パキスタン2日目 ラホールの町
暑さはまだ我慢できたが全開にしていたドアから蚊が入り込んできてしまい、そちらの対処に苦慮するというか、何か具体的な対策ができるわけでもなく厳しい夜であった。
しかし同室のニィちゃんが音を上げたのか、追加料金支払いエアコン起動させた模様で私もその恩恵に預かりつつ。というかエアコン使うのに追加料金必要とか聞くと久々にレベルの低い途上国来たなという気持ちになる。
今日がパキスタンの独立記念日という理由で下手に走るの良くないと休息日にしたが、むしろ全てのお店が閉まっており全然人の姿が見当たらないという状況。昨夜遅くまで馬鹿騒ぎしてたので力尽きたか?
とはいえ既に宿代2泊分支払ってしまったし、やっぱり今から走ります!とはいかない。折角なのでラホール市内の観光でもしようとバッドシャヒモスクへ行ってみることに。
宿が4階で自転車降ろすの面倒なことと盗難の心配があるため徒歩にて向かったのは良いが、微妙に距離があってモスク到着した頃には汗まみれ。それは仕方ないのだけれど、まさかモスクの敷地へ入場制限がかけられているとは思わなんだ。
今日・昨日と恐らく独立記念日に合わせて人が殺到するためテロ等の対策なのだと思われるが、何しろパキスタンで使われているウルドゥー語はアラビア文字を基礎として表記されている。そんなの読めるわけがない。
なお大多数のパキスタン人も私と同様敷地に入れなかったのだが、周囲の策を無理矢理乗り越えて進入してるのが何人もいた。その行為を外国人の私がどうこういうつもりはないが、まぁ「そういう国民性なんだな」とは思ってしまう。
何もなさずに帰り道も3km歩いて流石に疲れた茶壺さん。悔しいので昨日見つけたちょっと良さげなアイスクリーム屋でパフェでも食べて気持ち切り替えようと思います。
午後になると何処からともなく増えてきた人々。ここの宿は目の前が町中心部へと向かう大通りということもあって、夕方になる頃には昨日と変わらぬ凄まじい喧騒とイベントが繰り広げられている。
数百m歩いた場所の中心地にて爆音と共に何か演説が行われている模様。人混みをかき分けるようにして近づいてみたが、流石に人が多過ぎて途中で進めなくなる。まぁ雰囲気は存分に堪能したので十分です。
独立記念日という日本には存在しない祝日だが、現地の人にとっては植民地支配を脱して自由を勝ち取った記念すべき日として重要視されているイメージがある。そうしたイベントを(言葉は全く分からなかったが)間近で体験することができたのはなかなか貴重だったなと思ったり。
熱気が凄い
熱気が凄い
宿に戻り昨日の反省から入口ドアは閉めておき、蚊取り線香焚いておき蚊の撲滅を図る。まだパキスタン2日目だし本格的な走行始めてないのにもう疲れてるの末恐ろしいな。どんなに険しくても良いから早いとこ山奥の標高高い土地に行きたいと思うてます。
2024年8月14日(水) 走行距離0km 累計154994km