先々

さて前回のブログの後、某新型隼乗り君に
「普通の人が出来ない経験を一生のうち2回も味わうのは羨ましい」
などと言われましたが、まぁとりあえず「普通の人」ではないイカレポンチの見解を正直に。

1回目はAVなんかではよくある展開の「墓場まで持ち越しだ」的なものでしたが、1週間ほどの刹那的なものだったのでアッサリしたものでした。

そして今回。
結構、覚悟のいる「従兄妹」という立ち位置。
話す中で、年齢一桁の頃から「従兄妹としての好意」は持たれているとは思っていて、それが「女としての好意」になってはる事にも何となく気付いていましたが、過去、唯一手玉に取られたというか、女から迫られたという..................
それ以前も以降も、相手から「付き合って」と言われても、自分がそう言わせた、手を出す時は必ず自分からという変なポリシーに則ってやってきたのに、そこに当て嵌まらない存在。
28年という年月が経って、それが進化してる可能性も無きにしも非ず。

下手な事言って「アハハ!好意なんかねぇよバーカ」
これが一番コワいところ。

その時限りの他人なら、数撃ちゃ当たるで「ごめんなさい」でも「はい、次行こうか」と、フラれる事など屁とも思いませんが、従兄妹となると話は別。
年齢的に「葬式」ぐらいになりますが、顔を合わせる機会がゼロではありません。
親父が危篤で駆け付けてくれた姉夫婦と姉への義理を果たすとなると、最低でも3回は宮崎へ行く事に。
葬儀場で受付なんかで立たされて「まだ私の事好きなん?ん?ん?言うてみ?」とか言われたら、たまったもんじゃありません。
加えて発信力過多ともなれば、他の身内からヒソヒソなんて事にも。

逆に「遊びでテキトーに」なんて事をして自分が先に死んだ時、恨みの度合いによっては遺体の心臓部分に「杭」を打ち込まれたりしてその場が修羅場に。
火葬場ではなく、廃棄物としてゴミ焼却炉へ放り込まれかねません。

「兄ちゃんの事、男として好きになってたわ」と言われたので、上記の懸念は杞憂に終わりましたが
「まだだ...まだ調子に乗るのは早い、ひょっとして誰かが絵を描いて、親戚総動員のドッキリとかなら大恥かくぞこれ」
過去、数々の乗り物を没収され「RVRの方がエッチしやすいから貸せ」で車内を汚された弟がスポンサーとなり、弟嫁がシナリオ書いてたら勝ち目無いぞ等と、結構本気で考えていました。

結局、後になって「病院で再会した時には好きになってたから、毎日LINEや電話した」と白状してはったので、まぁ大恥かかなかったのはよかったところです。
本人としては「兄ちゃんにフラれても、親戚ならまたどっかで会えるからそれでもいいや」と真逆の捉え方だったようですが、こういう面は男と女の違いなのかはよくわかりません。

女の子と付き合うという感覚は
「ちゃんと付き合うならエッチしてもいいよ」
「じゃあ付き合って」
で、事が終われば「ほなサイナラ」みたいなもので、あまり深く考えず、まぁいっかとなればダラダラといった感じ。
遊び人的な感覚ではなく、異性からの感情を受け入れるのもこちらの感情を表すのも苦手というか下手。
好きだの愛だのよくわかっていないんだと思います。

こんな感じですが、他人とは違う関係がベースとなると話は違います。
あれこれ考えながらも応え、愛情持って接するとなると、最低でも「別れる時はどっちかが死ぬ時」ぐらいの覚悟は必要だと思います。

コロナ後遺症からの体調不良で血圧が上70ぐらいの低血圧と貧血、食欲不振で休職、離婚話になっている夫婦仲、その他様々な要因から心身共に衰弱してはったので、少しは元気になればとプレゼント的なものから飲料水やサプリ、食料品等を送ったりしていますが、毎度それらを実家の親に見せに行くというのが困りもの。

「兄ちゃんは私が入院したくないとかガタガタ抜かしたら、大阪に連れ帰って病院に放り込むって言うぐらい、私を大事にしてくれるんよ」
みたいな事を母親(自分からは叔母)に言ってると。
確かに、看護師のくせに病院嫌いで「即入院」のところを注射や薬の通院自宅療養すると言ってたので、それで回復しなければ連れ帰って、こっちの病院に放り込むからなと言った覚えはありますが、母親に言うなよと..................

