DP15-JP004 セイバー・シャーク
DP神代兄妹編で新登場したセイバー・シャークについて紹介します。
同パックのスーパーレアの1枚であり、その中で唯一エクシーズモンスターではない効果モンスターです。
「セイバー」と名のついたモンスターの1体でもあります。
セイバー・シャーク
効果モンスター
星4/水属性/魚族/攻1600/守1200
このカードはシンクロ素材にできない。
自分のメインフェイズ時に、フィールド上の魚族モンスター1体を選択し、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
この効果は1ターンに2度まで使用できる。
この効果を発動するターン、自分は水属性以外のモンスターを特殊召喚できない。
●選択したモンスターのレベルを1つ上げる。
●選択したモンスターのレベルを1つ下げる。
自分のメインフェイズ時に、1ターンに2度まで、自分の場の魚族1体のレベルを1つ上げるまたは2つ上げるという効果を持っています。一言で言うと「魚族版・セイクリッド・カウスト」とも言うべき効果です。
シンクロ素材にできないという制約がある点もあちらと共通しています。
ただカウストとは異なりあと一つ、ダブルフィン・シャークの効果と同じく効果を発動したターンに水属性以外のモンスターを特殊召喚できなくなるという特殊召喚制限のデメリットもあります。
場にいる時に発動する効果である為、スピア・シャークやツーヘッド・シャークのレベル変動効果よりも使いやすいです。
自身も魚族なのでもちろん効果の対象にでき、単体ではレベル2から6になる事ができます。
この効果を活用するならば、やはりエクシーズ召喚へと繋げるべきでしょう。
このカードを召喚した時に特殊召喚できるシャーク・サッカーや、このカードが場にいる時に特殊召喚できるサイレント・アングラーとは相性が良いです。
前者の場合はランク3またはランク4のエクシーズに繋げる事ができ、後者の場合はランク3からランク5のエクシーズを使い分ける事ができます。
また、このカードの他にレベル3の魚族が2体並んでいる時には、レベル3×3のランク3エクシーズや、レベル4×3のランク4エクシーズを狙う事もできます。
一応、上記の様に単体でレベル2やレベル6にもなれますが、現状ではランク2・ランク6共に水属性のエクシーズは1体しか存在しない為、狙う意義は薄いです。
しかも、ランク6のFA-クリスタル・ゼロ・ランサーに至っては、3体もの素材を要求する上に、水属性ランク5エクシーズに重ねて出す事もできます。
上で書いたようにシャーク・サッカーやサイレント・アングラーがいれば速攻のエクシーズが狙えますが、自身は展開を補助するような効果は何ら持ち合せていません。
様々なランクのエクシーズを狙える優秀なカードではありますが、他のモンスターと並ばなければ意味が無く、展開手段が乏しい場合には事故要因になってしまう可能性すらあります…。
ウォーターハザード等で上手くフォローしたいです。
あと、水属性以外を特殊召喚できなくなるデメリットも地味に響きます。特に、ランク5のエクシーズは強豪揃いのランクであるものの、水属性のランク5エクシーズはその中において、他の属性の強豪達に大きく見劣りしてしまいます…(しかも内1体に至っては出す事自体が不可能)。
ランク5のエクシーズを採用する場合、エクシーズ召喚がどうしてもこのカードに依存しがちになるという点やFA-クリスタル・ゼロ・ランサーの存在もあり、ランク5エクシーズに枠をどれだけ割くかはよく考える必要があります。
効果を使ってからシャーク・ドレイクを出した場合、そのターンには水属性以外の相手モンスターを破壊してもシャーク・ドレイクの効果は発動できない点にも気を付けたいです。
同じく単体でもレベルを調整できる魚族として、他にゼンマイシャークが存在します。ちなみにレアリティも共通しています。
あちらと比べると、他の魚族のレベルも調整できる点、1ターンに2度まで効果を発動できる点で勝ります。
逆に、シンクロ素材にできなかったり、効果を使用した場合に特殊召喚の幅が狭くなってしまう点では劣ります。もっとも、これらはデッキの構築次第では無視する事ができます。
