主の御約束に変わりはなし

「主の御約束に変わりはなし」(♪『歌いつつ歩まん』より)

旧約時代には、イスラエル人(ユダヤ人)が神の祝福の約束を受け継ぐべき選ばれた民とされていた。しかし新約の今は、その地位はキリスト教会に置き換えられ、イスラエル人の選びは廃止された……そう考える「置換神学」が、キリスト教界の大勢を占めている。

しかし、本当にそうだろうか。もしそれが本当なら、神の約束は変わってしまうもの、永遠ではないものということになってしまう。だとしたら、イエスの十字架に基づくキリスト者の救いだって、いつか廃止され、また新しい別の民に置き換えられてしまうかも知れない。

だが、神は約束を必ず守る方、ご自身の民を決して見捨てない方である。ユダヤ人の選びも決して廃止などされてはいない。だからこそ、彼らは絶滅することなく今日まで生きながらえ、イスラエルの地に再び国を建てることができたのだ。

この神、イスラエルの神が、私たちの神である。だから、神は、私たちに対する約束も決して変えることはない。イエスの救いも、決して取り消されることはない。ユダヤ人とイスラエル国の存在が、その証拠である。

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