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1: 天之御名無主 2013/03/09(土) 19:37:53.72
巨人は世界中で語られるが、多くは巨大な個人にすぎない
巨人族として民族集団登場するのは稀である。
しかし、欧州の三大神話ギリシアゲルマンケルトには全て巨人族が登場し
神話では非常に大きな存在である リトアニア神話なども同様である

欧州の巨人族の共通点として
・かつては大地を支配していたが、新しい神に敗北し追いやられた
・そのため、地下や寒冷地、孤島などの僻地に住んでいる
・その後も、神と敵対し争っている
・神とは巨人の子孫、または混血である

これらは、欧州に存在したネアンデルタール人のことである
彼らは、当時の人類に比べて体躯が大きく、がっしりと頑強であった
欧州で起こったネアンデルタール人との戦いと混血が
神話として語り継がれているのである








2: 天之御名無主 2013/03/09(土) 22:05:19.97
リトアニア神話の巨人族って初耳なんだが、
なんていう名前?
参考世界遺産!クルシュー砂州の魅力


3: 天之御名無主 2013/03/10(日) 01:49:07.27
いや、巨人って先史文明なりの事だろうに聖書で言うなら蛇

インダスなりなんなりのシュメールの前の騎馬民族が荒らしたようなの

4: 天之御名無主 2013/03/10(日) 01:57:03.90
これって今ではインド・ヨーロッパ語族の神話という観点から考えられてる問題ではないの?
コーカサス神話も含めて。
だからネアンデルタールなんて古すぎて問題外。

5: 天之御名無主 2013/03/10(日) 02:11:59.48
インドやペルシャには巨人族の神話がない。
ギリシア神話に影響を与えたとされるエジプトにもない。
しかし、欧州には民族や言語を超えて存在する。

ヨーロッパには打倒された巨人族として、語られるべき何か存在したんだよ!

13: 天之御名無主 2013/05/25(土) 22:47:08.73
普段の生活圏には居ない象を見たことがない欧州人が、マンモスの化石を見て
1つ目(鼻んとこ)で牙を持った巨人や巨人族を想像して
化石だから地中から骨が出てくるところから、巨人族は地下に封じられたと設定した神話を作った…という説に一票w

19: 天之御名無主 2013/12/21(土) 19:02:58.96
>>13
ぶっちゃけ、マンモスを狩ってた頃にも巨人や小人の説話はあっただろうよ。

14: 天之御名無主 2013/06/09(日) 02:57:47.30
じゃぁ逆に小人神話はあるのかな。北海道のコロボックルみたいな
あ、そうか。北欧にはノームがあるか
地中海まわりに小人の話はあるのだろうか。むしろ地中海周りには背の低い人がけっこう
いるのだけれども

19: 天之御名無主 2013/12/21(土) 19:02:58.96
>>14
ノームと言うのは錬金術師のパラケルススが創作した精霊だから北欧由来じゃないよ。

つーか、巨人も小人もすぐれて原印欧神話的な存在なんじゃねーかと思う。
エッダ詩篇なども詳しく見ると、実は小人と巨人は同根のふしがあるし。
インド神話の、ヴィシュヌが小人から巨人に変化して世界を三歩でまたいだ話も、たぶん原印欧的な小人=巨人観の残存と思われ。

15: 天之御名無主 2013/06/11(火) 12:05:59.90
ドヴェルグ(黒小人)とかテックアールブ(白小人)とか

21: 中露共同開発の潜水艦計画発覚 2014/01/14(火) 08:58:47.31
>>1
そういやケルト神話の太陽神ルーもフォルモールという巨人族とのハーフだったな

24: 天之御名無主 2014/03/14(金) 23:18:08.31
他の神話は最初に創造神がいてこの世を始めるパターンが多いけど(主に信仰されるのはその子や孫が多いけど)
欧州はまず、巨人が先にいてそこから神々が生まれるよね ゼウスもオージンもルーも巨人のハーフとか子供

25: 天之御名無主 2014/04/10(木) 20:44:45.63
この巨人ってのが、単に体格とか大きさだけを示しているのか
それがちょっと疑問が残るのだが
北欧神話などでは、巨人族の娘が神と結婚したりしているし
ギリシャ神話でもそんなのがある
神も巨人の一グループで、巨人同様の体格があったと考える事も出来るが

もう一つ巨人ってのは、単に体格を示すのではなく
巨大な力をもった存在って意味で用いられていたのではないかとも思うが

59: 天之御名無主 2016/08/16(火) 03:40:16.82
>>25
巨人=巨大な権力と言うのはあり得るかもしれない。
ケチュア語のコカパク=アプは巨人だが、コカパクで巨大=権力の意でアプは人。
転じて権力者と言う意味にもなる。
あと、巨人じゃないけどシュメールの大蛇(ドラゴン)とされるウシュム=ガルもウシュムで独裁・権力、ガルは人・王。
こっちも権力者又は独裁者の意味になる。
中国の黄帝・禹王伝説も同じ様な感じなんだろう。

26: 天之御名無主 2014/11/12(水) 22:09:41.69
ロシアにありそうでない巨人神話らしい巨人神話

29: 天之御名無主 2014/11/16(日) 16:39:46.23
シュメール神話のアサグも巨人の一種?

