2024年8月5日(月)

来週から夏休みのため、今週は残業続きとなり、また夜間作業もあることから、金曜日までブログの更新はお休みすることにする。

さて、今日は、日経平均株価が史上最大の下落をした。
我が持ち株の先月までは10数万円の含み益があったが、今日の下落で20万円を超える含み損を抱えることとなった。
日銀の利上げがあるとは思っていたが、7月中旬以降の下落の局面で市場は利上げを織り込んでいることから利上げ後はあく抜け感から上昇に転じると思っていた。
実際、利上げ発表後は底堅い展開であったと記憶しているが、夕方の日銀総裁の会見を受けて、夜間の先物が下落し、以後、つるべ落としの如く日経平均は連日の大幅安となった。
さらに先週末、米国の各種統計が予想より悪いことからユーヨーク市場の下落を受けて、週明け今日の大幅下落となったのであった。

しかし、これで悪材料が出尽くしたということではない。

中東情勢が風雲急を告げる状態となっている。イランがイスラエルに報復するかどうかだ。4月の報復では、多くのミサイルがイスラエルに向けて飛ばされたが、事前に攻撃目標などが発信されており、デモンストレーション的な印象を受けた。
イエメンのフーシ派や、レバノンのヒズボラもイスラエルを攻撃しているとはいえ、本気でやっているという感じは受けていなかった。

イランの立場にたって考えてみたら、イランはいま必死に核開発中であり、核開発途上の現段階でイスラエルと全面戦争には突入したくないと思うのである。さりとて、なんらの報復もせねば、国内外から臆病者のレッテルをはられ面目丸つぶれだろう。
だからといって、わずかでも直接イスラエルに報復を行えば、イスラエルにイラン攻撃の絶好の口実を与えるだろう。
イランとしては難しい選択を迫られていると思う。

イランはやりたくなくても、ガザを廃墟と化したイスラエルは、イランとの全面戦争に突入する可能性が皆無ではない。そうなると、ホルムズ海峡が封鎖され、日本に石油が入らなくなりオイルショックの再現となるかもしれず、さすれば日本株はさらなる大暴落もあり得ると思うのである。

9月以降は、自民党の総裁選もあり、米国大統領選も控えている。
この先は、混沌として全く読めない事態となってきた。

つい先日まで、今年中に日経平均5万円もあるかもしらないと思っていたが、どうも雲行きが怪しくなってきた。



にほんブログ村


にほんブログ村


にほんブログ村 

にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ
にほんブログ村