北京
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特別展「漢字三千年-漢字の歴史と美-」が3月24日から京都で開催される。人民網が伝えた。
今回の特別展は黄山美術社が企画し、中国人民対外友好協会、中国文物交流中心、日本中国文化交流協会の共同開催となる。より多くの日本の人々に漢字の魅力と奥深い意義を感じてもらい、中日両国の民間における友好関係をより強め、相互理解を深めることを同特別展の主旨としている。
2016年10月20日、日本で初めての本格的な「漢字」展示会となる「漢字三千年」巡回展が最初の開催地となった東京都で始まった。展示は2つのエリアから構成されており、第1エリアでは「漢字の歴史」を紹介。「甲骨文字」から始まり、「金文」、「篆書」、「隷書」、「草書」、「行書」、「楷書」などの変遷や、世界初公開の国宝級文物、「漢字」の刻まれた「兵馬俑」を展示。また、第2エリアでは「漢字の美」を紹介。中国の偉大な文人、趙孟■(■は兆へんに頁)や文徴明ら書家の名作を展示した。
中日国交正常化45周年の節目である今年、特別巡回展は日本文化の古都である京都へとその展示会場を移し、第1級文物に指定されている22点を含む合計約114点の文物の展示が予定されている。
今回の特別展は2017年9月まで開催予定で、今後は、新潟県や宮城県、群馬県などに巡回して開催される予定だ。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年3月23日