その母親が神経痛かで歩けないと聞いたので、甥っ子として「おばちゃん、足大丈夫ですか?」の電話を入れると、あーだこーだ話しつつ「いっつも娘に優しくしてくれてありがとうね」と、妙なツッコミ入れられる前に早く電話切りたくなったり..................

こういうところは困ったものですが「もうバレたらバレたでいいんじゃね?誤魔化したり言い訳はせんよ」と思うところもあります。
うちも親父の他界に際して「離婚なら離婚で別にいいよ」と思うぐらい、嫁に対しての信頼みたいなものが無くなった感があるのがホンネ。
娘は「価値観合わんなら無理に擦り寄せんと離婚したらいいんちゃう?」みたいにアッサリしたもので、正直、どうなるかはわかりません。

そしてある日、某女史から電話が。
「旦那に離婚してって言ったわ」

は?というのが最初の感想。

「口にしたらあかんてわかってるけど、待っててほしい」と言われたのが前日。
待つも何も翌日ですがな.........といったところ。

聞いてた範囲で、遡れば6年前ぐらいに知り合ったものの、それまで男での失敗続きの警戒心からか
「この人と結婚はちょっと.........」と感じていたと。
けど、父親(自分から見れば叔父)の生死に関わるような手術もあり「籍は入れとけ」と親から強く勧められ、仕方なくといったスタートが2年前。

親父の危篤の連絡を入れて病院に駆け付けてくれた際
「遠いところをありがとうございます」と挨拶をしたところ、何も発さずアゴを前に出す会釈みたいな感じ。
こんなの平時であって親戚関係で立ち位置同じの従兄弟なら
「なんやおまえ、挨拶もできへんのか」ぐらいは言いますが、来てもらった側なのと、親父も急激に容態が悪くなっていってたので早く病室まで案内する必要もあり、特に何も言わず。
「何か変わった子やな」の印象なりに、叔父叔母と某女史を連れてきてくれた事には謝意を感じていました。

病院で某女史と再会したのも28年ぶりぐらい。
何年経とうが自分の方が歳上の従兄妹関係は変わるものではない上に、最後に会った時はこちらが襲撃されたような形。
その事が向かう車中で既に記憶から蘇っていた某女史は「若気の至りをどうか忘れてて」と思ってたようですが、病院から宮崎に向けて帰る最後の最後に「葬式の時、イチャついたっけ?」と伝え、余韻だけ残してサヨナラ。
その時はバタバタだったので、帰ってからLINEや電話でお互いのこれまでを話すといった感じに。
「理由が思い出せんけど、好きじゃなかったら私からあんな事せんよね」
小さい頃から潜在的に自分に対して好意的で、疎遠だった時間を経てもそれは変わっていないのは、かなり踏み込んだ事まで話してくれる事から理解できました。
それならこちらも訊かれた事や言われた事に、隠す事無くあっけらかんと。

聞いてる限り、旦那の印象は「ちょっと頭弱くない?」

旦那姉が近隣トラブルから、新築3年の家も処分し精神疾患となり、裁判もまともにできない状態だったにも関わらず、旦那含め3人の兄弟は知らん顔だったところ、それを見てられず某女史が旦那姉の代理に。
動画観ながらゲラゲラ笑ってる旦那を見つつ、寝る間も惜しんで資料作成し、弁護士との面談や裁判所にはスーツで臨んでるのに旦那はサンダル履きの普段着。
TPOというのか、別に関係無いとはいえ「その場所にはせめてこんな格好」みたいな感覚も無い人。
多分、葬式に短パン&アロハシャツで列席しそうな印象。
裁判が終わり判決待ちとなった時「長い間、よく一人で頑張ったな」ぐらいは電話で言いましたが、旦那は姉に「賠償金入ったら俺にも分けてくれ」と。
2年以上に渡り善意だけで義姉のためにやってきた事に対して、その間、一つの手伝いもしなかった旦那のこの言葉で、全部台無しにされた気分だったと。

その他、日常の中で某女史がコロナの後遺症で、トイレにも這って行くのがやっとの時に「俺のメシはどうなんの?」
「もっと頑張ってもらわな困る」

車一つにしても「ハイエース欲しいから、おまえのアクセラ売れ」で泣く泣く某女史は愛車を手放し、3年間エアコンも壊れたままの中古のタント。
単純に仲良い身内という立場でも、熱中症が気になったので「旦那が金出さんなら修理代は振込むから直しや」と言いましたが「3年耐えてるから大丈夫、兄ちゃんにはこのクソタントにお金出してほしくない」
..................
ハイエースにしても、ガソリン車の貨物車輌を通勤に使っていると。
正直自分には、毎年車検でガソリン仕様のハイエースを通勤使いして、4日ごとに満タン給油とか意味不明でした。
加えて簡単な知識も無いようで、車のトラブルには何もできない上に、セールスに言われるがまま高い補償パックを組まされつつ、組んだ事すら忘れて他店で現金払い。

