9月15日(日)❗
長い間お待たせしました❗
カープはここからまた短期決戦の開幕です❗
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今シーズン初の6連敗・・・そんなものが、この大事な勝負どころの9月に出てしまっては、流石にペナントレース的にはダメ。
戦力的に厳しいと言われている中、外国人が全く戦力にならない中・・・
レギュラー選手にだけ大きな負担がかかり、投手野手共に疲れが出てしまいました。
個々の選手が自分の役割をしっかり出来ていれば、こんな大失速にはならなかったですが、それも実力のうち。
こうなってしまった以上、これからは、少しでもカープらしい野球を見せて欲しいだけ❗
そして、そんな期待のマウンドに、今シーズン、いや、プロ初登板のドラ1ルーキー常廣羽也斗が登りました❗
連敗ストップとか、順位の争いとか、そんなことは関係ない❗
自分らしいピッチングを見せてくれればそれでいい❗
そんな常廣のデビュー戦は素晴らしかったですよ❗
今日は、カープファンにとっては、やっとまともに息が出来る日になりました・・・
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初回、常廣は三球三振でのプロデビュー❗
バランスのいいフォームから、伸びのあるストレートと、落差のあるフォークで空振り三振❗
そのボールの質の良さもさることながら、いきなり迎えたピンチでもしっかりメンタルをコントロールして、宮﨑を抑えたのが素晴らしかった❗
その完成度が高い佇まいは、森下暢仁のデビュー戦を思い出させました。
同じ大分出身で、森下は明治、常廣は青学❗
来年のカープは、森下と常廣が引っ張ってくれると思います。
ルーキーイヤーではないですが、来年は、常廣が新人王をとって欲しいものですね。
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今日のカープ打線は何かを吹っ切ったように、初回から得点を重ねました。
誰より素晴らしかったのは、5番に打順を下げた小園海斗❗
潰しかけたチャンスでツーアウトから得点出来たことで、堰を切ったようにカープ打線に火がつきました❗
不安定になりがちな、プロ初登板の常廣を大量援護しました。
2回裏の秋山のヒットと、もらったチャンスでの矢野の押し出し四球は大きかった。
3回に1点返されましたが、このノーアウト2、3塁の大ピンチを1失点で凌いだのはむしろ素晴らしかったです。
オースティンの打球は完全に右中間を破りそうな打球だったので、抜けていれば5-2となって、
なおもノーアウト2塁で宮﨑なら、どうなるか分からなかったですから。
今日は、絶対に常廣に初勝利を❗のカープ打線は、緩むことなく攻撃❗
4回裏の攻撃では、野間のミスを、ここでも小園がカバー❗
ノーアウト1、2塁でバント出来ず、進塁打を打つどころか、最悪のゲッツーでのツーアウト3塁❗
ここで、またツーアウトから打てるところが素晴らしかったです。
6対1❗
ここで小園が完璧に盗んで、単独スチールを成功❗
得点圏となり、外野が前に出て、その頭を矢野が越えていきました。
序盤で大量リードとなりましたが、勝利投手の権利がかかる5回表、イレギュラーなどもあってワンアウト1、3塁のピンチ・・・
ここで、厳しくインコースにいったボールが、山本の右手首に当たってしまいました。
山本は完全にスイングに来ていましたので、避けることが出来ずに、正面衝突したような死球・・・
勢いよくベンチに下がり、そのまま負傷交代となったので、その怪我の状態が心配なものとなりました。
ただ、厳密なルールで言うなら、このデッドボールは、ストライク判定のはず・・・
スイングは間違いなくしていたので、せめて、この判定がきちんとされていれば、後の印象も違ったかなと思います。
当たらないように必死に避けた時にたまたまスイングになってしまったものをストライク判定するように・・・危ないボールに対するこれらのルールは不完全だと感じますね。
この死球でツーアウト満塁❗
ここで、桑原をサードゴロに打ち取ったのは素晴らしかった。
桑原は山本のためにと思ってかなり集中しているように感じましたから。
新井監督は、プロ初登板の疲労を考えて、スパッと交代。
ここからは、リリーフが繋いでいきました。
6回表を塹江がエラーに負けず、しっかり無失点投球❗
すると、その裏❗
エラーがらみでもらったチャンスに、末包が最低限を出来ませんでしたが、菊池が自らのエラーを取り返す完璧なスリーラン❗
10対1❗
完全に試合を決めました。
7回の森浦のリベンジマウンドは1失点・・・
8回の島内は無失点ながら内容は全く信頼にたるものではありませんでしたが、大量得点に守られてなんとかなりました。
正直な意見を言わせてもらうと、リードの場面でも、僅差のビハインドでも、島内は使いにくいと感じています。
9回は長谷部がしめて、10対2❗
カープは、やっと、長い長いトンネルから抜けました。
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常廣羽也斗のプロ初登板、プロ初勝利がクローズアップされますが、
今日は実は、初回から8回まで、常に得点圏にランナーを背負う展開で、被安打も11。
最後の9回も先頭を四球で出していますので、この強力打線相手なら、2点でよく凌いだという守りでした。
このゲームを得点的に見て一方的に出来たのは、ツーアウトから1本が出続けた粘りのある攻撃❗
今シーズン4度目の二桁得点の10点が、全てツーアウトからというのが、本当に見事でしたよ。
こうして、連敗を止めるには10点くらい取るしかないと、解説の金石さんが言った通りになりました。
自力優勝が復活し、迫ってきているDeNAに勝利しましたが、巨人も阪神も勝ったので、カープの崖っぷち状態は全く同じですね。
明日巨人が勝てば、カープかDeNAの負けた方の自力優勝が消滅します。
カープは巨人と3試合しか残っていないので、4G差を縮めることが出来ないですから。
カープは、もう数字を見ても仕方ないですが、カープファンとしては、巨人を阪神の負けを願い、自分達は勝つ❗
そう思って応援し続けるしかありません。
9月の失速はとても残念ですが、選手は、勝つために必死で戦っているので、最後まで応援しますよ。
崖っぷちだろうがなんだろうが、まだまだ、頑張るのみ❗
残り試合はわずか16❗
1つ1つを噛み締めながら、なるべく多くカープのいいシーンを見たいと思います。
最後に乱闘のことなんですけどね・・・
カープファンとしてはコメントしにくいですね。
DeNAのキーマンである山本に当てていますし、その怪我の状態も分かっていませんから・・・
でも、秋山も、新井監督も、ベンチからの声に反応したのは間違いないですね。
しかも常廣と違って、伊勢のボールは、狙って投げた報復に見えなくもないですから。
ただ、伊勢もすぐに帽子を脱いでいますし、山本の件にイラつくベンチが何か言ったのが引き金です。
でも、今日もやっぱり審判の判定には疑問が多かった。
そんな際どい判定が、連敗中にもたくさんたくさんありました。
どのチームにも有利不利な判定はありますけど、カープの場合は試合の結果に直結するような場面でのことが多い気がするんですよ。
やっぱりそれは、贔屓チームですからね。
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明日、絶対勝とう❗
東が相手でも、誰が相手でも、もう関係ない❗
森下が今シーズンをかけて投げるはずですから❗