きく売上げを上げることは難しいですが、堅実な経営は可能になります。人手不足がいつまで続くかの問題も気になります。
日本はこの先長く不足するという人もいますが、今後不況に陥ると不思議と仕事がないという事態も起こります。ムリに採用する人を増やして苦しむよりも、自分の身の丈にあった雇用戦略で会社の成長を後回しする手も今の環境には合っています。
【ひとり言】
人を雇うのは難しいものです。デキのよい人は直ぐに辞めてしまうし、頼りないと思われる人は長く働いてくれたりします。オーナーの思い通りにいかないのがバイト。そのため最近は、主婦や高齢者を雇うことでスタッフ数の安定化を図ろうと考えるオーナーが増えています。いよいよ人が集まらないとなると、これまでの発想を変えるしかないです。
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