晩年の映画もポケモンが主役じゃなくなってたしな
開始10秒でザルードの群が出て「幻」の前提が壊れた時はもうダメだと思ってた

サトシにも産まれる前に蒸発したはずの父と共に過ごしたという、二重の設定がついた
(一応、相手の為についた優しい嘘とも取れる)
最初の設定出典が小説版なのを良い事にパラレルは無効と誰かさん達は騒いでた
映画もパラレルという事を失念してね

過去作や先人に対する敬意の無さはこの時点で完成してた
サトシ勇退でそれが分かりやすくなり、理解した人もいる

草の幻は何故か複数居るのが定番なんだよな。
セレビィは時を渡るから滅多に遭遇出来ないから分かる
シェイミはスカイフォルムで様々な場所へ飛び立つのはギリギリまだ分かるけど
ザルードは何がどう幻なのかが本気で分からない。同じ森に複数いたら一般ポケモンだろ

前前作のゼラオラはストレートなデザインで子供人気あったけど
ザルードの人気は本気で聞いたことない。
あっても映画ココ絡みだし、ザルード単体人気は全く聞かない。

やっぱり幻はボルケニオン以前の大怪獣系かミュウやジラーチみたいなファンシー系じゃないと子供受け悪いよなあ

メガシンカもフォルムチェンジも無いボルケニオンが人気あったとは思えないが
当時歴代最低興行収入だったし

結局、ボルケニオンが一番有名になったのは
ネットネタのワザップジョルノだったからな

あの時期に幻として実装される＝禁止級のゲンシグラカイやメガレックと同じレギュレーションで戦わなければいけないという事なのだがグラレックには相性上不利
貯水という水を無効にする特性を持っています！→技範囲に欠陥があり単水タイプに対してのロクな打点がありません！　カイオーガが雷搭載してたら一方的に負けます！といった感じで特性とタイプのコンセプトからして問題があり対戦面においての用途が不明瞭

パイプから熱湯を放出して水蒸気爆発を起こすという生態に体の不自然な配色など総合的に人工物っぽい印象を与えるように設計されてるので架空の生物の生態を観察するだとかそういった目で見るのが難しい

劇場版では不器用なりに漢気がある味のある人格の持ち主として描けていたと思う
まあ戦闘ゲームのコマとしても架空の生物としても微妙で映画の登場人物としての人格しか評価されるところが無いってポケモンとしては終わってると思うけど……

歴代だとイッシュの幻が一番酷かったと思うわ