胸ときめかせ 君の故郷になりたがっている・・♪
                         天までとどけ さだまさし

またさだまさし。ふと思いついた歌から始まりましたが、ここ数日家を空けていて帰宅したら懐かしいこんな物が届いていました。
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自分の故郷は、新潟県の三条市(金物の街)です。
これまでの人生のたったの18年間しか暮らして無い訳ですが、ここが自分の故郷です。

このお菓子、昭和35年に市内で初めてのレストランとして開業したお店が、「三条初のお土産をつくりたい」という気持ちから完成させたのが昭和41年。
東京に出てきた当時は、帰省のたびに持っていくお土産の定番として、他に「柿の種」・「笹団子」などとともに活躍しました(^^;

現在の仕事の関係で、たまたま偶然ある方が自分に話しかけて来て、話しているうちに故郷の話になり、そしてなんとその方のお住まいが自分の実家と直ぐ近く。年代は少し上ですが、同じ中学だった!

現在の職場には、その性質上毎日1,000人程が来場しますが、この時にたまたま自分が当番だった施設にはそれでも一日500人くらいの人達が訪れます。
この時お話したのはほんの10分程度でしたが、その後この方から丁寧なお手紙が届いたのが先月の事でした。
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「三条凧合戦(いかがっせんと呼んでいます)」は、一説によれば、もう300年以上も続く故郷の伝統行事。全国でも珍しい「六角凧」はここ三条が発祥の地と言われています。
が、そこはそれ、他の例にもれずなかなか全国的には認知度は低いです(^^;

この凧合戦は、子供の頃は実家のすぐ近く信濃川の河原で行われていました。
両親も他界し、山好きが高じて長男は長野県松本市に移住した事もあり、もう何年も故郷を訪ねることが無くなりましたが、この懐かしいお菓子からこうして故郷を思えたこと、偶然の出会いの方の気持ちが伝わり・・感謝ですね!!

※この「三条凧合戦」は毎年の6月第一土・日に行われています。