氷結界近辺の生態系
組織としての「氷結界」、そこから離脱した勢力の「リチュア」、更にそのリチュアと設定上関係がありそうな「影霊衣」。
DT世界のストーリー上において、これらの勢力の中心を担っているのは、いずれもテーマに属する人間型のモンスターです。
しかし、これらのテーマには人間型以外のモンスターも所属しています。そこで今回は、DT世界の水属性テーマに属する非人間型のモンスターについて考察したいと思います。
DT世界のモンスターは所属テーマによって見た目も特徴も様々であり、更に同一テーマ内においても多種多様なモンスターが入り乱れている事から、割と何でも有りの世界観という事が予測できるので、考察するだけ野暮というものかもしれませんが、とりあえず紹介してみます。
◇氷結界
○氷結界の龍
ブリューナク、グングニール、トリシューラの氷結界の三龍です。いずれも氷を身に纏った龍といった感じの姿をしています。
ブリューナクのみ海竜族で、グングニールとトリシューラはドラゴン族です。
これらの龍の封印を守る為に「氷結界」という組織が興されたとの事なので、氷結界について「果たして龍が先か民が先か?」と言われると「龍が先」という事になります。
○氷結界の聖獣
氷結界の山奥に住む聖獣である、氷結界の虎王 ドゥローレンです。
その強力な法力は、束になれば氷結界の龍をも抑え込む事が可能だと言います。DTマスターガイドにあるこの「束になれば」という記述ですが、これはドゥローレンが複数体存在するという意味なのか、それとも他にも聖獣が存在し、それらと束になってなのか、あるいは氷結界の一族と束になってという事なのかは不明です。
○その他の氷結界
氷結界の輸送部隊のイラストに見られる、竜の様な生き物。氷結界の輸送部隊が海竜族なのは、間違いなくこの生物によるものでしょう。
同じ竜(龍)型でも氷結界の龍とは似ても似つかず、緑色の肌をしています。遊戯王OCGにおける「海竜族」のイメージとも十分にマッチした姿です。
イラストでは氷に囲まれた湿地帯(?)を移動しており、複数体確認できます。
また、サイズも割とコンパクトです。乗用として利用されている事から、氷結界の民と共存できる、おとなしい性格である事が窺えます。
氷結界で唯一、「氷結界に住む」という名前を持っている魔酔虫。
龍を封印しているという「氷結界」の辺りに住んでいる生物なのでしょう。
番人ブリズドと守護陣。
前者は鳥獣、後者は獣を思わせるような姿ですが、共に種族は水族です。また、「番人」に「守護陣」と、守備的な名前を持っている点も共通しています。
これら2体が「氷結界の聖獣」に含まれるのか、また氷結界の住人とどのような関係にあるのかは不明です。
○ヴェルズ
氷結界の三龍がヴェルズ化した姿。
こちらではブリューナクがヴェルズ化した後の姿のバハムートもドラゴン族になっています。
一度封印された後、リチュアに再度封印を解かれたましたが、その頃には既にヴェルズ化していたとの事です。封印されている間にヴェルズに感染したのでしょうか。
◇リチュア
○非人間型のリチュア
「リチュア」には「氷結界から離反したノエリアを中心として興された勢力」という設定がありますが、非人間型のリチュアについてもそれが当てはまるのかは不明です。少なくとも氷結界には下記のような異形の人物はいませんでした(笑
元は人間型だったのが、儀式術の影響か何かで変貌してしまった可能性も考えられるでしょうか。
上記の3体は、術師的な雰囲気を持つ非人間型のリチュアです。種族はいずれも海竜族です。
設定については、DTマスターガイドによって、かろうじてシャドウ・リチュアが儀式召喚師である事が窺える程度で、その他詳細は一切不明です。
これら3体はDTのミニゲームで共演している事が多いです。
アビスは魚人型、チェインは海竜、マーカーは人型のタコの様な姿と、容姿は三者三様です。チェインは上記の術師たちと同じく海竜族ですが、脚は見られず、より竜に近い姿をしています。
