小説「ダンガンロンパ霧切 1」感想。ミステリーだけど気軽にスラスラ読める！「ダンガンロンパ霧切 2」も今冬発売決定！:春が大好きっ

当サイトの人気記事

2013年09月16日

小説「ダンガンロンパ霧切 1」感想。ミステリーだけど気軽にスラスラ読める！「ダンガンロンパ霧切 2」も今冬発売決定！

13/09/16 7:00

【関連】小説「ダンガンロンパ霧切 1」の発売日が9/13に決定！霧切さんの過去を描いたミステリー小説！
【関連】アニメ「ダンガンロンパ」 11話感想。霧切さんの超高校級の太もも！最終決戦に向けて苗木君も主人公覚醒だ！
【関連】PS Vita「ダンガンロンパ1・2」ショップ特典の描き下ろしイラストを公開！ソフマップのソニア＆舞園さんいいね。姫アイドルコンビ！

9月13日に発売となった小説「ダンガンロンパ霧切 1」がようやく届いたので、早速読んでみました。届くの遅いYO！

この「～霧切1」は「ダンガンロンパ」のメインヒロインである霧切さんの過去を描いたミステリー小説。
原作ライターの小高さんではなく、ミステリー作家の北山猛邦さんが執筆しています。

ミステリー小説というと敷居が高いように感じられますが、この「～霧切1」は非常に読みやすく、スラスラと読み終えてしまいました。
ただ、霧切さんは出てきますが、基本的に「ダンガンロンパ」とは全く関係がないので、その辺だけは注意ですね。

あらかじめ言っておきますが、他のキャラが登場するとか、そういうファンサービスはないよ？

また、最後の広告ページにて、小説「ダンガンロンパ霧切 2」が2013年冬に発売されることも正式告知！

本書を読むと分かりますが、「～霧切 1」では物語的に一つの事件は解決しながらも、次へと続く終わり方となっています。
霧切さんともう一人の主人公の推理物語はまだ始まったばかりだぜ！というわけで、こちらも続巻が楽しみですね。

ミステリー小説なので、内容については書けないのですが…。

本編は全244ページ。
ラノベに比べると挿絵は少ないですが、ダンガンロンパの絵師である小松崎さんの挿絵がカラーで5～6ページ収録されています。

主人公は我らが霧切さん！と思いきや、どちらかというと五月雨結（右のメガネの女性）が語り部です。
霧切さんはこの時点で中学1年、五月雨結は高校1年で、同じミッション系の女性校に通っています（ただしお互い面識はない）

五月雨結は高校生ながらに探偵をしていますが、超高校級というわけではなく、平々凡々といった印象。
霧切さんの方は探偵になりたてながらも、ズバズバと一人で謎を解いていってしまう頼もしさ。さすが後の超高校級（ｗ

今回の事件を契機に、とある闇の組織と推理対決をしつつ暗部に迫っていく…というのがシリーズの内容でしょうか。

特徴は上にも書きましたが、読みやすいこと。
ラノベに近いというか、多分ミステリーに慣れてないダンガンロンパのファン層のためにあえて「読みやすく」しているのだと思います。

物語的にはミステリーとしては「緩い」感じですが、だからこそ普段ミステリーを読まない人にも受け入れられる可能性があるかも？
個人的には面白かったですし、2巻も買ってみようと思えるぐらいの内容でした。

霧切さんの「ここまで言えば分かるでしょう？結お姉さま」も聞けたしね！ｗ

【ニコニコ動画】ダンガンロンパ『霧切響子』自己紹介・自由行動・通信簿　その１

というわけで、ダンガンロンパの外伝（ゼロのような）を期待して読むと肩透かしを食らうと思います。
これはあくまで「霧切響子」というキャラを使ったミステリー小説です。

ただ、ダンガンロンパのファン層に向けてライトで読みやすい内容になっているので、霧切さん好きなら読んでもいいと思いますよ。
この頃の霧切さんはまだ手袋をしてないので、その辺の秘密も今後語られる可能性は高いんじゃないでしょうか、多分。