オランダ10日目&ベルギー1日目 ブレスケンスの町〜ブリュッセルから西北西に約90km ブルージュの町
実は昨日、疲れに負けて近くのキャンプ場へ行ってしまった茶壺さん。でも「スマンなぁ、今日は満員なんだよ」と言われた関係で、こうして野宿しお安く済ますことができました。ところでキャンプ場が満員ってそんなによくあることなのか!?
この地は既にベルギー国境にほど近い場所。昨日はペース早くて一気にベルギーまで入国することも可能なペースだったのだけど、何故こうしてオランダにいるのか?ちゃんと理由がある。
じゃなくて。調べた限りではベルギーもまた日曜日には多くの商店が営業しない国らしく。しかも翌15日はベルギーの祝日なのであり、恐らく2日連続で焦点を利用できない可能性が高い。このリスクを回避するためオランダに留まったのです私。
ということでしっかり食材をキープしてから国境へと向かう私。案の定全く国の境目が分からないままの入国であったが、それでも今回はすぐにベルギー入ったんだ!と実感できることがあった。
自転車好きにとってベルギーは自転車競技における超強豪国という印象なのだ。オランダもそうなのだが、オランダはプロやレース志向の人も多いが自転車は庶民の足というイメージが強かった。
しかしベルギーは入国して1時間も経たずに2度もプロ(だと思う多分)の集団走行に追い抜かれる体験をした。これはオランダでは1度も無かったことであり、文化の違いを感じられた気がしてワクワクする。
とりあえず南西に進んでブルージュの町へと向かう。ドイツ走ってる時にオススメされたベルギー三和烏ならぬ三大名所の1つがここなのだ。
先日Facebookで友達になった方がブルージュに住んでいるので「良かったら泊まっていって!」と絶妙のタイミングで連絡頂き、お邪魔させてもらうことになったので。結構色々な方のお家にお世話なってるけれど、こうしてネットの繋がりから連絡来たことはとても嬉しい。
何故ならこれは以前チューリッヒでお世話になったデネスさん夫婦の繋がりで出来た縁だから。つまり私は彼らの中に少なくとも「友人に紹介したい人物」と思ってもらえたワケでさ。そうであれば、こんなに幸せなことはないよ。
仕事中なのでお隣さんから鍵をもらってね・・・との指示に従い、お家の中へ。まだ初対面ですらないのにお邪魔させてもらってるのはちょっとドキドキする。
ネット使わせてもらい連絡が取れたので荷物置かせてもらい、改めてブルージュの観光へ行きませう。
調べてみたらブルージュは交易で栄えた町とのことで、旧市街のみならず街全体の至る所が水路で張り巡らされた地形。これはオランダも同様の町が多かったのでそれほど驚きを覚えるには至らないのだけどさ。
オランダが割と近代的な方向に舵を切ってる国の印象だったが、ベルギー少なくともブルージュに関しては古い町並みを意識的に残そうとしつつ町づくりを進めている印象。方向性としてはドイツに近いと思う。
町の水路はボートツアーの発着場が複数箇所設置されており、乗船して水路からの観光を楽しむこともできるようだ。水面と橋脚部の高さが近くて頭ぶつけやしないかと不安になりつつ見ていたぞ。
確かに大手のスーパーは日曜日は休業又は午前中いっぱいでの営業がほとんどだったが、どうやらベルギーには曜日関係なく営業している大型スーパー傘下の小型店、日本で言うところのコンビニ見たいなショップが営業している模様。観光終えた後にここでビール購入して戻り、キッチンお借りして自炊。
「帰宅遅いから寝ちゃってて良いよ」とは言われたものの、挨拶くらいしときたいと0時近くまで待ってたのだが、眠気限界になってしまい休ませてもらうことに。こんな体験ってあるんだなぁと自分でも驚いてます。
2022年8月14日(日) 走行距離53km 累計114812km