嫁を「飯炊き女」扱いというのもよく聞きますが、例え愛情が無いにせよ自分の身の回りの事をしてもらうなら、気遣うフリぐらいしたらいいのにというのが正直なところ。

大きなものから小さなものまで、何というのかその時々に発生する2択3択に、全て「最悪」を選択してるような印象。
歳下かと思っていましたが、自分と同い歳と聞いて「嘘でしょ?」と思ったものです。

極めつけは、1ヵ月ほど前の事。
自分もかなりイラっというかブチっときましたが、某女史と同じく婦人科系の病気で子宮摘出し、お互い励まし合いながら闘病生活を送っていた友人が亡くなったと泣きながら連絡が。
家族葬だったようですが、娘の気持ちがわかる一番の友人に見送ってほしい。そう亡くなった子の父親から言われたと。
自分も親父を亡くしたばかりで、会った事もない人ですが、娘を亡くし、そうやって連絡してきた父親の気持ちは少しわかる気がします。
「自分の娘のために悲しんでくれる人がいるってのは親として嬉しい事やし、本人にとっても嬉しい事やから、今泣かんと通夜に行って思いきり泣いてきたらいいから」
と宥めながら伝えて暫く..................旦那が言ったのは「香典目当てで連絡してきたんじゃねぇの?」..................

おまえ、ちょっと待てと
いくらなんでも故人とその家族を冒涜しすぎじゃね?
自分は決して褒められた生き方なんてしてきませんでしたが、言っていい事と悪い事ぐらいの区別はつくぞと。
友人関係の香典なんて、多くてもたかだか3万円、その金額に対する価値観なんて人それぞれで、どう思うかは本人の勝手とはいえ、それが目の前で悲嘆に暮れてる自分の嫁に掛ける言葉か?
それを言うなら、うちの親父が危篤だと叔母らに連絡入れたのは、見舞い金欲しさやったと思ってんの?
全員分、朝食付きでホテルも用意して車代5万円渡したやろうが。
「直接文句言いたいから、ちょっと電話代わってもらっていい?」と言う前に
「今まで我慢してたけど、私の中でプツンと何かが切れた感じがある」と。

直後「人間関係で大切な事って何だと思う?」と訊かれ
「ウソはつかないとか相手の立場になって考えるとか、一言で言ったら誠意かな」と答えると
「私も同じ考えだけど、旦那に同じ事訊いたら「俺に何が言いてぇと!」ってキレたわ.........」
答える答えられない以前に、会話が成り立ってないがな..................

それから暫く..................
旦那は競馬とパチンコ、野球以外は何の知識も無いようで、パソコンや車、その他諸々旦那が家にいようがアテにならないため自分に電話を掛けてきて、あれこれ教えたり。

「その服は足が見えるからダメ、ブラウスが透けてるからダメ」とか「飲み会には迎えに行く」とか、なんか嫉妬深い一面もあるようなので、自分が知らない分野を知ってる男に対しても妬ましいのか「従兄妹同士」としての電話も良い顔しないと。

ハッキリ言って、何一つ擁護できる点がありません。

ギャンブルに関しては、待ち合わせの時間潰しに1円パチぐらいしますが、他のものは全くわかりません。
それでもギャンブルに興味も無く休職レベルで体調の悪い女に対して「これ新台、見て見て!」と動画見せるとか、マイナス印象与えるだけでしかない事はわかります。

バイクなんかは「これカッコいい」だけで燃費や維持費がどうのは「働きゃいいんだよ」としか考えませんが、それはあくまで「趣味」だから。
自家用車や営業車買うとなると、デザインと性能と用途、経済性を最大公約数的に妥協して選びます。

相手の服装に関しても
「もう歳なんやからミニスカは.........」
みたいに、周囲を不快にさせかねない事案という意味で一言言う事があるかもとは思いますが「そんな格好してたら他の男が寄ってくるやろ」みたいな感覚はありません。
女同士の飲み会なんて、大体が連れ合いの悪口言ってストレス発散する場だと思っているので「コイツがさっきの話の.........」と、わざわざ針のむしろに巻かれに迎えに行ったりせず「起こさないでタクで帰って」と言うぐらいです。
「えー、面倒くさ」と言う前に「迎えに来なさい」と言われた場合であっても、一応、恥はかかせないようニコニコ挨拶ぐらいはしますが、基本、相手の人間関係なんかに興味すらありません。

