女心とカルシウム

先日、長く使ってくれているお客さんから
「彼女連れて東京のホテル出たら嫁が立ってたんですけど、どうやって僕の居場所わかったか思い付きます?」と。

このお客さん、東京で4社経営する社長さん。
これまで「従業員の目の届かないところで羽根を伸ばしたいじゃないですか」と、無理矢理大阪出張の予定を作っては数日ホテルに滞在し、また戻るというルーティン。
「税金で取られるぐらいなら、こうへいさんにお金遣った方が気分良いじゃないですか」と、無駄にタクシー使ってくれる、ありがたいお客さん。

それが大阪で新しく会社を立ち上げるとの事で、滞在期間が長くなるも、インバウンドの復活と相まって、これまで1泊7万円ほどのホテルが倍以上の値段になっていたりで、それならマンション借りた方が安いわと。
その新会社で彼女を雇い、彼女は事務所近くの別のマンションに住まわせ..................

「男の野望そのものですよね」などと言っては笑い話にしていましたが、とある日に前述のような出来事があったと。

うーん..................
自分の場合はまだLINEなんかも無かった時代で「auプラス」だったか、ログインすればWeb上でメールのやり取りを閲覧できるサービスで相手方旦那にバレてしまい「訴えてやる!」になりましたが、そんな昔話とは違い、現代はもっと多彩な手段があると思います。

社長さんの今の行動パターンから考えると、月の半分以上は東京を離れているので、興信所に依頼は経費掛かりすぎる気はしてその線は無いかと。
後は「Appleタグ」みたいなもので、更に小型化薄型化された類似品をカバンの裏地の中なんかに仕込まれているか。
スマホの位置情報共有アプリをこっそりインストールされていたり、Googleの現在地共有機能をONにされていたり。

IT技術を駆使しないのであれば、従業員なり共通の知り合いなりを裏切らせ、スケジュールを流してもらうか。
高潔な自分は、札束ビンタされても「イヌとお呼び下さい」で、キャンキャン尻尾振る事はないと思い........ます。

ただ、よくわからないのが奥さんは離婚に応じてくれないと。
乱交パーティーが嫁にバレて離婚となり、慰謝料にマンション取られ養育費を月40万円払わされていたうちの弟の話をすると
「月40万円で済むなら、それ払ってでも離婚したいですわ」と言ってはりますが、悲しいかな、浮気バレからの離婚は、原則「浮気した側から離婚の申し出はできない」というのが。
奥さんにしても、慰謝料釣り上げる為に労力使って証拠を掴もうとしているなら、その行動原理は理解できますが、離婚の話し合いにすら発展せず..................
何不自由ない生活で、旦那はATMだと割り切って手放さないのかもしれませんが..................
女性の頭の中というのは難しいものです。

ゆうこにしても、多分こちらに落ち度無いのにぶちギレからの電話ガチャ切りなんて事がたまにありますが、放っておくとその後に、ガチャ切りしておきながら「まだ意地になってると?」みたいなご機嫌伺いしつつ、やや上からのLINEが届いたり..................
気になるならガチャ切りすんなよ、というか意地もクソもただ切られて呆然としてるだけなんやけど.........みたいな。

そして寛大な心で話を収め「素直な気持ちを言うときや」
「文句ばっかり言ってごめんなさい」とか「何でもするから許して下さい」と、可愛げのある発言の機会まで設けるようなお膳立てまでしてあげますが
「素直に言っていい?」と確認してから返ってきたのは

「牛乳飲んだ方がいいよ」

「カルシウム足りてないからイライラガミガミ怒るんやわ、メグミルク1年分ぐらい送ろうか?これが素直な気持ちや」

反省の欠片もなく、血管ピキらせるような、なかなかハイセンスな切り返ししてくれるやんけ..................

「まだわからん?女心がわかってねぇな」を連呼してきますが、取扱説明書でも用意してくれと思います。

正直、法的に浮気もクソも無いこの無敵な身。
先のお客さんに「飯炊き女を3人用意して、週2回ずつローテ作って1日は完全休暇が理想ですね」と言うと
「こうへいさんと連絡取れなくなったら、刺されたと思っときます」と..................

まぁ、それぐらい元気でありたいなと思う今日この頃です。

IMG_7551(Edited).jpg

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