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英国の紅茶&お菓子の最新事情 ~紅茶教室~ 茶花色食

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英国の紅茶&お菓子の最新事情 ~紅茶教室~

2023年3月25日(土)

この日の紅茶教室は・・・
碧先生、たまえ先生、りつえ先生、英国研修旅行の第3弾!!!

現在の英国の紅茶やお菓子の最新情報をたくさんの写真とともにご紹介下さいました~~~

やっぱり英国・・・・紅茶・・・・といったらフォートナム&メイソンがトップに出てくるのかな~~~~~
こちらは、日本でいえば、銀座の「和光」といった感じでロンドン市民にとっては少々高級なお店・・・
日本と違って、まだまだ階級制度が残るイギリスでは、地域によってお店の雰囲気や陳列されている品物が異なるようです。

先生方が行かれたのはクリスマスの時。
フォートナム&メイソンは建物全体が窓を利用してアドベントカレンダーになっていたそうです。
そして、ショーウィンドウのディスプレイが見事!!!
クリスマスの時期でもあったので、家族がクリスマスを準備するところから始まり、クリスマスツリーの飾りつけ、そして、お菓子の準備など、一つ一つにショーウィンドウにストーリーが描かれているのだそうです・・・
他の季節ものぞいてみたくなりますね~~~~

フォートナム&メイソンというと、昔はモスグリーンの紅茶缶で統一されていて、重厚感、高級感があり、あの缶がとっても素敵で憧れたこともありました。

しか~し・・・
現在はパステル調の可愛い色味の缶が主流だそうです。

Bフォートナム&メイソン

そして、”Create your own tea” お客様と対話しながら、お客様の好みのお茶をブレンドしてくれるコーナーができたのだそうです。そのブレンドティーには自分で名前も付けられるそうですよ。プレゼントするにもぴったりですよね。
オリジナルのブレンドティー・・・・



次に紅茶商では歴史の古いトワイニング
間口の広さにも税金がかかっていた時代・・・・トワイニングのロンドンのお店の入り口は本当に狭いのです。
以前紅茶教室で学んだ時には、店内に入ると壁には歴代のトワイニングの頭首の肖像画が飾られていて、奥にはトワイニング創業時からの様々な歴史の資料が展示されていて、いわゆる資料館のようになっていたそうですが、現在は肖像画も歴史資料館も取り除かれてしまっているそうです・・・
そしてフォートナム&メイソンと同様にカラフルな色彩のパッケージに健康志向を考えたハーブティーもたくさん販売されています。


次は日本でもファンが多いのかな~~~
ロンドンのデパート? ハロッズです~~~
1834年創業。紅茶に特別な興味を持ったチャールズ・ヘンリー・ハロッドさんが食料品店として設立。
と~っても広くて店内で迷子になるそうですよ・・^^
ChaTea紅茶教室では、フードホールのロイヤルドルトンのタイルに注目~~~!!!^^
とっても美しいタイルが天井から壁から床まで敷き詰められています。
さすが! ChaTea紅茶教室です・・・^^

*写真がないのでちょっとひと呼吸・・・ChaTeaの教室に飾られているティーカップの写真を・・・
BIMG_5415.jpg


その他ロンドンのスーパー事情。
まだまだ階級制度のはっきりしているロンドンではエリアによって客層も異なり、お店の雰囲気もかなり違うそうです。
とはいっても、紅茶の陳列の多さは変わらないようです。
1パッケージのティーバッグの量が日本ではちょっと考えられないぐらいの多さ!
一緒に受けている生徒さんが写真を観て、「それって、業務用なのですか?」とご質問。
いえいえ~一般家庭用ですよ~と先生。

ロンドンでも最近はコーヒーブームだそうですよ~
スタバの影響も大きいとか・・・

牛乳も紅茶と同じく日本での陳列の量をかなり、相当多くてびっくり!
日本と違って低温殺菌牛乳が主流なので、そんなに日持ちもしないのに、あっという間に陳列棚は空になるぐらい
ロンドン市民は牛乳を購入するようです。

そして面白かったのは、リンゴの種類が多いということ。
どんな小さいスーパーに行っても、たくさんの種類のりんごが置いてあるのだそうですよ・・・
ちょっと調べてみたら、イギリスでは年間約500億個のリンゴが消費されているそうです。ただ、そのうちイギリスで生産されているのはわずか約30%ほどなのだそうですよ。ニュージーランドなどからの輸入品が人気なのだそう・・・
その昔、イギリス郊外のほとんどはリンゴの果樹園で、リンゴという果物の未来をつくったのは、じつはイギリスの園芸家たちだと言われているとか・・・その代表がブラムリーアップル。
イギリスにとってのリンゴ!って深い歴史があるようです。


ロンドンの英国菓子事情。
一番多いのはチョコレート菓子。
ミリオネアショートブレッドやロッキーロード、ベイクウェイタルト、フラップジャックなどは、スーパーでも置かれているほど一般的なお菓子だそうです。日本ではほとんどなじみがないですものね~~


た~くさんの英国の紅茶&お菓子事情を教えて頂いた後は、先生が購入してきてくださった英国紅茶の飲み比べ~~~
なんか、飲み比べは久しぶりです。

こんな可愛いテイスティングカップ(ではないと思うのですが・・・・可愛い~)
BIMG_5382.jpg

お水は硬水を使ってくださって、ロンドンと同じ状態で・・・
BIMG_5384.jpg

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全部で7種のティーバッグ。
Tetley、Twinings、Miles、Kew、Welsh Brew、Keep Calm and Cary on、Twainings No.29

いや~~~~~
どれも水色が濃い! テイスティングも舌の手前から奥まで渋みで口の中がいっぱい~~~~
どらが好み?って・・・・
顔がしかみっつら・・・
が・・・その中でもさすがトワイニングだな・・・(?) 私はこの7種の中では最初のトワイニングの「Strong EnglishBreakfast」が好きでした~

そこにミルクが登場~~~
BIMG_5394.jpg

BIMG_5396.jpg

BIMG_5397.jpg

ミルク入れたら、さっきまで同じようなこい~~~茶色の水色が少しずつ違うベージュ色・・・(ファンデーションに似てるでしょ・・・)

久しぶりのテイスティングはあ~だ!こ~だ! と言いながらとっても楽しかったです。
まあ、表現力はほとんどないので、み~んな同じようになってしまうのですが・・・・
飲み比べると少しでもそれぞれの違いはわかるものですよね~
自分の好みがわかる・・・のかな?

この7種の中から好きな紅茶を淹れて頂き、ティータイムです。
BIMG_5400.jpg

ミントグリーンの綺麗なティーセット。この雰囲気も英国らしいな~とウキウキ
BIMG_5405.jpg

お菓子はりつえ先生の英国研修からの試作品。
キャラメルチョコレートケーキみたい・・・優しい甘みがたまらない・・・
BIMG_5402.jpg

そして英国からのお土産のお菓子です。(名前忘れてしまった~~)
BIMG_5404.jpg

英国に行ってないのに英国気分・・・
楽しい講座でした~

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