DTのミニゲーム内での描写から、これら3体は狩猟や外敵への攻撃を担当しているのでしょうか。
上記以外の非人間型のリチュア。
キラーはレベル2の魚人タイプですが、アビスとは違い魚族ではなく水族です。
○イビリチュア
大半が元は人間型のリチュアという事で、取り上げるべきかどうか迷いましたが、一応イビリチュアについても取り上げてみます。
ただしそれでも、出所が明らかに「氷結界」「リチュア」とは異なるジールギガスは除いています。
マインドオーガスとガストクラーケはそれぞれエリアルとエミリア(の肉体)が儀式召喚によって変化した姿です。どちらも上半身は人型で、下半身が海産物の様な形状をしています。
上半身部は元と比べて凶悪な人相となっており、下半身に至ってはマインドオーガスは魚(キラーに似ているようにも見える)の様な節足動物の様な感じ、ガストクラーケは巨大なイカの様な形状であり、どちらも非常に禍々しい雰囲気を漂わせています。
テトラオーグルは、儀式術によって変化したノエリアがヴァイロン・テトラを身に纏った姿です。姿の感じはソウルオーガに似ていますが、ソウルオーガは元になったシャドウ・リチュアをそのままゴツくしたような姿だったのに対し、リチュア・ノエリアからのこの姿はいくらなんでも変わり過ぎです(笑
リヴァイアニマはアバンスが儀式術によって変貌した姿です。首長竜の様な姿ですが、剣を持っていたり装飾が残っていたりとそれまでのイビリチュアと一線を画すような感じです。これには、儀式に写魂鏡を使用している(それまでは儀水鏡を使用していた)為、不安定な状態で儀式召喚に臨み、儀式が失敗してしまった為といった理由が考えられます。
ノエリアが、インヴェルズの骸を使った禁術によって変化した姿。
他のイビリチュアと比べると大分人間型の面影を残した姿ですが、心身共にインヴェルズに侵喰されています。
その様子はカードのステータス面にも現れており、他のイビリチュアが全て水族であるのに対し、このプシュケローネのみインヴェルズと同じ悪魔族となっています。
エミリアの魂とガスタの神官 ムストとがエクシーズした姿です。
エミリアがベースというのはよく分かる一方で、ムストの要素は持っている杖や瞳に見られるガスタの紋章(ガスタの特徴でもある)位しか見当たりません。また、頭部にはリチュアの海竜族を思わせるような形状の装飾があります。
上半身が人型で下半身が魚類の様な形(いわば人魚型)をしていますが、ガストクラーケ等の様な禍々しさは薄く、むしろ気品すら感じさせます。
○ラヴァル
リチュア・チェインがラヴァルを生け贄とした禁術によって力を得た姿です。「ラヴァル」に属する炎属性のエクシーズモンスターになっています。
(フロギスを除く)ラヴァルすべてを生け贄として吸収したとの事ですが、攻守の値は変わっていません(笑
炎や溶岩に包まれた、ラヴァルの特徴が見られる姿になっています。
○ヴェルズ
シャドウ・リチュアがヴェルズ化したと思われる姿。
パッと見のイメージは似ていますが、よく見ると杖を持っている手が逆だったり、目の数が4つから6つに増えていたりといった違いがあります。
◇影霊衣
○エグザ
影霊衣の戦士 エグザと、その儀式形態です。種族はいずれもドラゴン族です。
「戦士」という割に種族は戦士族ではなくドラゴン族ですが、これまでの氷結界やリチュアの竜系のモンスターと比べると随分と人型に近くなっていると思います。
また、ドラゴン族ではありますが容姿はこれまでのリチュアの海竜族のイメージとそこまでかけ離れていない様な気がします。
儀式形態には、A・O・Jの機械族シンクロモンスターの鎧を纏った姿が多いです。
○セフィラ
エグザがセフィラ化した姿。
セフィラ共通の特徴である白い翼を装着している他、属性が炎属性になっています。
「儀式モンスターではない、新たな召喚法による変化形態」「炎属性化する」という点はラヴァルバル・チェインを彷彿とさせ、このセフィラエグザが身に纏っている装甲もどことなくラヴァルを思い起こさせます。
◇???
