ツーリングmemorandum

2023/8/15　ジムニーシエラJB43Wイグニッションコイル交換

お盆の時期は道は混むし，今年は天気が悪いのでおとなしく家にいるが，暇なのでまた自動車整備を．
カミさんの旧型ジムニーシエラがだいぶ前からアイドリング不調で，回転数が下がりすぎてときどきブルッと振動する感じ．
冬場だとエンストするときもあるが，最近の電子制御のクルマはアイドリング調整もできないのでそのまま乗っていた．

今回車検ということで，症状改善を期待してバッテリーを新品に交換したのだが効果がなかった．
そこでウェブでいろいろ検索したら，どうやらこのクルマの持病らしく，多くはイグニッションコイル交換で改善されるとのこと．
このクルマのオドは76,000kmなので，7万キロ程度で症状が現れることが多いという記事の内容にも一致する．
そこでさっそくイグニッションコイルを購入．NGKのU4008というものを2個．最安ではなかったのだが，お盆休みでも即納してもらえるモノタロウで合計15,000円程度．

エンジン上面のカバーを開けるとこんな感じ．

へえーっダイレクトイグニッションってプラグに直接イグニッションコイルが付くんだ．古いクルマとバイクしかしらない自分は知らなかった．
確かにこれならプラグコードでのロスが減って効率よくなりそうだ．
このクルマはコストダウンのためか，２つのコイルをそれぞれ2分岐して４つのプラグにつないでいる．
さっそく真ん中２つのコイルのボルトを外して，コードを外す．ここのコードは短いから痛めないように慎重に外した．

イグニッションコイルの新旧比較．まあ見た目は変わらないよね．

もう１セットの方も交換して終了．

あまり期待せずにエンジンをかけると，おっ！なおった！アイドリングが上がってブルッとしない！大成功だ！
実はこのクルマ，いま話題のBモーターで6-7年前に買ったものだ．
特に保険のトラブルもなく問題はなかったが，整備の質にはちょっと不安があり，カミさんがこのアイドリング不調についても相談したところ，何かの作業をして「もう大丈夫です」と帰ってきたが，改善されていなかった．
まあ車がよくわかってない人に対するナメた対応って，ここに限らずよくあるよね．
あとこのクルマはサスが固めのせいか，指定の空気圧が低めの設定なのだが，指定を確認せずにエアを入れてたみたいで，パンパンで乗り心地が悪かった．
それってエンジニアの基本じゃないのかな？ってちょっと疑問に思ったが，まあそういう会社だったのね，と今回納得した．

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