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虎将を場に出すには?

【氷結界】において、モンスターの展開を補助するという非常に重要な役割を持った、氷結界の虎将のグルナードとガンターラ。しかし、どちらも最上級であるため、場に出すのは困難です。
そこで、これらの虎将を迅速に出す為にはどんなカードを使えば良いのか、検証していきたいと思います。


◎通常召喚

・ヒゲアンコウ
水属性専用のダブルコストモンスターであるヒゲアンコウをリリースしてアドバンス召喚するという方法です。
ウォーターハザードと絡めれば1ターンで場に出すことができます。
しかし下級魚族の中では最高の守備力を持つとはいえ、ヒゲアンコウの場持ちは決して期待できるものではありません。
なのでヒゲアンコウを使うならば、即虎将のアドバンス召喚に繋げるべきでしょう。
問題は、ヒゲアンコウは氷結界モンスターではない為、多く入れすぎるとかえって事故を招く恐れがある事です。
ヒゲアンコウをリリースしてアドバンス召喚したところで、墓地に氷結界がいなければガンターラの蘇生に繋げられないのが辛い所です。

・アドバンス・フォース
『「氷結界」と名のついたモンスター1体をリリースして表側攻撃表示でアドバンス召喚する事ができる』なんて効果を持つ最上級モンスターが存在しない氷結界のコンプレックスを解消するかの様なカード。但し、リリースを軽減できるのはレベル5以上のモンスターをリリースする場合に限られます。
氷結界のシンクロモンスターは皆レベル5以上なので、このカードを使うならば、強力なシンクロモンスターをリリースしてガンターラをアドバンス召喚し、エンドフェイズ時にリリースしたシンクロモンスターをガンターラの効果で蘇生する、という運用法がベストでしょう。
使わない場合でもドゥローレンでこのカードをバウンスして攻撃力強化もできます。
欠点はグルナードをアドバンス召喚する場合にはシンクロモンスターは無駄になってしまう事。
そもそもシンクロ召喚するだけでもいっぱいいっぱいなのに、そこから更にアドバンス召喚を狙おうなどという事自体が無謀です。それにシンクロモンスターだけでどうにかなる事もあるでしょう。
入れても事故になる事の方が圧倒的に多いに違いないので、これは選考外でしょう。

・死皇帝の陵墓
最小限の手札消費だけで虎将を通常召喚できるのがこのカード。
最低限必要なのは召喚する虎将とこのカードのわずか2枚だけです。更にこのカードはテラ・フォーミングでサーチする事が可能です。
グルナードやガンターラだけでなく、ライホウや大僧正といった上級モンスターもリリース無しで通常召喚できるようになるので、上級を多様する氷結界デッキでは重宝するでしょう。
ただ手札消費が少ない代わりに、ライフコストは激しいです。
主軸を担う虎将を召喚するのには2000ポイント、上級モンスターを出すのにも1000ポイントも払わなければなりません。
その為あまり乱用ができません。
また、相手にも上級・最上級モンスターの召喚を許してしまうというデメリットもあります。
折角ライフを払って虎将を出した所で、虎将があっけなく除去されては元も子もないので、召喚に使用する場合は細心の注意が必要です。
グルナードやガンターラの効果でモンスターを展開していって数に余裕ができたならば、他の上級・最上級モンスターはアドバンス召喚で場に出すと良いでしょう。


◎特殊召喚

・大波小波
水属性専用の特殊召喚カード。場の水属性を全て破壊し、その枚数と同じ数だけ手札から水属性モンスターを特殊召喚する効果を持っています。
このカード、虎将、下級水属性の3枚が手札に揃えば即座に虎将の特殊召喚が狙えます。
更に、破壊した水属性の中に氷結界モンスターがいたならば、特殊召喚したガンターラでそれらを蘇生する事ができます。
グルナードを特殊召喚すれば、召喚権によって手札にいる下級氷結界を召喚する事もできます。
大波小波の欠点は、手札消費が激しいことでしょう。虎将を出す為に、大抵の場合は3枚もカードを消費してしまいます。
また、これら3種のカードを手札に揃えるのも決して簡単ではありません。
グルナードの効果で下級氷結界を出せば更に手札は減ってしまいます。

