海外の反応 韓国
31日、気象庁によると、同日午前3時基準の台風「ヒンナムノー」は、日本の沖縄東方約390キロ付近の海上を通っている。 中心気圧は910hPa(ヘクトパスカル)、最大風速は55㎧の速度で移動中だ。 前日に比べて中心最大風速も速くなり台風段階も「超強力」に大きくなった。 通常、台風は最大風速が44㎧以上54㎧未満の場合「非常に強い」、54㎧以上の場合「超強力」に区分される。
ラオス国立保護区の名前から取ったヒンナムノーは28日、東京の南東約1280キロの海上で発生した。 西側に移動し、当初韓半島に影響を与えないものと予想されたが、31日から韓半島に方向転換した。
速いスピードで韓半島に向かっているヒンナムノーが現水準の風速を維持する場合、韓国に莫大な影響を与えるものとみられる。 気象庁関係者は「韓半島で影響を与えた台風の中で最も強かった台風サラの場合、950hPaまで観測されたが、現在ヒンナムノーは925hPaまで観測されている」と分析した。
ヒンナムノーと似た速度を持つ台風は、記録上韓半島で2番目に強い台風14号だ。 2003年に韓半島に上陸したマエミーは最低気圧は910hPa、最大風速は77㎧に達した。 当時、マエミーが韓国に7時間滞在し、全国的に1万975人の被災者が発生した。
ヒンナムノーが風力を失わずに移動する理由は3つだ。 気象庁は▷大気上層と下層の間で風の速度が類似▷円滑な上昇発散▷高い海面温度を原因に挙げた。
気象庁のイ·グァンヒョン予報官は前日の随時ブリーフィングで「大気上下層間の風の差が少なく台風回転速度がよく維持され、大気上層が発散されてヒンナムノーが下から上に回転しながら吸い込んだ空気がよく抜けている」とし「ヒンナムノーが通る区域の海水面温度が摂氏30度前後なので温度も維持されている」と説明した。
ただ、ヒンナムノーが実際に韓半島に上陸するかどうかは不透明だ。 ヒンナムノーは来月2日、沖縄付近の海上で停滞する予定であるため、今後の気象状況によって方向が変わる可能性がある。 特にチベット高気圧の強度が弱ければ、日本または韓国までも直接的な影響を及ぼしかねない。 気象庁関係者は「ヒンナムノーが韓半島に上陸するか上陸しても現在の風速を維持するかは見守らなければならない」と話した。
引用元記事:https://cutt.ly/KCw6QR6
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