場所:主に観光客が集まるポイントは2カ所あり、ケートマンスフープの町から約150kmほど走った場所にあるホバスがアッパーキャニオンと呼ばれる渓谷北側の入口。半分以上は未舗装の道ではあるが、フルパッキンの自転車でも1日半かからずに到着できる。
このホバスからアイアイスことロウワーキャニオンと呼ばれる渓谷南側までは約70kmほどの距離となっている。ホバスからアイアイスまでフィッシュリバーキャニオン内を徒歩で走破することも可能だが、所要日数は1週間くらい要するのが普通だと聞いたな。
入場料:アッパーキャニオン側(ホバス)のみ入場料があり当時150ナミビアドル(約1200円)だったが、最寄りとなるケートマンスフープまで距離があるため仕方ないとも言えるけどキャンプ場の料金が4000円とバカ高いため、多くの(車両)旅行者は時間調整して午前中に見学済まし、そのまま引き揚げてしまうことが多い。
対してロウワーキャニオン側(アイアイス)は入場料無料だしキャンプ場も約2500円と比較的良心的値段の上に温泉施設も併設しており、利用するならコチラ側というのが私の意見。
世界第2位の規模を誇る巨大渓谷。グランドキャニオンと最も違う点は、人が住まない土地の奥深く砂漠の中に渓谷がある点で、こんな水の存在が希薄な土地にこれほど巨大な谷が出てくる様には圧倒されること間違いない。
アクセスするための公共交通機関が存在しないため、ツアーを除外するとレンタカーみたいな足を自分で用意するか自力移動でたどり着く必要があるのだが、厳しい気候と土地の中を最低150kmは移動しなければならないため、なかなか訪問するハードルが高い場所でもある。