いま、焼きにゆきます

学校の振替休日に、ハラミとふたりで三鷹の森ジブリ美術館に行ってきました。
昨年からずっと「行きたい～！」と催促されていた場所です。

トトロ、まじょたく、ポニョ…と３，４歳の頃は大好きで、録画したものを何度か観てました。
でもここ数年まったくだし、ジブリ作品が特別好きって様子もないのに、一体なぜそんなに行きたいの？


ハラミ：「じゃーん！この本に載ってるの！」


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ハラミの愛読書ってくらいしょっちゅう開いているガイドブック、確かにジブリ美術館は掲載されていました。


ハラミ：「見て！このネコバスで遊べるの、小学校以下の子どもだけなんだって！今行っておかないと一生遊べなくなる！」

大きなネコバス型ぬいぐるみ…。
目的がそれだけだというので、「もったいな！だったら他の室内遊具あるとこで遊べばいいやん！」とどうしても優先順位が低くなってなかなか連れて行けず。

「もう４年生なんだけど！？小学校卒業したらネコバス乗れなくなる！」と焦りだしたハラミの催促もあり、チケットを取りました。笑



平日だから空いてるかな～と思ったんだけど、入場時間指定のチケットでも入り口は長蛇の列。



並んでいる間に撮った外観。かわいい。


入館後は全部すっ飛ばしてとりあえず、２Ｆの「ふわふわボヨーンネコバス」の部屋へ向かいました。
人気のようで順番待ち。

人数を制限し、一定時間（１０分あるかないかだったと思うけど、時計みてなかった）経つと次のグループと交代、というスタイル。

大きなぬいぐるみ生地のネコバスは、中に入れるし屋根にも登れます。
ネコバスの中にはまっくろくろすけのぬいぐるみが、まるでボールプールのようにビッシリ。
みんな、大喜びでネコバスの上によじ登ったり、中でまっくろくろすけの上に寝転んだりと思い思いに遊んでいました。

ハラミのようなそこそこ大きな小学生もいれば、３歳くらいの小さな子もいました。
でも常に３人程の係の人がいて、危なくないよう目を配ってくれています。

ハラミ：「めーっちゃ楽しかったー！！」
時間が来て出てきたハラミ、満面の笑み。

ハラミ：「あとでまた行きたいから、並びなおそうっと」
そんなに？

残念なのは館内はすべて写真ＮＧなこと。
ネコバスではしゃぐ９歳児の姿、記念に撮りたかったなぁ～。

ちなみに屋外は写真ＯＫとのことでした。


ってなわけでそのまま屋外へ。



ロボット兵がいました。

私、『天空の城ラピュタ』は大好き！
子供の頃、飛行石がほしくてほしくてたまりませんでした。
好きなキャラは海賊のママ、ドーラ氏。
好きなセリフは彼女の「４０秒で支度しな」と「シャルルよ、もっと低く飛びな」です。


館内に戻り、せっかくなので見て回りました。

図書閲覧室や｢映画の生まれる場所｣という常設展示、地下１Ｆから地上２Ｆまでの吹き抜けとなっているホールはまさにジブリといった内装。

館内のミニシアターではオリジナル短編アニメが公開されていて、私達は『めいとこねこバス』という作品を観ることが出来ました。

母娘で意外に楽しんだのが、企画展示。
「未来少年コナン」展が開催されていて、パネルごとにその話のあらすじが紹介が書かれています。
観たことのないアニメだったので、ふたりしてあらすじをガッツリ読んできました。笑


お昼は館内のカフェ、麦わらぼうしにて、屋外テラス席で食べました。



ハラミは野っぱらのクリームソーダ、麦わらぼうしのホットドック、ふぞろいいちごのオムレット。
私はコーヒーフロートに大葉ジェノベーゼとりんごのしっとりチキンサンド。

「こんなに食べられるん？」と心配したけどハラミなんとか完食。偉い。


再度ネコバスに並んで遊んで（見てると自分も乗りたくなってくる。ふわふわの屋根とか。いいなー子供）、お土産ショップをのぞいて、



中庭の手漕ぎポンプで井戸水汲んで、美術館をあとにしました。


美術館から最寄りの三鷹駅までは徒歩１５分ほど。

ご機嫌なハラミと「あっるっこー♪あっるっこー♪」と口ずさみながら歩いたり、前を少し速足で行くハラミを「どこへ行こうと言うのだね」とこれまた速足で追いかけるムスカごっこをしていたらあっという間でした。


最初は「ネコバスで遊びたいだけなんて…。行かなくてよくない？」という気持ちでいっぱいでしたが、案外楽しめました。

「こっちに住んでいる間に行けるところに行っておこう！おのぼりさんしよう！」という我が家のミッション・おのぼり活動、結構がんばれてるな～、と思う、やきにくなのでした。


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西日本に戻ったら、関西版もほしいな。

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