2021年11月

2021年11月30日

棚田米の水


令和3年11月30日(火)曇り

同じような写真だが今日はお客様をご案内しての写真。

狙いは眼下の工事現場。

棚田を守るにも地滑りから守らなければならない。

一番は地下水を汲み上げることのようだ。

大きな井戸を掘って周辺から水を集めるのだが

その量は相当な量に上る。

集水井戸と呼ばれるこの井戸は

松代松之山に多い傾斜地の棚田に設置されるが

その地層が粘土質のため水分を多く含み

地滑り発生の原因になっている。

その工事は危険も伴う。

地上から地下に行くほど空気が薄くなり

酸欠になってしまう。

そんな工事のための道路も

棚田の中を切り開くことになるから

写真を撮る者もよく理解の上楽しんで頂きたい。

 IMG_4636[1]


   
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今日の私の短歌です  

棚田米 美味しい地下水 あればこそ
三山望み 育む心
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santousui at 21:24|PermalinkComments(0)

初雪三景


令和3年11月29日(月)曇り

曇り空が続くと素人には写真に撮りようのない風景が続く。

しかしそこにぽっかりと青空がのぞくと

状況が一変する。

雪と棚田、雪の美人林

少ない雪にも寒さのため青空の下絶景を見せる。 

儀明の棚田の細い畔にも白雪が。
   
 IMG_4618-1



蒲生の棚田にも

そして遠く越後三山にも

真っ白な雪が

例年ならだらだらとしたみぞれ交じりの雪だが

今年は北欧の景色を思わせる。

IMG_4627[1]



お客様をご案内して美人林へ

「夕方の美人林は素晴らしいです」

赤い夕陽に照らされて

ぶな林の片隅だけが赤く染まっている。

池に映っているのは青空に映える幹だけだ。

「ここは野鳥も多いんですね、

 ブログ拝見しました」

「ありがとうございます

 春は鳥の声がいつも聞こえています」

「でも巣箱がなくて良いですね」

と分かってらっしゃる。

IMG_4629-1


 
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今日の私の短歌です 

真っ白に 頂く三山 遠くより
眺むる棚田 ほのかに白く
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santousui at 02:05|PermalinkComments(0)

紅の棚田


令和3年11月28日(日)曇り

昨日降った雪は棚田を鮮やかに浮かび上がらせていた。

枯れかかった草木は陽の光を浴びて

赤くいっそう赤く輝いていた。

私自身長年棚田を見ているが

白い雪と赤い草木のコントラストは見た事がない。

それを知ってか知らずか関東や関西方面から

次々と車がやって来る。

上空に何か舞っている

ドローンだ。

どこで操縦しているのか

撮影した動画を見てみたい気がする。

と道路上で上を見ていたら

「ピ!ピ!ピ!」

と警笛がなった。

「あ はい すいません すいません」

 IMG_4616-1

   

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今日の私の短歌です  

白雪と 赤い草木に 囲まれて
際立つ棚田 じっと吹雪待つ
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santousui at 01:12|PermalinkComments(0)

2021年11月29日

初雪の美人林


令和3年11月27日(土)曇り

未明から雪になり車の上が白くなった。

お昼ごろ美人林に行ってみた。

さすがに紅葉は終わり木々の梢にも雪はなく

べた雪はすでに落ちていた。

若いお母さんと娘さんが向こうから楽しそうに歩いてきた。

キャッキャ、キャッキャと雪と遊んでいる。

「冷たくないですか?」

「・・・」

冷たそうには見えない。

若いお母さんはカメラを提げている。

「こんにちわ」

と礼儀正しい。

私は目線を合わせず会釈して

「こんにちわ」と返した。

静かな森にあたたかな母娘の会話が

なんとも心地良った。

IMG_4594[1]

   

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今日の私の短歌です  

初雪の ブナの森にも 暖かな
母娘訪れ 日差し見えつつ
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santousui at 08:52|PermalinkComments(0)

2021年11月28日

地元民と


令和3年11月26日(金)曇り

画像の集落はカール・ベンクスさんのいる集落である。

空き家など増えると早速模様替えをするようだ。

集落も小さいので仲間を募って除雪組合を作っている。

カールさんも勿論除雪機械を運転できるが

組合には入っていない。

細く曲がりくねった道を除雪するのだ

かなり技術がなければできない仕事だ。

それにタイヤでなくキャタピラー車だから

時間もかかるし技術もいる。

キャタピラーの良いところもある。

タイヤでは行けない道なき道をものともせずに進む。

これは気持ちの良いものだろう。

気安いカールさんだから集落の人達とも仲良しだ。

お陰で集落外の人も増えてきた。

自然もそのままに手付かずの状態だ。

そんなところも魅力の一つかもしれない。

この集落の一つ先にも集落があったが

今は誰も住んでいない。

いずれそこにも移住する人が出てくるに違いない。

IMG_4584[1]


   
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今日の私の短歌です  

山村に 外国人の 集まりが
和やかな中 地元の人にも
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santousui at 00:54|PermalinkComments(0)

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