テレビの天気予報を見ても季節は秋と冬のはざまにあることが分かる。
県内の降水確率の表示はつい先日までは傘のマークと青い数字だった。
そこに昨日初めて県北に雪マークが表示された。
そして予報士の「雨または雪の確率で20%でしょう」の説明とともに表記される数字は白い文字になっている。
降るのが「雨」から「雨または雪」となり、そしてそれはいずれ「雪」だけになっていく。
陽射したっぷりの日中はポカポカで気持ちいい。
虻や蜂などはまだ菊の花の上を元気に飛び回る。
私は布団を干す。
見上げる青空に2機の飛行機が光に反射する。
菊日和虻の饗宴蜂の饗宴 (高浜虚子)