最大の違いにしてこのカードの最大の悩みは、サルベージに対応していないので基本的に使い捨てになってしまう点でしょう。
ゼンマイシャークは制限カードなので1枚しか積めないものの、比較的自由にレベルを調整できる魚族同士、共存させてみるのも良いでしょう。
冒頭でも書いた様にこのカードは「セイバー」と名のついたモンスターであり、一部のX-セイバー関連のモンスターとはサポートを共有できます。
しかし、他の「セイバー」が全て地属性であるのに対し、このカードは唯一水属性なので、シナジーは無きに等しいです(笑
特に、シンクロギミックによって一躍有名になった「セイバー」において、シンクロ素材にできないというのはあまりにも致命的です。
アニメでは貫通効果しか持っておらず、アニメ版のスピア・シャークとは守備力が200低い事以外は全く同じステータスであり、実質完全下位互換と言っても差支えないカードでした。
このカードがアニメで出た当時は、まだダブルフィン・シャークとサイレント・アングラーのOCG化が確定していなかった事もあり、「枠潰しになるから神代兄妹編に収録されて欲しくない」とすら思っていたものです。
ところが実際にOCG化されたこのカードは…貫通効果は無くなり、上記の様な全く別物の効果に変更されていました。
それから少し経ち、ゼンマイシャークが制限カードになった時には、魚族でレベル3から5に調整できるカードがいなくなった事に気付き、青ざめたものです。
シャークのエクシーズモンスターはランク3・4・5とバラけており、単体で自由に各レベルに調整できるゼンマイシャークが1枚しか使えなくなったというのはショックでした。
そして「ゼンマイシャークを制限にするなら、魚族版のセイクリッド・カウストの様な効果を持つカードでも出なきゃ釣り合わない」と思っていたものです。
その時はまさか、あのセイバー・シャークが、思っていたそっくりそのままの効果を引っ提げてOCG化されるとは思いましたませんでした…!正直、魚族版・カウストの登場などあまりにも非現実的だと思っていただけに、とにかく嬉しいです。
ただ、アニメにあった貫通効果は無くなっています。あったらあったで、今度はスピア・シャークの立場が無くなっていたと思います(笑
同パックのスーパーレアの1枚であり、その中で唯一エクシーズモンスターではない効果モンスターです。
「セイバー」と名のついたモンスターの1体でもあります。
セイバー・シャーク
効果モンスター
星4/水属性/魚族/攻1600/守1200
このカードはシンクロ素材にできない。
自分のメインフェイズ時に、フィールド上の魚族モンスター1体を選択し、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
この効果は1ターンに2度まで使用できる。
この効果を発動するターン、自分は水属性以外のモンスターを特殊召喚できない。
●選択したモンスターのレベルを1つ上げる。
●選択したモンスターのレベルを1つ下げる。
自分のメインフェイズ時に、1ターンに2度まで、自分の場の魚族1体のレベルを1つ上げるまたは2つ上げるという効果を持っています。一言で言うと「魚族版・セイクリッド・カウスト」とも言うべき効果です。
シンクロ素材にできないという制約がある点もあちらと共通しています。
ただカウストとは異なりあと一つ、ダブルフィン・シャークの効果と同じく効果を発動したターンに水属性以外のモンスターを特殊召喚できなくなるという特殊召喚制限のデメリットもあります。
場にいる時に発動する効果である為、スピア・シャークやツーヘッド・シャークのレベル変動効果よりも使いやすいです。
自身も魚族なのでもちろん効果の対象にでき、単体ではレベル2から6になる事ができます。
この効果を活用するならば、やはりエクシーズ召喚へと繋げるべきでしょう。
このカードを召喚した時に特殊召喚できるシャーク・サッカーや、このカードが場にいる時に特殊召喚できるサイレント・アングラーとは相性が良いです。
前者の場合はランク3またはランク4のエクシーズに繋げる事ができ、後者の場合はランク3からランク5のエクシーズを使い分ける事ができます。
また、このカードの他にレベル3の魚族が2体並んでいる時には、レベル3×3のランク3エクシーズや、レベル4×3のランク4エクシーズを狙う事もできます。
