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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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Author:junsky07 私の旅行記や、オペラ・バレエ・ミュージカル・演劇等の観劇の感想などを気の向くままに書いてゆきます。



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映画 「YASUKUNI 靖国神社」 【第4回】 台湾高砂義勇隊・遺族の場合
 今日は、日本軍に協力させられ、意思【遺志でもある】に反して、靖国の“英霊”にされた、台湾高砂義勇隊の遺族の行動のところに触れよう。

 長らく、遺族との面会も断ってきた靖国神社であるが、映画の撮影を気にしたこともあったのか、ようやく「広報部長」が遺族との対面に応じた。
 このシーンも、極力編集カットを避けた長回しである。

YASUKUNI011.jpg

 代表者らしき男性が『合祀をやめて欲しい』など、幾つか要望事項を述べたあと、別の遺族が話をしようとすると、広報部長は会見を終了するかのように立ち去ろうとする。
 そこで、遺族たちは激昂し、大きな声でガナリ立てる。 
すったもんだの揚句ようやく対面を続けることを決めた広報部長に、遺族の子孫である中年の女性は、冒頭次のように言う。
 「私たちは日本軍に二度殺された。 一度は私たちの郷里に日本軍が侵略してきて略奪し殺戮したとき、二度目は、子ども達に皇国教育で洗脳し、義勇隊として日本軍に組み込まれて戦闘の最前線で殺されたとき」
 そして、三度、魂まで“靖国の英霊”として奪ってしまった。
「国も宗教も違う。 魂を返して欲しい」 と、強く訴えたのである。
(上記表現内容は、日本語字幕を正確に書き写したものではありません。 私が受け取った印象を文章にしたものです。 しかし、趣旨は変わっていないと思います。)


この映画の中で最も説得力を持って私に迫ってきたのは、右翼の式典での決意表明でもなく、反靖国派の若者のアジ演説でもなく、この台湾高砂義勇隊の遺族の訴えであった。

これが、この映画の中心テーマかも知れない。
すなわち・・・ おっとっと私の考えを押し付けるところだった。
監督はあくまでも観客一人ひとりに考えてもらおうとしているので、是非見に行ってください。

福岡市・天神・親富孝通りの シネテリエ天神 で、8月15日まで上映予定。
但し、今週は4回だった一日の上映回数は徐々に減ってゆく予定(他の映画と併映となる。

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福岡では、天神・親富孝通りの シネテリエ天神 で、上映中。

上映スケジュールは、ここをクリック

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テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画




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