・リビングデッドの呼び声
虎将を墓地に落としてリビデで釣り上げるという、最もスタンダートな特殊召喚法。
虎将はジェネクス・ウンディーネやスクリーチやおろかな埋葬の効果でデッキからに墓地に送れます。
手札から墓地に送る場合は、封魔団や軍師、風水師の効果の手札コストとする事ができます。
しかし、リビデ自体がいまいち不安定です。
罠カード故にセットして次の相手のターン以降でないと発動できず、更にリビデ自体を潰されると、折角蘇生したモンスターも潰されてしまいます。
大僧正がいれば、リビデが潰されてもそれで蘇生した氷結界モンスターは破壊されませんが。
おまけにリビデは制限カードなのでデッキに1枚しか入れる事ができず、サーチ手段も乏しいです。
とはいえリビデは汎用性の高い蘇生カードという事に違いはないので、どんなデッキでもこのカードによる蘇生を狙える、という強みがあります。

・D・D・R
除外されているモンスターをD・D・Rで釣り上げるという方法。
他の方法で虎将を場に出すも奈落の落とし穴や次元幽閉にかかってしまった場合、次元デッキを相手にした場合などに役立つのが利点です。
自発的に虎将を除外するには、ミラクル・フュージョンによるアブソルートZeroの融合召喚が最適です。
この場合、虎将を墓地に送るには、上で述べた方法の以上に、融合によるアブソルートZeroの融合召喚の素材にするのがベストです。
未来融合でアブソルートZeroを指定すれば、Zeroの特殊召喚を狙いつつデッキから虎将を墓地に送ることができます。
ミラクル・フュージョンを使えば強力なアブソルートZeroの融合召喚と虎将の除外を同時に行うことができ、更にD・D・Rで虎将を特殊召喚、効果で更に氷結界モンスターを展開すれば、Zeroの攻撃力の上昇にも貢献できます。
但し、この方法を狙うには事故率は半端ないです。
融合によって手札は多く消費され、更にこのカードのコストでも手札を1枚捨てなければなりません。
カードを揃えるのも大変な上に、手札消費の面でも効率が悪いです。
更にHEROや融合関連のカードもデッキに積んでおかなければなりません。
下手にミラクル・フュージョンによる除外を狙うよりも、奈落に落とされた氷結界をD・D・Rを救出する方が良いでしょう。

・氷結界の三方陣
次のパックで登場する氷結界専用サポートである三方陣で特殊召喚する方法。
他の方法と違い、コストが無いのが最大の魅力です。更に、相手フィールド上のカードを1枚破壊した上で特殊召喚できるのです。
上手くいけば相手の妨害カードを潰した上で特殊召喚ができます。
但し、発動条件は氷結界3種類を相手に見せるというものであり、非常に厳しいです。
このカードと、虎将も含め最低でも3種類の氷結界の最低4枚を手札に確保しておかなければならないのです。
その性質から、ガンターラよりもグルナードと相性が良いといえるでしょう。
手札にグルナードと下級氷結界が2枚以上が存在し、かつ召喚権を使用していない状態でこのカードによってグルナードを特殊召喚すれば、一気に3体のモンスターを手札から展開する事ができます。
墓地に氷結界モンスターがいる場合は、ガンターラを特殊召喚すると良いでしょう。手札の他の氷結界モンスターはあえて場に出さず、次の三方陣までとっておくのも戦法の一つです。
発動条件の厳しささえなければなかなか良いカードなので、三方陣と相性の良いサポートカードの登場が待たれます。


とりあえず主なものはこんなところでしょうか。
大波小波と陵墓と三方陣の3つで試してみたいと思います。
リビデはともかくとして、これらのギミックの内複数を詰め込むと間違いなく事故るので、それぞれ3つのタイプでデッキを作った上で、どれが一番使い易いのか判断したいです。
【氷結界Zero】を組みなおした場合は、D・D・Rも試してみようと思います。

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

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