私はマットは圧倒的にウレタンマット支持派である。一応エアーマットも合わせて持っているものの、これを使うのは猛烈に寒い環境か、地面がボコボコでウレタンマット1枚では背中が痛くて眠れないときのみ。

 とにかく収納状態の大きさに対応できれば一瞬で広げられるお気軽さも相まって、調理に使う座布団から物置にまで本来用途でない使い方にも大活躍する逸品だ。

 しかしウレタン製だけあってヘビーな使い方を続けるとヘタってしまうのもまた早い。私は初代マットをアラスカで買い換えたのだが、2代目マットも2年を持たずして所々に穴が開き、クッション製はほとんど皆無という状況になってしまった。

 ということで3代目のマットを求めてサンティアゴで買い物したのだが、見つけたのはノーブランドの同系統マット。

 これが隣で売られているZライトソルの半額で売られていては、飛びつかないわけにもいかないというか迷うことすらなかった事実。

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 ちなみに古いサーマレストはカットして座布団用に

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 横幅が一回り大きい

 何回か使用してみて特に不満も問題も感じない。そりゃ厳しい寒さとかの環境で使用すれば違いを感じられるのかもしれないが、自転車旅行というのは基本的にそこまで限界の環境を走ったりしないので。そういう時こそエアマット使うので。

 もうマットは消耗品であるということを認識してるため、安価で似たような商品があれば私はあっという間にそちらへ飛びつきますとも。高くてもちゃんとした商品買う方が重要なアイテムもあるけれど、安く済む物に関してはそちらへ流されて行こうではないか。そういうゆるいキャンパーになりたい。


 <世界半周終了時感想>
 まぁこいつにしてもやっぱり1年そこそこでクッション性はほとんどなくなりペタンコマットとなってしまうんだろうな〜とか思ってはいる。こうなってしまうと断熱力も(多分)低下しておりマットとしての機能はほとんど果たせていない。
 
 なおロールタイプではなく折りたたみタイプのマットでないと緩衝材にもならないし、地べたに座る際の座布団としても使いにくいのだ。
 
 そういう簡単に使えてすぐ畳めるという点において自分で思っているよりも多くの場面で活躍しているのだろうなぁ。要するに使用感想としてはサーマレストマットと変わらない。