一応、上記の様に単体でレベル2やレベル6にもなれますが、現状ではランク2・ランク6共に水属性のエクシーズは1体しか存在しない為、狙う意義は薄いです。
しかも、ランク6のFA-クリスタル・ゼロ・ランサーに至っては、3体もの素材を要求する上に、水属性ランク5エクシーズに重ねて出す事もできます。
上で書いたようにシャーク・サッカーやサイレント・アングラーがいれば速攻のエクシーズが狙えますが、自身は展開を補助するような効果は何ら持ち合せていません。
様々なランクのエクシーズを狙える優秀なカードではありますが、他のモンスターと並ばなければ意味が無く、展開手段が乏しい場合には事故要因になってしまう可能性すらあります…。
ウォーターハザード等で上手くフォローしたいです。
あと、水属性以外を特殊召喚できなくなるデメリットも地味に響きます。特に、ランク5のエクシーズは強豪揃いのランクであるものの、水属性のランク5エクシーズはその中において、他の属性の強豪達に大きく見劣りしてしまいます…(しかも内1体に至っては出す事自体が不可能)。
ランク5のエクシーズを採用する場合、エクシーズ召喚がどうしてもこのカードに依存しがちになるという点やFA-クリスタル・ゼロ・ランサーの存在もあり、ランク5エクシーズに枠をどれだけ割くかはよく考える必要があります。
効果を使ってからシャーク・ドレイクを出した場合、そのターンには水属性以外の相手モンスターを破壊してもシャーク・ドレイクの効果は発動できない点にも気を付けたいです。
同じく単体でもレベルを調整できる魚族として、他にゼンマイシャークが存在します。ちなみにレアリティも共通しています。
あちらと比べると、他の魚族のレベルも調整できる点、1ターンに2度まで効果を発動できる点で勝ります。
逆に、シンクロ素材にできなかったり、効果を使用した場合に特殊召喚の幅が狭くなってしまう点では劣ります。もっとも、これらはデッキの構築次第では無視する事ができます。
最大の違いにしてこのカードの最大の悩みは、サルベージに対応していないので基本的に使い捨てになってしまう点でしょう。
ゼンマイシャークは制限カードなので1枚しか積めないものの、比較的自由にレベルを調整できる魚族同士、共存させてみるのも良いでしょう。
冒頭でも書いた様にこのカードは「セイバー」と名のついたモンスターであり、一部のX-セイバー関連のモンスターとはサポートを共有できます。
しかし、他の「セイバー」が全て地属性であるのに対し、このカードは唯一水属性なので、シナジーは無きに等しいです(笑
特に、シンクロギミックによって一躍有名になった「セイバー」において、シンクロ素材にできないというのはあまりにも致命的です。
アニメでは貫通効果しか持っておらず、アニメ版のスピア・シャークとは守備力が200低い事以外は全く同じステータスであり、実質完全下位互換と言っても差支えないカードでした。
このカードがアニメで出た当時は、まだダブルフィン・シャークとサイレント・アングラーのOCG化が確定していなかった事もあり、「枠潰しになるから神代兄妹編に収録されて欲しくない」とすら思っていたものです。
ところが実際にOCG化されたこのカードは…貫通効果は無くなり、上記の様な全く別物の効果に変更されていました。
それから少し経ち、ゼンマイシャークが制限カードになった時には、魚族でレベル3から5に調整できるカードがいなくなった事に気付き、青ざめたものです。
シャークのエクシーズモンスターはランク3・4・5とバラけており、単体で自由に各レベルに調整できるゼンマイシャークが1枚しか使えなくなったというのはショックでした。
そして「ゼンマイシャークを制限にするなら、魚族版のセイクリッド・カウストの様な効果を持つカードでも出なきゃ釣り合わない」と思っていたものです。
その時はまさか、あのセイバー・シャークが、思っていたそっくりそのままの効果を引っ提げてOCG化されるとは思いましたませんでした…!正直、魚族版・カウストの登場などあまりにも非現実的だと思っていただけに、とにかく嬉しいです。
ただ、アニメにあった貫通効果は無くなっています。あったらあったで、今度はスピア・シャークの立場が無くなっていたと思います(笑