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[アンカー]
先月発生したKF-16戦闘機墜落事故は機体欠陥ではなく整備不良であることが明らかになりました。
12年前の5センチのナット1本を閉めず、事故につながったというのが空軍の調査結果ですが、当時の作業者に対する懲戒措置を検討しています。
[記者]
先月20日夜8時ごろ、空軍第19戦闘飛行団所属のKF-16C戦闘機1機が夜間戦闘哨戒任務の途中、京畿道楊平郡上空でエンジン異常で墜落しました。
当時、操縦士1人は無事に非常脱出に成功し、戦闘機も民家のない野山に落ちて人命被害はありませんでした。
1カ月にわたる調査の結果、今回の墜落事故はナット1本を閉めなかったことで発生した人災であることが分かりました。
空軍は墜落機体の残骸を回収して精密分析しましたが、エンジンギアボックス内部の燃料ポンプ駆動軸歯車が異常に摩耗し、燃料供給が正常に行われずエンジンが止まったことが把握されました。
これは2010年7月、窓の整備過程で駆動軸を固定する直径5.5cm、厚さ1cmのナット1本を抜いたためでした。
空軍は調査結果を踏まえ、当時の創整備作業者2人と工場長1人に対して問責委員会を開き、懲戒の可否を検討する方針です。
今年1年間の空軍航空機事故は全部で5件です。
1月にF-5E戦闘機1機が墜落し操縦士シム某大尉が殉職し、4月にはKT-1訓練機2機が空中衝突し学生と操縦士4人が命を失いました。
続いて8月にはF-4E戦闘機が海上に墜落し、先月のKF-16C墜落に続き、今月26日には北韓の無人機対応として出撃したKA-1軽攻撃機まで墜落しました。
引用元記事:https://bit.ly/3jIeebp
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