シャドーハウス　14巻　【一緒に大人に立ち向かいましょう】

無能力者狩り事件の黒幕として姿を現したのは医療班の実力者・ギルバートだった。星つきに不満を募らせる彼は実力行使で星つきを襲撃することを企てる。事件の真相を解き明かしたケイトを仲間に引き入れようとするがそこにジョンが立ちはだかる！暗躍するシャドーハウスの大人達に対抗するためにこどもたちは一致団結できるか！？

まずは正体を現したギルバートとジョンの対決の続きです。ギルバートはこれまであまり目立っていませんでしたがかなりの実力者ですす能力も強力です。戦いの中で成長するジョンでしたが歯が立ちません。それでも最終的にジョンパンチが炸裂したのは･･･やはり愛ですかね（笑）ショーンのサポートもあってこそですけど。

ギルバートと同様にエヴリンも救護班のエリートでありながら活躍はあまり描かれていませんでしたが今回のギルバートの事件で他のシャドーとは違う特異なすす能力も明らかになります。ギルバートとエヴリンの関係を見ると生き人形のギルとイヴは同じ村出身だったりするんでしょうか。

そして、エドワードが留守なのをいいことに彼を失脚させようと目論むトマスはエドワードが派遣したルイスを完全に取り込んでエドワードの弱みを握ったかに見えましたが･･･あっさりトマスの言いなりなっていたルイスが意外な素顔を見せ始めます。そこにはここまで沈黙をしていたアンソニーの影も･･･トマスはあっさり姿を消しましたがエドワードに返り討ちにあったんですかね。

星つきのリーダーであるバーバラからも信頼を得たケイトはみんなの投票でついに星つきのリーダーに！色々な困難がありましたがエミリコや同期の協力もあってようやく大人たちへの反抗の足がかりを作ることができました。まだ不穏分子は残っていそうですがケイトがどうやってこどもたちをまとめていくのか楽しみですね。ギスギスしていた星つきたちも表情が柔らかくなってましたがバーバラとバービーはクリストファーの顛末をエドワードに知らされて失意の中に･･･バーバラもバービーも新たな決意をしたばかりなのに今後が心配です。

　　

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