アガワさんとご両親を看てもらった よみうりランド慶友病院会長 大塚先生との対談。

医療より介護、介護より生活。

医学的見地も大事だけれど (知識面)、
同時に、人間的見地 つまり人間が持つ性 (さが)、精神性や社会性も含めて総合的な見地が
勝るとも劣らず 大事なんだという事例が多く出てきた。

高齢者は子ども返りするというけれど、一番の違いは記憶が溜まっていかないこと。
即ち学習することができない。教育的効果が期待できない、というのは大きな気づきだった。
一方で人間的な感情や、人間的な状況判断力(でさえも)は残っている、というのも大事なポイントだ。
人間の底力でしょうか。

孤独について
日本人は孤独に苦手な人が多いが、欧米人はそうでもないらしい。
「わたしはいつも神様に見守られ、神様と対話しているから寂しさなんか感じない」と。
信仰の力。これも忘れてはならない。

体力ももちろん大事
体を動かさないと筋肉はどんどん落ちていく。
頑張って、気力に体力を引っ張らせる。
「ポンコツ車」と同じで頑張り過ぎるとガタが来るけど、使わなきゃ錆びしてしまう。

時間をかけて、いい塩梅を見つけていくのがいいのかな。
勉強になりました。