考え方は知りませんが、発言に関しては「ここでそれ言う?」みたいなものが多く、場の空気や相手の立場に置き換える事ができない感じで、何か精神的な疾患でもあるように思います。

某女史にしても
「男として何一つ頼りにならない、本当にキツい時に寄り添ってくれないどころか、更に追い討ちかけてくる」
が強くなって家の中での会話は殆ど無く、話しても機械的に淡々と要件伝えるだけに。

そしてある朝。
以前、Googleのストリートビューでうちの家をぼかしにしてもらった話をした事があり、某女史の自宅は洗濯物が丸見えだから、ぼかしの申請ってどうやるの?といった電話が。
こういう文言で申請して、2ヵ月後ぐらいに見たらぼかし入ってたよみたいな話から、スマホの機種変やプランはどうのといった内容、世間話まで長々と。
従兄妹同士の会話として、別にうちのオカンの前で喋ってても違和感無い内容。

それが..................
「何で兄ちゃんと話してる時は楽しそうなのに、俺には素っ気ねぇの?」
そこから大喧嘩となり、これまでの出来事を並べ「もう離婚して」と言って自宅を出たところで、電話掛けてきたという流れ。

旦那に関しては、頭は中学生程度な上に短気といった感じで、直接的な暴力は無いにしても罵倒や物に当たるといった面が強く、元ヤンキーなのか「俺は昔は~」をよく語られては某女史は「しょーもな」みたいな。
背格好に頭の悪さとそんな発言から、以前書いた自分が中学生の頃にいたホビットヤンキーな同級生と被ります。
もういい歳なんやから、女に過去の話をするなら笑えるネタぐらいにしとけばいいのにと思います。

とりあえずは「手を上げられないかは心配やから、宮崎に行って離婚届にサインもらう場には立ち会うよ。
身内に対して、他人は引っ込んどけ!って言うほどバカじゃないと思うし」


けど「これは私の問題やから私が一人で解決する、兄ちゃんは引っ込んどいて」
...........................
正直、自分が、その生き方に人として圧倒された程の女なので、頭の弱い男のその場限りの取り繕いなど歯牙にもかけないとは思いましたが..................
実際「離婚届にサインして」という単純な要望に対して「俺はどうしたらいいと?」と聞き返してくるばかりだと。

怒りのレベルというのは
「謝ればまだ復旧の余地あり」
「自分の何かを抑制すれば可能性あり」
「激怒すぎて今は無理」
「怒りを通り越して無感情」

みたいな段階があるとしたら、これまで散々話し合おうとしてたのを旦那に無視され、自分の中の許容量を超えてしまい無感情になってる事にも気付いてない感じ。

その翌日の旦那からのLINEは「昨日はごめんね!」みたいなもので、その軽いノリが「ただの夫婦喧嘩でしょ?」みたいに感じさせ、更に呆れさせる事ぐらいわからんのかと..................
その後は、某女史の「あなたに対して離婚届にサインする事以外の望みは無い」に対して、旦那は「ちょっと機嫌取っとけばいいんでしょ」ぐらいの温度差だった為、認識の違いからサインさせるのに数日掛かっていたようですが

「ちゃんと書かせたよ」

とりあえず、積もり積もったものが限界に達して「この人、無理」となったようですが、隠さなくてはならない「兄ちゃんだけのものになりたい」という感情もあり、そこが強くなってきていると。
体調の回復、家の事、その他諸々、頭の中で整理して行動に移せるまで、もうちょい待ってと。

こちらとしては、前の女の時に「何か変やから連絡とかやめとこ」と何度も言ったのに「旦那は頭悪いから大丈夫」
と聞く耳持たず、結局、コツコツと証拠を集められ、テーブルにドン
男の嫉妬は女の比じゃないと思っていたので「だから言うたやん.........」な展開に。

その経験から、現状であれば別の感情を隠したままでも誰が聞いても納得してもらえて、責められる事もありませんが「会う」となると、僅かでもツッコまれる要素が生まれ、それがどんな手段かはわかりません。
なので「離婚したら会おうか」で歯止めを利かせている感じです。

ブログのネタ的には、今後盛大な修羅場がいいかとも思いますが、神ですら見落とすぐらいの静かさで、秘めた想いは隠したまま完結してほしいものです。

DSC01751_20230802130937f9b.jpg


関連記事
 0

COMMENTS

 0

TRACKBACKS

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
  翻译: