金山農民画展、中日両国民の心と心を近づける

日中友好会館の宮本雄二会長代理（写真提供：人民網）

　東京の日中友好会館美術館で今月5日、日中友好会館、上海市金山区人民政府、解放日報社の主催による「金山農民画展」が開幕しました。今年は「芸術の江南・春色と秋雨」をテーマとし、3週間にわたり100点近い農民画の優秀作品が展示されます。

　日中友好会館の宮本雄二会長代理は、農民画を高く評価し、「文化は人々の心を表しており、人と人との交流は心と心の交流である。この展覧会を通じて、中国人、特に農民のことを日本人により身近に感じてもらい、中国の農民文化がさらに発展し、日中文化交流がより深まることを願う」と語りました。

　開催期間中、「親子で見よう！こどものための鑑賞会」や、「農民画ワークショップ」、「揚琴演奏会」など様々なイベントが行われ、中国の江南文化を体験する場を与えます。

　金山農民画はかつての中国江南地区の民間芸術に由来し、1970年代末ごろから盛んになりました。江南水郷の風土や人情を主な題材としており、2007年に第一陣として上海市無形文化遺産リストに登録されました（殷、森）

駐日本中国大使館の石永菁文化参事官（写真提供：人民網）

出展作品（写真提供：人民網）