アサグ

アサグ(Asag)はシュメール神話に登場する悪魔。叙事詩『ルガル・エ』によると、岩石の兵で人間を襲ったが英雄神ニヌルタに打ち負かされた。アサグという名前は「病気を引き起こす悪魔」を意味する。

巨大で丸く、三つの足と三つの腕で首がない怪物で、体全体に数個の目がある。硬い肌は岩のような質感をしていて傷つけることができない。 また、いくつかの古代メソポタミアの怪物図像がアサグではないかと言われることもあるが、いずれも確証はない。

30: 天之御名無主 2015/01/03(土) 20:47:44.92
スレチかもしれんが、欧州の石器時代洞窟の岩絵にある人間の絵がやたら大きい物も有るけど、どうもそれが巨人に見えてしまうんだが関係有るのか?

31: 天之御名無主 2015/01/21(水) 16:33:55.12
日本にもダイダラボッチやコロボックル。なぜ世界には巨人や小人の伝説があるのか。

32: 天之御名無主 2015/02/10(火) 00:30:49.77
何を象徴している話なんだろな

33: 天之御名無主 2015/02/17(火) 17:52:36.93
人類考える事は皆同じ

38: 天之御名無主 2015/04/01(水) 01:33:13.98
ネアンデルタール人との混血児が、これまでのホモサピエンスより優れた能力や知能を発揮し、死後に神として語られつつも、ネアンデルタール人の絶滅によって、その遺伝子が薄まり、神々の様な突出した力をもつものは生まれなくなった

40: 天之御名無主 2015/04/04(土) 13:43:27.01
ネアンデルタールの遺伝子はアフリカ出の人類すべてが1%~4%持っている
東アジア人はヨーロッパ人よりネアンデルタール遺伝子を濃くもつ

昔の説ではヨーロッパでネアンデルタールの人骨が見つかるから、欧米人の金髪碧眼はネアンデルタールから受け継いだと考えられていたが、それらはこの点から否定される

欧米人に一番近い形質はインド人だから
6000年~10000年前にインド系のコーカソイドが突然変異で誕生したのが白人
紫外線と差別から逃れるためにヨーロッパに移動

この時ネアンデルタール人はすでに現人類に吸収されている

41: 天之御名無主 2015/04/05(日) 15:59:51.92
ネアンデルタール混血説に一票
でも声帯が未発達なのはどの辺で解決したんだろ

44: 天之御名無主 2015/04/06(月) 23:23:47.46
最親説では
・ネアンデルタールは喋れたらしい
・ネアンデルタールは金髪碧眼白肌の人たちだけではなかった
(まあメラニンを作る機能が正常に機能していればそうだわな
金髪碧眼白肌のネアンデルタールは後から出てきたらしい

55: 天之御名無主 2016/07/30(土) 22:02:52.94
日本にも巨人の話はあるね

八束水臣津野命
ダイダラボッチの元ネタ

八束水臣津野命

《出雲国風土記》に語られた〈国引き〉の巨人神。同風土記の意宇(おう)郡の条に,この神が新羅(しらぎ)をはじめとする諸方から国をみずからの力で引き寄せて出雲の国を作りなしたと伝えている。また〈出雲〉〈島根〉の地名もこの神の命名によるという。


56: 天之御名無主 2016/07/30(土) 22:18:16.81
元ネタなのかな?
まあ淵源は古い神話伝説にあるとしても太々法師という名称は「法師」という単語が入ってきた後のものだからなあ。

58: 天之御名無主 2016/08/16(火) 03:12:51.62
「進撃のなんたら」・・って、お話をしてるのか?

ところで、ブラジルかどこかで。直径2mはある「頭蓋骨」や「骨」が発掘されて。かつて "人類 " には、たくさんの種類があって「巨大人類」も本当に存在していた可能性がある。なんて、ニュースをやっていた。

ところで、巨人もいいが。べつに、ピグミー族のことではないが=「小人」も存在していたかも知れない。日本でいうなら、沖縄のキジムナーや東北地方の座敷わらしや北海道アイヌのコロポックルなどが、そうだ。

59: 天之御名無主 2016/08/16(火) 03:40:16.82
>>58
その巨大な骨というのは合成で嘘らしい。
ただ、最近では港川原人や中国の鄖県人など新原人が発見され、古代に数多の原人が居たというのは事実。
小人も巨人同様小さい人に対し、畏敬の念を抱きそこから信仰・伝承が生まれたのかもしれない。
そもそも進撃は様々な地域の巨人及び巨人伝承寄せ集め漫画だからなw

60: 天之御名無主 2016/08/16(火) 11:40:57.07
コロポックルは海を渡って北海等へ土器用の粘土を採集にきていた樺太アイヌのこと。 言葉も習俗も違うので交流もなく隠れて行動していた。
語り継がれる間にどういうわけか小人扱いされるようになった。

61: 天之御名無主 2017/08/29(火) 06:08:28.78
↑どういうわけか-が問題

62: 天之御名無主 2017/08/30(水) 00:35:58.29
そもそもアイヌ人は北上した南方系だからねえ

63: 天之御名無主 2017/09/06(水) 13:58:42.27
筋骨自体が強大ならば三メートル半くらいまでの巨人は生存可能かな

64: 天之御名無主 2017/09/19(火) 14:53:32.29
過去に巨人が存在していたとしても、せいぜえその位までだらう

65: 天之御名無主 2017/09/19(火) 16:24:41.50
巨大動物の骨から想像しただけだと思うよ

66: 天之御名無主 2017/09/25(月) 23:00:31.13

>>65
 
先史時代の蛇や女神を象った遺物は見つかっているが巨人を象った遺物はない 恐らく、恐竜の骨=ドラゴン同様に大男の骨(ネアンデルタール人)の骨を見て巨人を連想したんだろう

ティターン族が先史ヨーロッパの神々とwikiには書かれているが、蛇神や女神が怪物=巨人扱いされたんだろう





引用元: 欧州の巨人神話




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