パリオリンピック開会式とフランスの宗教軽視
愛好家の方には申し訳ないのだが、私はスポーツには全く興味がないので、今回のパリオリンピックも観ていない。だから以下に書くことは、あくまでニュースサイトの範囲内の情報にのみ基づいていることを、予め断っておく。
オリンピック開会式の演出が物議を醸している。キリストの「最後の晩餐」を揶揄する内容だったというのだ。バチカンが批判の声明を出すほどの騒動となっている。
さて、これまた親仏家の…
開会式スタッフ辞任騒動に思う
東京オリンピックの開会式のスタッフが、過去のいじめや、ホロコースを揶揄する発言を問題とされて、辞任する事態が相次いだ。イスラエルに連帯感を持つ者のひとりとして、ホロコーストを決して軽々しく扱ってはならないことはわかる。
ただ、正直な話、20年も30年も前の発言まで発掘して追及するのはどうかとは、思う。それだけ長い年月の間に、反省して、思想や生き方が変わっているかも知れない。もちろん、今回問…
オリンピックは偶像礼拝か
テレビでオリンピックの聖火の採火式を見たが、これってクリスチャン的にはどうなのだろうか。本物の古代の女神ヘラ神殿跡で行われた「儀式」では、ゼウスやアポロンといった神々への祈りがささげられていた。そもそもオリンピックの聖火は、オカルトに傾倒していたナチスの始めたことだし・・・。「オリンピックは偶像礼拝だから、見てはいけない！」と言い出すクリスチャンがいそうなものだが、寡聞にして聞かない。
も…