遊戯王ZEXAL IIに登場した罠カード「アイス・チェーン」のイラストに舞姫と共に描かれている謎のモンスター(の手)。
このモンスターについては全てが謎に包まれており、氷結界と関係があるのかどうかさえ不明です。
これが「氷結界」復活への伏線になってくれれば良いのですが…。
以上、氷結界及びそれに関連する勢力に属する非人間型のモンスターの紹介でした。
DT世界のストーリー上において、これらの勢力の中心を担っているのは、いずれもテーマに属する人間型のモンスターです。
しかし、これらのテーマには人間型以外のモンスターも所属しています。そこで今回は、DT世界の水属性テーマに属する非人間型のモンスターについて考察したいと思います。
DT世界のモンスターは所属テーマによって見た目も特徴も様々であり、更に同一テーマ内においても多種多様なモンスターが入り乱れている事から、割と何でも有りの世界観という事が予測できるので、考察するだけ野暮というものかもしれませんが、とりあえず紹介してみます。
◇氷結界
○氷結界の龍
ブリューナク、グングニール、トリシューラの氷結界の三龍です。いずれも氷を身に纏った龍といった感じの姿をしています。
ブリューナクのみ海竜族で、グングニールとトリシューラはドラゴン族です。
これらの龍の封印を守る為に「氷結界」という組織が興されたとの事なので、氷結界について「果たして龍が先か民が先か?」と言われると「龍が先」という事になります。
○氷結界の聖獣
氷結界の山奥に住む聖獣である、氷結界の虎王 ドゥローレンです。
その強力な法力は、束になれば氷結界の龍をも抑え込む事が可能だと言います。DTマスターガイドにあるこの「束になれば」という記述ですが、これはドゥローレンが複数体存在するという意味なのか、それとも他にも聖獣が存在し、それらと束になってなのか、あるいは氷結界の一族と束になってという事なのかは不明です。
○その他の氷結界
氷結界の輸送部隊のイラストに見られる、竜の様な生き物。氷結界の輸送部隊が海竜族なのは、間違いなくこの生物によるものでしょう。
同じ竜(龍)型でも氷結界の龍とは似ても似つかず、緑色の肌をしています。遊戯王OCGにおける「海竜族」のイメージとも十分にマッチした姿です。
イラストでは氷に囲まれた湿地帯(?)を移動しており、複数体確認できます。
また、サイズも割とコンパクトです。乗用として利用されている事から、氷結界の民と共存できる、おとなしい性格である事が窺えます。
氷結界で唯一、「氷結界に住む」という名前を持っている魔酔虫。
龍を封印しているという「氷結界」の辺りに住んでいる生物なのでしょう。
番人ブリズドと守護陣。
前者は鳥獣、後者は獣を思わせるような姿ですが、共に種族は水族です。また、「番人」に「守護陣」と、守備的な名前を持っている点も共通しています。
これら2体が「氷結界の聖獣」に含まれるのか、また氷結界の住人とどのような関係にあるのかは不明です。
○ヴェルズ
氷結界の三龍がヴェルズ化した姿。
こちらではブリューナクがヴェルズ化した後の姿のバハムートもドラゴン族になっています。
一度封印された後、リチュアに再度封印を解かれたましたが、その頃には既にヴェルズ化していたとの事です。封印されている間にヴェルズに感染したのでしょうか。
◇リチュア
○非人間型のリチュア
「リチュア」には「氷結界から離反したノエリアを中心として興された勢力」という設定がありますが、非人間型のリチュアについてもそれが当てはまるのかは不明です。少なくとも氷結界には下記のような異形の人物はいませんでした(笑
元は人間型だったのが、儀式術の影響か何かで変貌してしまった可能性も考えられるでしょうか。
上記の3体は、術師的な雰囲気を持つ非人間型のリチュアです。種族はいずれも海竜族です。
設定については、DTマスターガイドによって、かろうじてシャドウ・リチュアが儀式召喚師である事が窺える程度で、その他詳細は一切不明です。
これら3体はDTのミニゲームで共演している事が多いです。
アビスは魚人型、チェインは海竜、マーカーは人型のタコの様な姿と、容姿は三者三様です。チェインは上記の術師たちと同じく海竜族ですが、脚は見られず、より竜に近い姿をしています。
DTのミニゲーム内での描写から、これら3体は狩猟や外敵への攻撃を担当しているのでしょうか。
