2023年4月14日（金）
今月のレッスンは週を変更して頂いて、いつもとは違うメンバーの方とのＢｏｕｑｕｅｔ de Photoレッスンです。
今月のテーマは「Alice's Adventures in Wonderland」です。
「紅茶でおもてなし TEA MIE」を主宰している坂井みさき先生＝ミンミン先生のご協力を得て、不思議の国のアリスに関連するプロップ（写真を撮影する際の小道具のこと）がたくさんスタイリングされていました～
さすが！ミンミン先生～～～
しげみ先生は「不思議の国のアリス」の物語からイメージするいくつかのスタイリングをしてくださいました。
不思議の国のアリスの著者は実はイギリスの数学者でオックスフォード大学の教授でもあるLewis Carroll（ルイス・キャロル）
本名は全く違って、チャールズ・ラトウィッジ・トドソンと言います。
1832年～1898年 ヴィクトリア朝時代の方ですね・・・
ルイス・キャロルはオックスフォード大学の学寮長のリデル一家と親しくしており、そこの3姉妹とピクニックに行った際に、特にお気に入りだった次女のアリスを主人公とした即興物語を作って話して聞かせたのです。
そのお話を気に入ったアリスはそれを書き留めておいてほしいとせがみ、ルイスは「地下の国のアリス」という表題で、自身で挿絵も装丁も行い、1863年に完成させたのです。
不思議の国のアリスとして出版されたのは1865年。とっても人気となり、続編「鏡の国のアリス」を1871年に出版しています。
幼い少女が白うさぎを追いかけて穴に落ち、不思議の国に迷いこみ、様々なものと出会い、色々な体験をするものがたりです。
*下の写真は私が自宅で撮ったものです・・・
小さな不思議な小瓶を見つけ、その中の飲みものを飲んでしまったアリスは小さくなってしまいます・・・
不思議なケーキを見つけ、それを食べると今度はどんどん身体が大きくなっていきます。
三月ウサギ、帽子屋、ネムリネズミが延々と終わらないお茶会を開いている（狂ったお茶会＜7章＞）
アリスは彼らののふるまいに怒り部屋を飛び出す・・・
写真はそんな狂ったお茶会とはほど遠いかわいいかわいい世界です。
ミンミン先生が挿絵に描かれているシルバーのポットにそっくりなポットを貸してくださったそう・・・
紅茶缶もアリスづくし・・・
なんて素敵なお茶会～～～
狂ったお茶会から抜け出したアリスはハートの女王様にあうのです。
そこでクロケットの試合に出るよう命じられます。
槌の代わりにフラミンゴ、ボールの代わりにハリネズミ、ゲートの代わりに生きたトランプを使っている・・・
これまた不思議な世界～～～
美しい花園にたどり着いたアリス。どこからか聞こえてくる歌声・・・
「白いバラを赤く塗ろうよ～～♪♬♫♪」
不思議に思ったアリスが「なぜ白いバラを赤くぬるの？」とそこにいたトランプたちに尋ねると・・・
「僕たちは間違って白いバラを植えてしまった・・・女王様は赤いバラがお好き。白いバラを植えたら殺される～～～」とのこと。
これは調べたら13話にあるようです。
そこで、今回のBouquet de Photoのお花は赤と白。
バラの花、赤と白。
これはイギリスの歴史上大きなことが関係しています。
15世紀（1455-1485）に起こったイギリスのヨーク家（白バラ）とランカスター家（赤バラ）の権力争い。
1485年にヘンリー7世が即位し、エドワード4世の王女エリザベス・オブ・ヨークと結婚したことにより、ランカスター家とヨーク家は和解し、新たにテューダー朝となったのです～～～
そんなお話も不思議の国のアリスの中には潜んでいるのかもですね～
*下の写真は自宅で撮ったものです～
赤と白の組み合わせってちょっと間違えるとださ～い！というイメージなる組み合わせ。
しげみ先生が親しくされている仲卸さんに、「赤と白」の組み合わせにしたいのだけれど～ってお話されたら、
「なんで！！また！！！」と言われたそうです。
それでも、先生が不思議の国のアリスのペンキのお話をされたら、赤と白の混ざったミニスプレーバラを推薦してくださったとか・・
（スパークリンググラフティ）
*こちらは自宅で撮った写真です。
皆さんのお花を合体～～～＾＾
ちょっとくらめ・・・
赤いバラはガーネットジェム。 うすいピンクの薔薇はロゼドリュヌ。 白いバラはウェディングプラン
その他・・・
ヤグルマギク（ピンク） スノーボール スカビオサ赤白（アルバ） ローズゼラニウム エリンジウム（シリウス）
先生がモデルで写真撮影～～～
この赤と白の組み合わせのブーケ・・・
とっても素敵でした～
なんか、華やか～～～
楽しいレッスンをありがとうございます。
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