北京
PM2.577
23/19
スイカ食い大会に参加する子供たち(新華社 徐昱)
二十四節気の「立秋」を8日に控え、中国各地で伝統イベントが行われています。
「齦秋(秋をかじる)」という立秋にスイカを食べる風習には、「真夏の暑さをかじりとり、涼しい秋を迎える」という意味と、「秋の涼しさにかじりつき、引き留める」という意味が込められています。
イチョウの木の下で伝統的な「体重量り」を体験する子供たち(新華社 徐昱)
「懸秤称人(体重量り)」には、立夏と立秋に体重を計測し比べることで、秋に向けた体重調整を行う目的が含まれています。
また、この時期は初秋の景色を楽しむ行楽も定番となっています。
イチョウの葉に秋の気配を感じる子供たち(新華社 徐昱)
こうした伝統的な風習の体験が、子供たちに二十四節気の由来を学んでもらい、中華文化を伝承する意欲を高めることに役立っています。(怡康、謙)