上記以外の非人間型のリチュア。
キラーはレベル2の魚人タイプですが、アビスとは違い魚族ではなく水族です。
○イビリチュア
大半が元は人間型のリチュアという事で、取り上げるべきかどうか迷いましたが、一応イビリチュアについても取り上げてみます。
ただしそれでも、出所が明らかに「氷結界」「リチュア」とは異なるジールギガスは除いています。
マインドオーガスとガストクラーケはそれぞれエリアルとエミリア(の肉体)が儀式召喚によって変化した姿です。どちらも上半身は人型で、下半身が海産物の様な形状をしています。
上半身部は元と比べて凶悪な人相となっており、下半身に至ってはマインドオーガスは魚(キラーに似ているようにも見える)の様な節足動物の様な感じ、ガストクラーケは巨大なイカの様な形状であり、どちらも非常に禍々しい雰囲気を漂わせています。
テトラオーグルは、儀式術によって変化したノエリアがヴァイロン・テトラを身に纏った姿です。姿の感じはソウルオーガに似ていますが、ソウルオーガは元になったシャドウ・リチュアをそのままゴツくしたような姿だったのに対し、リチュア・ノエリアからのこの姿はいくらなんでも変わり過ぎです(笑
リヴァイアニマはアバンスが儀式術によって変貌した姿です。首長竜の様な姿ですが、剣を持っていたり装飾が残っていたりとそれまでのイビリチュアと一線を画すような感じです。これには、儀式に写魂鏡を使用している(それまでは儀水鏡を使用していた)為、不安定な状態で儀式召喚に臨み、儀式が失敗してしまった為といった理由が考えられます。
ノエリアが、インヴェルズの骸を使った禁術によって変化した姿。
他のイビリチュアと比べると大分人間型の面影を残した姿ですが、心身共にインヴェルズに侵喰されています。
その様子はカードのステータス面にも現れており、他のイビリチュアが全て水族であるのに対し、このプシュケローネのみインヴェルズと同じ悪魔族となっています。
エミリアの魂とガスタの神官 ムストとがエクシーズした姿です。
エミリアがベースというのはよく分かる一方で、ムストの要素は持っている杖や瞳に見られるガスタの紋章(ガスタの特徴でもある)位しか見当たりません。また、頭部にはリチュアの海竜族を思わせるような形状の装飾があります。
上半身が人型で下半身が魚類の様な形(いわば人魚型)をしていますが、ガストクラーケ等の様な禍々しさは薄く、むしろ気品すら感じさせます。
○ラヴァル
リチュア・チェインがラヴァルを生け贄とした禁術によって力を得た姿です。「ラヴァル」に属する炎属性のエクシーズモンスターになっています。
(フロギスを除く)ラヴァルすべてを生け贄として吸収したとの事ですが、攻守の値は変わっていません(笑
炎や溶岩に包まれた、ラヴァルの特徴が見られる姿になっています。
○ヴェルズ
シャドウ・リチュアがヴェルズ化したと思われる姿。
パッと見のイメージは似ていますが、よく見ると杖を持っている手が逆だったり、目の数が4つから6つに増えていたりといった違いがあります。
◇影霊衣
○エグザ
影霊衣の戦士 エグザと、その儀式形態です。種族はいずれもドラゴン族です。
「戦士」という割に種族は戦士族ではなくドラゴン族ですが、これまでの氷結界やリチュアの竜系のモンスターと比べると随分と人型に近くなっていると思います。
また、ドラゴン族ではありますが容姿はこれまでのリチュアの海竜族のイメージとそこまでかけ離れていない様な気がします。
儀式形態には、A・O・Jの機械族シンクロモンスターの鎧を纏った姿が多いです。
○セフィラ
エグザがセフィラ化した姿。
セフィラ共通の特徴である白い翼を装着している他、属性が炎属性になっています。
「儀式モンスターではない、新たな召喚法による変化形態」「炎属性化する」という点はラヴァルバル・チェインを彷彿とさせ、このセフィラエグザが身に纏っている装甲もどことなくラヴァルを思い起こさせます。
◇???
遊戯王ZEXAL IIに登場した罠カード「アイス・チェーン」のイラストに舞姫と共に描かれている謎のモンスター(の手)。
このモンスターについては全てが謎に包まれており、氷結界と関係があるのかどうかさえ不明です。
これが「氷結界」復活への伏線になってくれれば良いのですが…。
以上、氷結界及びそれに関連する勢力に属する非人間型のモンスターの紹介でした。