場所:アスワンの町から砂漠を280Kmほど走った先にアブシンベル神殿観光のために作られたといっても過言ではないアブシンベルの町があり、その町の最奥に神殿は位置している。ここまでのアクセスは完全1本道なうえにアブシンベルの町がエジプト最南端に位置してるわ、アブシンベル以南は道がナセル湖で断絶されてるし、隣国となるスーダンは入国に日本大使館のレターとスーダン大使館でのビザ取得という手順が必要になるため、アブシンベル神殿のみを観光するなら他のルート選択肢(除く空路)が実質存在しない。というかアブシンベルだけを観光するような外国人はまずいない。
入場料:2019年12月当時の料金で240ポンド(約1770円)だった。エジプト物価的に相当高額な遺跡であることは間違いないのだが、そもそもここに来る時点で多大な手間と金銭を使っているので多少料金が高かろうと関係ない。向こうもそれを分かってて強気な金額設定にしてると思われる。

 他のエジプト遺跡と違ってナイル川流域から離れ、砂漠の中を300Km近く走った末に突然出てくる町と遺跡。このシチュエーションが遺跡の魅力を増してると思う。
 巨大な像が4体鎮座している景観がハイライトとして語られやすい遺跡だが、世界遺産という制度が作られるきっかけになった建築物だったりと、ちょっと歴史を調べておくと色々感慨深く見学できる遺跡でもある。1時間かそこらで一通り見て回ることができるため、意外と時間が余ってしまい私は観光後にサッサと町を抜けてしまったクチなのだが、どの観光地行っても面白かったエジプトで最後にアブシンベルを訪れて良かったとも思ってる。なお文中で遺跡という単語を用いているが、正しくは副題にも表記しているアブシンベル「神殿」である。

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