第三世界的ｂｌｏｇ

- koenig -

TARMAC WORKS　　MERCEDES-BENZ SL560 KOENIG SPECIALS
MADE IN CHINA


ニ ッポンでモータリゼーションがわき起こった60年代、「六本木の帝王」と呼ばれた男がいた。

男の名は二コラ・ザペッティ。戦後の闇を渡り歩いたイタリア系アメリカ人で、表稼業として、六本木で日本初のピザレストラン「ニコラス」を始めた。
このあたり、ロバート・ホワイティングの「東京アンダーグラウンド」を読むとよろし。

さて、六本木というとこのクルマを思い出す。

いや逆。ケーニッヒというとロッポンギを連想する。
実際に六本木でケーニッヒを目撃したことがあるわけではないんだけどね。
大阪や名古屋の繁華街を思い浮かべられないのは、東ローカルの人間だから申し訳ない。


……　……　……


バブル経済の頃、メルセデスをハデにしたのがAMGで、超絶ドハデにしたのがケーニッヒだった。
AMGにすら飽き足らなかったバブル紳士がケーニッヒに手を出した。

グラチャンと同様、良くも悪くも、ある時代や場所を想起させるクルマ。
これまた、クルマ文化のレガシーと見なしてよろしいか。










Door way to Japanese collectors
　↓

にほんブログ村