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氷結界とシンクロモンスター

最近、【氷結界】と氷結界のシンクロモンスターは相性が悪いのではないか?と思う事があります。
というのも、最近登場した「氷結界」関連のカードは、「手札の氷結界」に関する効果を持っていますが、氷結界のシンクロ、ブリューナクとグングニールは「手札を捨てる」事によって発動する除去効果を持っています。
この2つが、噛み合わないのです。
KONAMIからすれば、除去能力に乏しい氷結界モンスターの死角を補う為に、シンクロモンスターに凶悪な除去効果をつけたつもりなのでしょうけど…。
シンクロモンスターの除去の為に手札を減っていき、その末にシンクロモンスターが破壊されると、とても【氷結界】では立て直すのが困難です。

グングニールとアーカナイトマジシャンの両方をシンクロ召喚できる状況の時には、いつも悩みます。
共に「相手の場のカードを2枚まで除去できるレベル7のシンクロモンスター」という共通点があります。
しかし、グングニールの除去効果には手札コストを要します。さらに、奈落の落とし穴に落ちるという欠点もあります。
「モンスター2体でグングニールをシンクロ召喚し、それらのモンスターをサルベージで回収してからグングニールの除去効果を使おう」と考えてシンクロ召喚した時に奈落を使われた時など、目も当てられません。

一方のアーカナイトマジシャンは、奈落の落とし穴に落ちずにノーコストで相手のカードを除去できます。
しかし、除去効果は使い捨てである上に、除去してから攻める事ができません。
もちろん「氷結界」ではないので、並べてロックを作る事が出来ない点も辛いです。
次のターンまで残れば、そこからリリースやシンクロ素材にできるでしょう。
しかし、そこにも大きな問題が。
モンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる氷結界のモンスターにはロイヤル・ナイト、大僧正、ライホウの3体が存在しますが、その中の大僧正は、アーカナイトマジシャンと同じように、「アドバンス召喚から即攻める」という事ができません。
つまりアーカナイトをリリースして大僧正をアドバンス召喚すると、2ターンも「守り」に入ってしまう事になります。
シンクロ素材として使用しようにも、「氷結界」にはレベル1のチューナーが存在しないので、シンクロできないです。

また、グングニールもアーカナイトも、共にミラクルシンクロフュージョンによる融合が可能です。
これによって、「氷結界」の枠を超えた、新たな戦法を生み出す事も可能となります。

テーマ : ひとりごと
ジャンル : その他

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Author:ザルトム
2009/11/20~2016/7/17

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