■空腹感を炭水化物で紛らわしていたら
当時、たんぱく質はお豆腐や納豆、魚に卵で十分足りていると思っていたし、野菜中心の食生活はヘルシーだと信じて疑わず、お肉をいただかないことによる空腹感を炭水化物で紛らわしていたものだから、ご飯はお茶碗に3杯くらい構わず平らげていたし、パスタも100グラムでは物足りず、右手で大胆に一掴み、150グラムほどは余裕で食していた。
ところが、「甘い物と炭水化物は、血糖値の乱降下の原因になりますし、糖質がビタミンB群を大量に消耗するのに豚肉を食べないから、B群が不足して疲れやすかったり、インシュリンが働き過ぎて低血糖となり、その結果、血糖値を上げようとアドレナリンが分泌されるためにイライラしたり、ニキビができやすくなるんですね」と先生。
(略)「お肉を食べていないから、鉄分が足りなくて偏頭痛やニキビの原因になっていますね。爪も割れやすいでしょう?」と不定愁訴の原因を教えてくださった。
よかれと思って摂取していたものが全て仇となり、むしろよかれと思って控えていたものが、自らの身体に最も必要なものだったと気付かされ、愕然としたものの、何よりも大好きだった炭水化物を極力減らし、黒糖や、きび砂糖、はちみつを含む糖質全般、白米、精製された小麦粉を徹底して断つ肉体改造が始まったのである。
■増加した体脂肪とおさらばするために
はじめの1ヶ月は身体が糖質に依存していたため、涙が出るほど辛かった。それでも健康な身体と美しい肌を手に入れるため、糖質を断ち、玄米に全粒粉、そば以外の炭水化物断ちを心がけた。
お陰で十数年経った今では、糖質を欲することもなくなり、何もせず、自宅でゴロゴロしているだけでも疲れやすかった身体が、何時間でも歩き回れるようになり、偏頭痛や花粉症はいつの間にやら鳴りを潜め、しつこい大人のニキビにも久しくお目にかかっていない。
さて、所変わってただ今オーストリアにおり、たんぱく質の摂取を言い訳に、名物のウインナーシュニッツェル(仔牛のカツレツ)や、ターフェルシュピッツ(ゆでた牛肉と根菜のスープ)をためらいもなく食している。
コラーゲンと引き替えに脂肪も摂取する訳で、増加した体脂肪とおさらばするために、必死でジムに通う日々なのである。
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編集元: 中谷美紀 野菜中心の食生活がヘルシーだと信じて疑わず、お肉や卵を控えていたら…「よかれ」と思って摂取していたものが仇に