北京
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23/19
王毅外交部長は12日、ロシアのサンクトペテルブルクでイラン最高安全保障委員会(SNSC)のアフマディアン事務局長と会談しました。
王部長は「中国は一貫して戦略的かつ長期的な観点から中国とイランの関係を見ている。イランが国家の主権・安全と民族の尊厳を守り、自国の国情に合った発展の道を歩み、外部からの干渉や不当な弾圧に反対することを支持する。中国側はイランと地域諸国が対話と協議を通じて意見の相違を解消し、苦労して勝ち得た和解の勢いを強固にし、関係改善のプロセスを継続することで、地域の平和と安定のために積極的なシグナルを発することを支持する」と述べました。
アフマディアン事務局長は、「イランの新政権はイランと中国の友好関係を強化することにしっかりと力を入れている。中国と協力してイラン・中国包括協力計画の実行を推進し、経済、貿易、投資やデジタル技術、人と文化、観光における全面的な実務協力を拡大していくことを望む」と述べ、「イランは、国際舞台における責任ある大国としての中国の役割を高く評価している。今後も中国と互いに支え合い、手を携えて共通の課題に取り組むために協力していくことを望む」と述べました。(HJ、鈴木)
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